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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2015.11.27

寒冷地での車の駐車方法とは

寒冷地での車の駐車方法とは

goo-net編集チーム

寒冷地では、道路が凍結していることが多く、
普段とは違うタイヤを装着したりと運転には神経をとがらせなければなりません。

そんな中運転の最後に待っているのは駐車ですが、
実は寒冷地では駐車方法にも注意が必要です。

駐車を失敗して車を傷つけたり、自身が危険な目に遭ったりしないためにも、
寒冷地の駐車方法について知っておきましょう。

寒冷地で車を駐車する際の注意事項

駐車をしたら、通常サイドブレーキ(パーキングブレーキ)を引いて、
停車後に車が動かないようにタイヤをきちんと拘束するのが基本です。
これは、教習所でも教わる手法ですから、多くの人が実践しているはず。

ところが、寒冷地の場合には、このブレーキは引かないようにしなければなりません。

その理由は、サイドブレーキはワイヤーによってブレーキをかける機構をもつものがほとんどで、
このワイヤーに水分が付着すると、凍結して、
ブレーキが解除できなくなってしまう恐れがあるためです。

したがって寒冷地では、サイドブレーキを作動させずにエンジンを停め、
車外で輪留めを使ってタイヤが滑らないように固定するようにしましょう。

他の地域と比べた場合のリスク

他の地域と比べたときの寒冷地における自動車は、様々な面でリスクが伴うものです。

走行中に、スリップを起こす危険性や減速しづらいことはもちろん、
エアコンがフル稼働することでバッテリーが上がりやすくなっていることにも注意しましょう。

また、駐車時にも、駐車方法に気をつけるほか、
ウィンドウやドアが凍結してしまう恐れがあるため、気をつけなければなりません。

心がけておきたい装備や運転について

このようなことから、寒冷地で駐車する際にはサイドブレーキを引かないことはもちろん、
その他にも心がけておきたい装備があります。

例えば、ウィンドウの凍結を防ぐために、
駐車後に撥水剤をウィンドウに塗布しておくことも有効な方法です。

降雪地帯に住んでいる方の場合には、
ウィンドウに雪が積もって凍結しないようにカバーをかけるのも良いでしょう。

また、万が一凍結してしまった場合には、解氷剤を使用したり、
スノーブラシと呼ばれる専門の道具で氷を落としたりすることが必要になります。

これらの装備はいずれも、自動車用品店やディーラーで購入することが可能です。

寒冷地では運転にも細心の注意を払って安全確保に努めるのはもちろん、
駐車方法でも気を配り、凍結を防いで快適な状態を保つようにしましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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