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更新日:2018.10.23 / 掲載日:2015.10.09
レクサス LX 新車紹介
レクサス LX 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2015年8月20日
レクサスインフォメーションデスク
0800-500-5577
文●森野恭行 写真●レクサス
■ついに日本デビューを迎えたレクサスブランドの最高峰SUV
レクサスの最上級SUVがLX。日本では知る人ぞ知る存在だが、北米や中東の市場においてはかねてからメルセデスGLクラスやレンジローバーのライバルとして認知されている。なら、その正体は?ベース車は初代がランクル80系、2代目はランクル100系で、現行の3代目はランクル200系を母体としている。とはいえ、内外装や走りのテイストは、きちんとレクサス・テイストに仕立てられている。3代目のビッグマイチェンを機に、待望の日本デビューを遂げたというわけだ。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
ランクル200系がほぼ同時期にビッグマイナーを実施しただけに、違いが気になるひとも多いだろう。最大の相違はレクサスLX独自の内外装だが、エンジンの違いも大きな要素だ。海外版には5.7Lがあるが、日本のランドクルーザーは4.6Lのみの展開のため、ストロークアップにより59馬力/7.6kg mの性能を上乗せした3UR-FE型ユニットの存在感はひとしおと言える。ATも6速から8速に格上げされているから、走りのゆとりや洗練度は「別世界」と表現してもいいだろう。
そのほかにも、カスタマイズモード付きのドライブセレクトや21インチタイヤなど、レクサスLXならではのウリの要素を持つ。セダン系の頂点に立つLSとともに、レクサスのステイタス性を強くアピールするモデルとなるのは間違いない。
また、安全面にも注目点がある。最新プリクラッシュセーフティの「レクサス・セーフティシステム+(プラス)」が新規導入されたのだ。これは「トヨタ・セーフティセンスP」と同様の技術で、歩行者検知機能付きの自動ブレーキが最大の目玉。ミリ波レーダーと単眼カメラを用いたシステムで、多彩なアシスト機能と高い性能を誇っている。
■インテリア/エクステリア写真[1]
前後スタイルだけでなく、内装も「さすがレクサス」と納得の高級感あふれる仕上がり。最上級レザーや本木目パネルを惜しみなく使っている。ひと言で言えば・・・ゴージャス!
フルサイズSUVらしく3列8人乗りのキャビンを完備。後席の広さと快適性は高級サルーン並みで、豪華な本革シートも魅力を主張する。レジャーユースでは特大の荷室が威力を発揮する。
■インテリア/エクステリア写真[2]
トヨタブランドを含めて、国内市場には初お目見えの5.7L・V8ユニット。377馬力/54.5kg mの高性能を余裕で生み出す心臓だ。
スピンドルグリルの採用に合わせて、リヤスタイルもモダンかつシャープな造形に変更された経緯がある。
リヤクオーターガラス後端のメッキトリムをシャープな処理とするなど、サイドビューもレクサスらしい仕上がり。全長5m強、全幅2m弱の巨体は、周囲を威圧する存在感をアピールする。
レクサス LX570(8速AT)
全長×全幅×全高 | 5065×1980×1910mm |
---|---|
ホイールベース | 2850mm |
トレッド前/後 | 1645/1640mm |
車両重量 | 2720kg |
エンジン | V8 DOHC |
総排気量 | 5662cc |
最高出力 | 377ps/5600rpm |
最大トルク | 54.5kg m/3200rpm |
JC08モード燃費 | 6.5km/L |
サスペンション前 | ダブルウィッシュボーン |
サスペンション後 | トレーリングリンク |
ブレーキ前後 | Vディスク |
タイヤ前後 | 285/50R20 |