車が雪にはまった時の脱出方法

車が雪にはまって動けなくなってしまったら、まずはタイヤ周りの雪をどけます。
それから、ゆっくりと車を前進や後退させてみます。

前進・後退を繰り返すことで、周囲の雪が踏み固められて脱出できることがあります。

前進させる場合は前輪の前に、後退させる場合は後輪の後ろに、
布を敷いてタイヤにかませるようにします。

雪の多い地方では、砂箱が設置されていることもあるので、
その砂を布と同様に、タイヤに噛ませるようにまきます。

その後、車をゆっくりと動かしてみましょう。
同乗者や近くに人がいる場合には、車を押してもらうとより脱出しやすくなります。

雪道にはまってしまって脱出するには、無理をしないことが重要です。

上記の方法を試してみて脱出が難しそうだと判断したら、
ロードサービスを呼んだ方が良いでしょう。
無理に動かそうとすると逆に脱出が困難になる恐れもあります。

JAFに加入していない場合でも、
車の任意保険の特約にロードサービスが付いていることもあるので、
あらかじめ保険内容と、万が一のときの連絡先を確認しておくと安心です。


以上が雪にはまった時の脱出方法になります。

しかし、雪道を走行する時は、チェーンを装備したりスタットタイヤにしたりするなど、
雪道対策をしっかりして走行することが大切です。

その上で、毛布やバスタオルなどの布やスコップなども車に積んでおくと、
万が一雪に車がはまってしまった時に役立てることができます。

また、雪道脱出用のアイテムなども市販されていますので、
雪道を車で走行する予定がある場合には、このようなアイテムを備えておくのも良いでしょう。