【レクサス】「LS」を一部改良して発売2015【価格・装備】

　レクサスのフラッグシップセダン「LS」が一部改良を受け、9月25日に発売された。インフォテインメントシステムを改良したほか、ボディカラーに新色を追加。価格帯は854万4800円（LS460／4.6L V8エンジン／8速AT／FR）～1595万4000円（LS600hL“エグゼクティブパッケージ”／ハイブリッド／4WD）。

　12.3インチのワイドディスプレイは、地図の全面表示を可能にした。また、画面右側に簡易操作画面を設けて、利用頻度の高い「地図」、「オーディオ」、「電話」、「燃費」、「エアコン」の各機能をワンタッチで呼び出せるようにするなど、操作性も高められている。

　ナビゲーションシステムには、通信速度の速い「LTE方式」の通信モジュールを採用。通信を高速化すると同時に音声とデータの同時通信を実現し、車載通信モジュールを使ったテレマティクスサービス「G-Link」のオペレーターサービスでオペレーターと会話をしながらナビゲーションの目的地設定を行えるなど利便性を向上した。また、2015年4月より提供されている新たな道路交通情報サービス「VICSワイド」にも対応することで渋滞情報の精度が向上してより正確なルート探索が可能となったほか、緊急情報（特別警報）や気象・災害情報なども提供する。

　ボディ剛性が高められたことで、操縦安定性も向上。従来のスポット溶接よりも溶接打点の間隔を詰めることができる「レーザースクリューウェルディング」の範囲を広げたほか、ボディを面で結合してたわみを抑制する構造用接着剤の採用範囲を拡大し、ボディの高剛性化を図っている。

　ボディカラーは、新色「ソニッククォーツ」を加えた全11色展開とした。