車のニュース
更新日:2018.11.12 / 掲載日:2015.11.30
メルセデス・ベンツ、「Aクラス」を大幅改良
大幅改良が施されたコンパクトカー「Aクラス」
メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトカー「Aクラス」を大幅改良して日本で発売した。新型Aクラスは、1.6リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載する「A 180 Style」、「A 180」、「A 180 Sports」のほか、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載する「A 250 SPORT(シュポルト)4MATIC」と、トップパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」というラインナップとなった。
MercedesBenz A class
1.6リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載する「A 180シリーズ」
エクステリアは、最新のメルセデスデザインを採用。フロントフェースは、ダイヤモンドグリルと左右につながった大型エアインテーク、AMGデザインのバンパーを組み合わせた。走行状況や天候に応じて配光モードを自動切替する「LEDパフォーマンスヘッドライト」を全モデルに標準装備。リアまわりは、エグゾーストエンドと一体化した新設計のバンパーや、デザインを刷新したLEDコンビネーションランプを採用した。Cd値0.26というクラストップレベルのエアロダイナミクスも実現する。
緊急ブレーキ機能「CPAプラス」を採用
エンジン、トランスミッション、ステアリングなどの特性を統合制御する「ダイナミックセレクト」を、「A 180 Style」、「A 180」、「A 180 Sports」、「A 250 SPORT 4MATIC」に搭載。「Comfort」、「Sports」、「ECO」とドライバーが任意に設定できる「Individual」の4モードを設定した。「A 250 SPORT 4MATIC」に搭載する2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンの最高出力は、7psアップさせて218psに向上させた。また、「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」の2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、従来の最高出力360psから381psに向上させた。
A 180 Sports
1.6リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載する「A 180 Sports」のエクステリア
安全装備は、自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減する緊急ブレーキ機能「CPAプラス」、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促す「アテンションアシスト」を全車に標準装備。
車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を設定した。全モデル標準装備の「パーキングアシストリアビューカメラ」のほか、自動操舵機能によりシフト、ブレーキ、アクセルの操作だけで縦列駐車と並列駐車の両方をアシストする「アクティブパーキングアシスト」も設定された。
Mercedes-AMG A 45 4MATIC
トップパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」
「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」は、「AMGダイナミックセレクト」を標準装備。「Comfort」、「Sports」、「Sports+」、「Individual」、「RACE」の5つのモードを設定。また、マフラー内のフラップでエグゾーストノートを切り替える「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を標準装備し、「Comfort」、「Sports」モードではフラップが閉じて落ち着いたサウンドを、「Sports+」、「Individual」モードではフラップが開いてエモーショナルなサウンドを響かせるという。
ハンドル位置は、右ハンドルのみとなる。メーカー希望小売価格は296万円(税込)~713万円(税込)