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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2016.02.24
マクラーレン 650S GT3が耐久レースで圧倒的な速さ!
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
マクラーレンのGT3 スポーツカー「650S GT3」が、2月7日にオーストラリアのマウントパノラマサーキットで開催された「バサースト12時間レース」で快挙を成し遂げた。ニュージーランド人ドライバー、シェイン・バン・ジスバーゲンが駆るゼッケン59「Tekno Autosports」のマシンが公式予選で2:01.5670のラップタイムを叩き出し、コースレコードを更新したのである。
それまでのコースレコードは、F3の「ミゲール M11 メルセデス・ベンツ」が2014年4月に記録した2:02.6701。一気に1秒以上も縮めたのだから驚きだ。ちなみに、GTクラスのレコードとしては、2015年のバサースト12時間で「アウディ R8 LMS ウルトラ GT3」が刻んだ2:03.3091から2秒近く短縮したことになる。
しかも、マウントパノラマサーキットは世界屈指のテクニカルなコースとして知られている。コースの全長は6213kmで、高低差は174m。ストレートを直角に近いコーナーでつないだ公道セクションと公園周回路を利用したアップダウンの激しいマウントセクションで構成されているのだが、コース幅は狭くランオフエリアもじつに狭い。
YouTubeのマクラーレン公式チャンネルには、最速ラップ時のインカーカメラ映像がアップされているが、タイトで勾配のきついサーキットを見事に攻め切る走りはじつに爽快。なお、レースの結果は、ポールポジションを獲得したTekno Autosportsのアルバロ・パレンテ/シェイン・バン・ジスバーゲン/ジョナサン・ウェブ組が297周で優勝を飾っている。