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更新日:2018.11.04 / 掲載日:2015.08.21
アウディ、「TT シリーズ」をフルモデルチェンジ
コンパクトスポーツカー「TT クーペ」
アウディ ジャパンは8月20日、コンパクトスポーツカー「TT クーペ」、「TT ロードスター」、「TTS クーペ」をフルモデルチェンジし、日本で発売した。
今回のフルモデルチェンジで3代目が登場。9年ぶりのフルモデルチェンジとなった。いずれも2.0リッター直列4気筒DOHC直噴ターボ「2.0 TFSI」を搭載。TT クーペは、2WDとフルタイム4WDの2タイプを設定。TT ロードスターとTTSは4WD仕様となる。
「TTクーペ」のインテリア
2.0 TFSIエンジンは、最高出力169kW(230ps)、最大トルク370Nmを発生。TTSには高性能バージョンとなり、最高出力は210kW286ps)、最大トルクは380Nmとなる。トランスミッションは、全車デュアルクラッチトランスミッションの6速Sトロニックを採用。JC08モード燃費は、TT クーペ クワトロ比で13.0km/lから14.7km/lに、TTS クーペ比で11.8km/lから14.9km/lへ向上させている。
「アウディバーチャルコックピット」を採用
インテリアは、クラス初のフルデジタル多機能メーター「アウディバーチャルコックピット」を全モデルに採用。メーターパネルが収まる場所に、高解像の12.3インチデジタル液晶ディスプレイを装備する。このディスプレイでは速度やエンジン回転数などを表示するほか、ナビゲーション/インフォテイメントシステムのディスプレイ機能も統合されている。これにより、従来のアナログ式メーターや独立したディスプレイに対して、視認性や操作性が大幅に向上した。
2.0 TFSIエンジンは、最高出力169kW(230ps)、最大トルク370Nmを発生
デザインは、先代モデルのイメージを踏襲しつつ、ボンネット上に移されたフォーシルバーリングスのエンブレムや6角のシングルフレームグリル、LEDヘッドライトなど、新しさも取り入れている。ボディサイズは全長4180mm、全幅1830mm、全高1380mm。全長と全幅はそれぞれ10mm短縮したが、ホイールベースは40mm延長の2505mmとなる。
TT Roadstar
ソフトトップを採用したTT ロードスター
ソフトトップを採用したTT ロードスターは、2+2のクーペモデルなのに対し、2人乗りとしている。マグネシウムやアルミを多用して軽量化を図った電動ソフトトップは、約50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能。オープントップ化による剛性低下を補うため、ボディー各部に特別な補強し、安全対策としてロールオーバーバーを装備する。
TTS Coupe
TTSクーペもフルモデルチェンジ
コンポジット構造の軽量ボディは、フロアまわりを強化スチールなどで構成。ボディフレーム上部とアウターパネルはオールアルミ製とし、高い剛性、衝突安全性を確保しながら軽量化に成功している。
メーカー希望小売価格は、542万円(税込)~768万円(税込)