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更新日:2018.11.21 / 掲載日:2015.08.27
スズキ、「ソリオ」、「ソリオ バンディット」をフルモデルチェンジ
フルモデルチェンジしたコンパクトトールワゴン「ソリオ」
スズキは8月26日、コンパクトトールワゴン「ソリオ」、「ソリオ バンディット」をフルモデルチェンジして発売した。新型ソリオは、新開発プラットフォームを採用し、ボディサイズは全長3710mm、全幅1625mm、全高1745mm。ホイールベースは2480mm。先代モデルから全幅が5mm拡大。全高は20mm低くなっている。全長は同じで、ホイールベースが30mm拡大。これにより室内長は400mm拡大して2515mmを実現する。
インパネのメーターをセンターメーターとして、左右対称なシンメトリーデザインを採用
エクステリアは、基本的なデザインテイストは踏襲しつつ、ヘッドライトを横方向に長いデザインとしてボンネットを広げ、ワイド感を強調している。フロントフェースのデザインは、ソリオとソリオ バンディットでは違ってくる。ソリオは、メッキ加飾のフロントアッパーグリルにLEDイルミネーションを内蔵。ソリオ バンディットは、ヘッドライトを上下分割のデザインに変更している。
パワートレーンは、新開発した「K12C型」の1.2リッター直列4気筒DOHCデュアルジェットエンジンに、「マイルドハイブリッド」と呼ばれるハイブリッドシステムの組み合わせ。JC08モード燃費は、最高で27.8km/lを実現する。
新型ソリオは、新開発プラットフォームを採用
フルオートエアコンは、ナノイー発生機能が附属する
新設計となったサスペンションは、フレームのフラット化で軽量・高剛性を実現。フレームと車体メンバーの固定点を増やしてサスペンションの横剛性を高めている。前後サスペンションともにストローク幅を増やし、スタビライザーを装着している。
インテリアは、インパネのメーターをセンターメーターとして、左右対称なシンメトリーデザインを採用。ソリオは、センターガーニッシュにシルバーを使用し、チャコールグレーのシート表皮を採用する。ソリオ バンディットは、ピアノブラック調のセンターガーニッシュを採用。黒基調のシート表皮にダークパープルのアクセントを配置する。
衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をGグレード以外にオプションとして設定
装備面は、衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をGグレード以外にオプションとして設定。「車線逸脱警報機能」、「ふらつき警報機能」、「先行車発進お知らせ機能」などがセットになるほか、「前方衝突警報機能」、「前方衝突警報ブレーキ機能」、「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」、「自動ブレーキ機能」などを採用する。
このほか、電動開閉する「ワンアクションパワースライドドア」は、作動中に開閉操作するとその位置でスライドが停止する「一時停止機能」を採用。ソリオ ハイブリッド MZ、ソリオ バンディット ハイブリッド MVで採用しているフルオートエアコンは、ナノイー発生機能が附属する。Gグレード以外にオプション設定となるメモリーナビゲーションは、ボディの前後左右の4個所に設置したカメラを利用した「全周囲モニター」がセットになる。
メーカー希望小売価格は、ソリオが145万4760円(税込)~196万7760円(税込)、ソリオ バンディットが182万5200円(税込)~195万1560円(税込)