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更新日:2018.10.13 / 掲載日:2015.09.09
【トヨタ】新型4代目プリウスをワールドプレミア発表【価格・発売時期】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタの新型「プリウス」が、9月8日に米国ラスベガスで世界初披露された。1997年に発売された世界初の量産ハイブリッド乗用車、プリウスの4代目となる。
新型プリウスは、パワートレインユニットとプラットフォームを一体的に新開発することでクルマの基本性能や商品力を向上させる、トヨタのクルマづくり構造改革「TNGA(Toyota New Global Architecture)」を採用したはじめてのモデル。「PRIUS(ラテン語で「先駆けて」の意)」という名前のとおりハイブリッド技術をさらに進化させ、低重心パッケージに搭載する。
高剛性化が図られたボディは、プリウスの象徴であるデザイン「トライアングルシルエット」を継承しながらTNGAによる低重心パッケージと融合させた。ボディサイズは全長4540(従来モデル比+60)×全幅1760(+15)×全高1470(-20)mmで、ルーフの頂点を20mm低くしながら前出ししエンジンフードを低く設計することでスタイシッシュなシルエットとしている。
ハイブリッドシステムは、軽量・コンパクト化しながら燃費をさらに向上。熱効率を40%以上に高めたエンジンやトランスアクスル、モーター、バッテリーなどの各ユニットが、より小型かつ軽量に仕上げられている。
安全装備としては、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用。ミリ派レーダーと単眼カメラを組み合わせ、クルマだけでなく歩行者も検知する衝突回避支援型プリクラッシュセーフティなど4つの先進安全機能が含まれる。
プリウスは、日本と北米を中心に世界約80の国と地域で販売されており、2015年末現在の累計販売台数は350万台超。新型プリウスは2015年年末より日本で販売を開始し、順次世界各国・各地域で発売していく予定。
パッケージングは進化し、居住性がさらに高まった4代目の室内。
シンプルさを極めた操作系のデザインが、インテリアに高品質感をもたらしている。
充電をはじめスマートフォンの使用環境が大幅に改善されているとみられる。