中古車購入
更新日：2018.11.29 / 掲載日：2015.07.10
お薦め中古車全部見せ！
中古車の購入には大金が動くのに、ユーザー側は1度買ったら「やり直し！」とはいかないもの。それだけに、購入前の事前準備、とくに車種選びが中古車購入を成功させるためには大切になってくる。そこで！Goo編集部が中古車市場を徹底調査し、お薦めの中古車を厳選。これでもう迷いません！
たくさんあるから選びやすい！台数が多いクルマ全部見せ！
中古車物件が多いと有利な理由
●定番の安心感 ●選択が豊富 ●価格が安い
コンディションや装備 見比べるメリットは大
新車と違って中古車は1台1台のコンディションが異なり、さらに保証付き中古車でない場合には自分で見極めることが必要となる。すると物件数が多い中古車は選択肢が多くなるわけで、それだけ選りすぐるチャンスがあると考えられる。とくに中古車の購入に不安を持つユーザーにとっては、台数が多いモデルのなかから選ぶというのも、ひとつの正しい見識だ。
また、数が多いということは、それだけ新車当時のユーザー人気が高かったことの裏付けでもある。つまり、購入後に「こんなはずじゃなかった」とガッカリすることも少なくて済む。とくにビギナーや生活の道具としてクルマを探しているユーザーは、ベストセラーカーを選ぶことをお薦めする。
コンパクト1位 4487台 ホンダ フィット
中古車参考価格帯：25万円～158万円（2007年～2013年）
メインカーとしても使える実力を持つ最新コンパクト。その台数はそのまま市場のクルマに対する評価とも受け止められる。フィットは2代目が中古車の主力だが、現行型の3代目もまだまだ高価ながら急増中。ノートはモデルライフ的に買い得だ。
軽自動車1位 9357台ダイハツ ムーヴ
中古車参考価格帯：30万円～165万円（2010年～2014年）
新車での人気を背景に、圧倒的な物件登録数を誇る1位ムーヴ。しかも、買い頃の100万円前後にボリュームは集中していることもあって、文句無しにお薦め。ライバルはワゴンRで、そこに切り込んできているのがトール系のタント、注目の存在だ。
スポーツ1位 753台日産 フェアレディZ
中古車参考価格帯：190万円～540万円（2008年～）
あまり販売台数がないカテゴリーではあるが、そのなかでもフェアレディZは価格、台数ともにお薦めしやすいモデル。RX-8はレアなロータリー車ということで、いまのうちに手に入れておきたい。
ワゴン1位 2318台スバル レガシィツーリングワゴン
中古車参考価格帯：120万円～330万円（2009年～2014年）
ワゴンの王者とも言えるレガシィが圧倒的大差をつけて1位に。しかし注意したいのが、この台数には歴代モデルも含まれるということ。3～5年落ちのボリュームゾーンは150万円～200万円となる。
2位 1314台 トヨタ カローラフィールダー
3位 589台 BMW 3シリーズツーリング
セダン1位 3808台トヨタ クラウン
中古車参考価格帯：40万円～270万円（2003年～2008年）
セダン部門は意外な結果に。1位のクラウンはあらゆる意味で納得だが、続くのが輸入車の3シリーズというのに驚く。価格的な買いやすさを考えると注目は3位のマークX。価格も低くねらい目だ。
2位 1459台 BMW 3シリーズ
3位 1397台 トヨタ マークX
ミニバン1位 3935台日産 セレナ
中古車参考価格帯：120万円～270万円（2010年～）
売れ筋であるファミリー系が1位、3位と入ったのに加え、高級ミニバンのアルファードが2位にランクインしているところがポイント。どのモデルも中古車として買いなお薦め車となっている。
2位 3385台 トヨタ アルファード
3位 3092台 トヨタ ヴォクシー
SUV1位 1999台日産 エクストレイル
中古車参考価格帯：200万円～270万円（2013年～）
手頃な価格でありながら、本格的なクロスカントリー性能を持つエクストレイルは納得の1位。3位のハリアーは現行型の人気によって先代モデルの相場が下落。いよいよねらい目と言えるだろう。
2位 1237台 日産 ジューク
3位 1127台 トヨタ ハリアー
逆に希少なのは・・・
今日でも高い人気！
スポーツ系希少モデルはプレミア値に
スポーツカー系が希少になるのは、新車販売台数が少ないため。写真のマツダ AZ-1はコレクターアイテムとして人気で、100万円前後が相場と価格が高騰している。ほかにも希少モデルはやはりコレクター的な価格がつけられていることが多い。
憧れのクルマをあきらめるのはまだ早い!?人気モデルは先代 先々代がねらい目！
先代、先々代がねらい目な理由
●大幅な値落ち ●豊富な物件数 ●格上がねらえる
人気車種が思わぬ価格で手に入る！
価格と内容のバランスがグッド
中古車の価格は需要と供給のバランスによって決まるので、値段を下げなくてもユーザーがほしがる人気モデルは、中古車市場では長く高値をキープする傾向にある。
それでも、憧れのクルマをあきらめる必要はない。人気車種の現行モデルが高いのは当たり前だが、年式を下げ、世代をさかのぼることで価格はどんどん下がっていくからだ。もちろん高年式の現行モデルと比べれば性能やコンディションは異なるかもしれないが、ここ10年内に登場したモデルであれば、ガッカリするほどの古さはないはず。
とはいえ、購入後のリスクを考えるとあまり古いモデルはお薦めできない。ねらい目となるのは先代、先々代モデル。安さと安心感、そして選択肢の多さがポイントだ。
先代 日産 スカイライン
高級セダンを安く買うには
日本を代表するセダンとして長年愛されてきたスカイライン。その長い歴史において、時代の変化に合わせて高級路線に舵を切ったのが先々代モデルV35だった。中古車としては、それをよりブラッシュアップさせた先代V36がお薦め。価格と内容のバランスがよく、ルックス的にもまだまだ「現役感」があるからだ。
中古車参考価格帯：60万円～270万円（2006年～2013年）
2010年 日産 スカイライン 370GTタイプS（7速AT）
全長×全幅×全高：4780×1770×1450mm
車両重量：1610kg
エンジン：V6 DOHC
総排気量：3696cc
最高出力：330ps／7000rpm
最大トルク：36.8kg m／5200rpm
燃費：9.7km／L（10・15モード）
サスペンション前後：ダブルウィッシュボーン
まだまだ古さを感じさせないインテリアは、購入後の満足感も高い。ナビなど装備が充実した物件を選ぶのがコツ。
先代 トヨタ ヴォクシー
人気車種も先代なら買い得
兄弟車のノアと性能や装備面では同等ながら、個性的なルックスが人気を呼んだヴォクシーは中古車相場も高値安定。これまでなかなかお買い得ゾーンに落ちてくることはなかったが、現行型に切り替わって1年以上、ようやく買いのタイミングとなった。今後物件数も増えると想定されるため、選択肢も豊富となる。
中古車参考価格帯：80万円～250万円（2007年～2014年）
2007年 トヨタ ヴォクシー X（CVT）
全長×全幅×全高：4595×1695×1875mm
車両重量：1630kg
エンジン：直4DOHC
総排気量：1986cc
最高出力：140ps／5600rpm
最大トルク：19.4kg m／3900rpm
燃費：12.6km／L（10・15モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
ファミリー系ミニバンは室内の汚れをとくに気をつけてチェックしよう。フロアマットはめくってカーペットまで確かめること。
先代 ホンダ オデッセイ
上級モデルを安価で買うなら先代モデルの初期が安い
上級ミニバンとして独自のポジションを確立したオデッセイ。現行型にフルモデルチェンジしてから1年以上が経ち、いよいよ先代モデルの相場も下がってきた。100万円後半で上質車がねらえる現状であれば、高年式モデルを購入して長く乗るというプランは大いにアリ。憧れだった上級グレードにも手が届く！
中古車参考価格帯：110万円～210万円（2008年～2012年）
2008年 ホンダ オデッセイ アブソルート（5速AT）
全長×全幅×全高：4800×1800×1545mm
車両重量：1630kg
エンジン：直4DOHC
総排気量：2354cc
最高出力：206ps／7000rpm
最大トルク：23.7kg m／4300rpm
燃費：11.4km／L（10・15モード）
サスペンション前後：ダブルウィッシュボーン
上級にはシート表皮にレザーが使われていることも多い。しかし、状態が悪いものは、そこから加速的に破損が広がるケースもある。
先代 ダイハツ タント
綺麗に使われていた車両を探して手に入れよう
背の高さとスライドドアを生かした使い勝手のよさが人気を集めているタント。軽自動車の中古車は値落ち率が低く、とくに人気車種になるとその傾向が強いため、価格と年式のバランスを見極める必要がある。ねらい目はズバリ先代だ。選ぶ際は、室内の綺麗さ、ニオイにも注意したい。-
中古車参考価格帯：40万円～150万円（2007年～2013年）
2011年 ダイハツ タント G（CVT）
全長×全幅×全高：3395×1475×1750mm
車両重量：930kg
エンジン：直3DOHC
総排気量：658cc
最高出力：52ps／6800rpm
最大トルク：6.1kg m／4000rpm
燃費：22.5km／L（10・15モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
先代 ダイハツ ムーヴ
先代モデルなら前期後期ともに選り取りみどり
とにかく物件数が多いことが目を引くムーヴだが、中古車の価格はわかりやすく、先代モデルが60万円～100万円がボリュームゾーンで、もっとも中古車として買いやすい価格帯を形成。先々代となるとコミコミで50万円もねらえるが、コンディションを見極める必要がありそうだ。-
中古車参考価格帯：40万円～150万円（2010年～2014年）
2010年 ダイハツ ムーヴ X（CVT）
全長×全幅×全高：3395×1475×1635mm
車両重量：810kg
エンジン：直3DOHC
総排気量：658cc
最高出力：52ps／7200rpm
最大トルク：6.1kg m／4000rpm
燃費：27.0km／L（10・15モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
先代 スズキ ワゴンR
燃費のいい現行より値落ちした先代が買い！
軽自動車の王道としてムーヴと覇権を争うワゴンRは、中古車市場でも同レベルの物件数と人気。価格帯もムーヴと似ているため、2台を比べて好みのものを選ぶという決め方でいいだろう。車両価格だけで判断せず、詳細を確認してナビなど装備の充実した中古車を探したい。-
中古車参考価格帯：40万円～100万円（2008年～2012年）
2008年 スズキ ワゴンR FX（4速AT）
全長×全幅×全高：3395×1475×1660mm
車両重量：800kg
エンジン：直3DOHC
総排気量：658cc
最高出力：54ps／6500rpm
最大トルク：6.4kg m／3500rpm
燃費：23.5km／L（10・15モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
同じ予算で・・・あなたはどっち？
たとえば同じ上級セダンのカテゴリーで実際に存在する悩ましい選択。
たとえば、上質なドライバーズセダンがほしいというユーザーにとって、悩ましい選択だと思わえれるのが現行型のトヨタ マークXとレクサスISの選択。価格的にはどちらも同じような160万円～200万円という中古車価格帯に属する。最終的には好みではあるものの、プレミアムブランドであるレクサスを選択するというのも中古車ならではの選択肢。大いに悩みたいところだ。
先代 レクサス IS
中古車参考価格帯：110万円～400万円（2005年～2013年）
ひとつひとつの素材やディテールにプレミアムブランドならではの高品質を味わえるIS。先代であってもその実力は高い。
OR
トヨタ マークX
輸入車は？
先代 BMW 3シリーズ
人気モデルも先代ならば夢じゃない！
日本車にはない独自のデザインや走りのテイストが期待できる輸入車。どうしても高級車が多いため、中古車であってもねらい目は低年式になる。そのなかでも先代3シリーズは価格と内容のバランスがマッチしているためお薦めだ。
先代ねらいは難しい!?
スズキ ジムニー
現行モデルと価格の逆転現象が発生
ジムニーが現行型にモデルチェンジしたのは今から17年前の1998年のこと。通常なら古いクルマは人気がなくなり安くなるのだが、ジムニーは逆。マニアが探しているため、プレミア価格がついているものもある。（写真は2014年モデル）
※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net 2015年6月調べ。「相場予想」は、Goo編集部がGoo-netのデータを参考に予想した相場であって、中古車価格を保証するものではありません。
フルモデルチェンジかマイナーチェンジか、それともファイナルモデル？で知る絶好の買いどき全部見せ！
買いどきになる理由
●買い替えで物件増 ●価格が変化する ●高くなる前に買う
モデルの変更によって中古車相場も変わる！
中古車市場への影響を先読みして動きたい
日本の自動車は登場してから4年から6年でフルモデルチェンジ（全面改良）を行い、たいていはその間に一度マイナーチェンジ（大幅改良）を受ける。これをモデルライフと呼ぶ。改良を行う理由は商品力の強化だから、一般的には改良を受けた直後は人気が高まり、販売台数も増えることになる。
中古車の相場を考えるときには、このモデルライフを意識することが、じつは重要。乗り換えによる物件の増加や新型効果による既存モデルの値落ちなど、まさに相場を左右する重要なファクターとなるからだ。
フルモデルチェンジ
マツダ デミオ
先代の安さは注目に値する
2014年9月にフルモデルチェンジを行ったデミオ。ディーゼルモデルも大評判の現行型はまだまだ台数も少なく、あえて中古車でねらうメリットが少ない。どうしても現行型がいいというのでなければ、先代モデルがお薦め。なんといっても価格が安く、3年落ち程度の高年式車でもコミコミ100万円。低年式なら総額50万円も可能だ。
中古車参考価格帯：30万円～140万円（2007年～2014年）
2011年 マツダ デミオ 13 スカイアクティブ（CVT）
全長×全幅×全高：3900×1695×1475mm
車両重量：1010kg
エンジン：直4DOHC
総排気量：1298cc
最高出力：84ps／5400rpm
最大トルク：11.4kg m／4000rpm
燃費：25.0km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
ホンダ シャトル
中古車参考価格帯：80万円～190万円（2011年～2015年）
2011年 ホンダ フィットシャトル 15X（CVT）
全長×全幅×全高：4410×1695×1540mm
車両重量：1150kg
エンジン：直4SOHC
総排気量：1496cc
最高出力：120ps／6600rpm
最大トルク：14.8kg m／4800rpm
燃費：18.6km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：車軸式
マイナーチェンジ
マツダ アテンザセダン
新型の中古車登場はまだ先
2012年に現行モデルへとフルモデルチェンジしたセダン。フルスカイアクティブによる低燃費と「鼓動デザイン」も評判で、マツダ復活を印象付けたモデルだ。マイナーチェンジは2015年1月で、残念ながら中古車はまだ出まわっていない。従って自動的にお薦めは前期。しかも初期モデルとなる。
中古車参考価格帯：150万円～320万円（2012年～）
評判のよかったデザインをさらに磨き上げた改良後のモデル。だが、クルマの基本性能に大きな違いはない。
2012年 マツダ アテンザセダンXD（6速AT）
全長×全幅×全高：4860×1840×1450mm
車両重量：1510kg
エンジン：直4DOHCディーゼルターボ
総排気量：2188cc
最高出力：175ps／4500rpm
最大トルク：42.8kg m／2000rpm
燃費：20.0km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：マルチリンク
マツダ CX-5
ようやく中古車の旨味が出る
2012年から登場したCX-5は、マツダ快進撃のきっかけを作ったSUV。新車もコストパフォーマンスの高さが光る1台で、2015年1月のマイナーチェンジでさらに磨きをかけた。中古車の方に目を向けると、2012年の初期モデルが徐々に台数を増やしつつある。価格も200万円前半と手が出しやすい。ずばりMC前が買い得だ！
人気車だけにマイナーチェンジによる変化は少な目。前期型を買っても満足度は高いと言えるだろう。
中古車参考価格帯：160万円～320万円（2012年～）※ナンバープレートははめ込み合成です。
2012年 マツダ CX-5 XD（6速AT）
全長×全幅×全高：4540×1840×1705mm
車両重量：1510kg
エンジン：直4DOHCディーゼルターボ
総排気量：2188cc
最高出力：175ps／4500rpm
最大トルク：42.8kg m／2000rpm
燃費：18.6km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：マルチリンク
ファイナルモデル
三菱 ランサーエボリューションX
早く買わないと高値になる!?
かつて世界ラリー選手権を制覇したモータースポーツの申し子が惜しまれつつも新車販売を終了。ラストモデルは限定1000台があっという間に完売した。となると、今後は中古車の相場も上昇が予想される。ほしいなら早めの行動が必要。-
中古車参考価格帯：160万円～440万円（2007年～2015年）
2015年 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション（5速MT・DCT）
全長×全幅×全高：4495×1810×1480mm
車両重量：1530kg
エンジン：直4DOHCターボ
総排気量：1998cc
最高出力：300ps／6500rpm
最大トルク：43.0kg m／3500rpm
燃費：10.4km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：マルチリンク
※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net 2015年6月調べ。「相場予想」は、Goo編集部がGoo-netのデータを参考に予想した相場であって、中古車価格を保証するものではありません。
世代を超えて愛される怪物モデルの全部見せ！
トヨタ プリウス
トヨタ プリウス初代 中古車参考価格帯：30万円～50万円（1997年～2003年）
トヨタ プリウス2代目 中古車参考価格帯：40万円～120万円（2003年～2009年）
トヨタ プリウス3代目 中古車参考価格帯：90万円～250万円（2009年～）
2009年 トヨタ プリウス S（CVT）
全長×全幅×全高：4460×1745×1490mm
車両重量：1350kg
エンジン：直4DOHC＋モーター
総排気量：1797cc
エンジン最高出力：99ps／5200rpm
エンジン最大トルク：14.5kg m／4000rpm
モーター最高出力：82psrpm
モーター最大トルク：21.1kg m
燃費：30.4km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
ねらいは・・・現行型 S
物件が豊富で、基本的な装備が揃うスタンダードグレード「S」がねらい目。アルミホイール、姿勢制御装置も標準だ。
トヨタ ハリアー
中古車は2代目を中心に豊富な在庫が揃っている
上級な佇まいとゆったりした走り味が多くのユーザーの心をとらえたハリアー。2013年に登場した現行型で3代目となるが、中古車を買うなら2代目がお薦め。生産期間は10年にも及び、物件数も多くて希望の条件を満たす物件が探しやすいからだ。全年式における平均価格はおよそ160万円だが、初期型ならば100万円台前半の予算でも十分ねらえる。-
トヨタ ハリアー初代 中古車参考価格帯：30万円～70万円（1997年～2003年）
トヨタ ハリアー2代目 中古車参考価格帯：60万円～260万円（2003年～2013年）
トヨタ ハリアー3代目 中古車参考価格帯：280万円～360万円（2013年～）
2003年 トヨタ ハリアー 240G Lパッケージ（4速AT）
全長×全幅×全高：4730×1845×1680mm
車両重量：1600kg
エンジン：直4DOHC
総排気量：2362cc
最高出力：160ps／5600rpm
最大トルク：22.5kg m／4000rpm
燃費：11.0km／L（10・15モード）
サスペンション前後：ストラット
ねらいは・・・先代240G Lパッケージ
2.4L 4気筒を積む240Gは燃費や経済性を重視するひとには嬉しい。Lパッケージなら装備も充実して満足度が高い。
即買い必至 いますぐ行動したい！特別編ロックオンモデル！
ロックオン
スバル フォレスター
中古車参考価格帯：190万円～310万円（2012年～）
レジャーに最適な万能選手
登場から3年が経過し、この1年間の相場動向を見てもお買い得感が高まってきた現行型フォレスター。高めのドライビングポジションで運転が楽であることに加え、話題の自動ブレーキ機能「アイサイト」も注目のポイント。オンロードでも走りが楽しく、まさに夏のレジャーの万能選手。これから買い時がはじまる本命の1台である。
押し出し感があって力強いエクステリアもフォレスターの魅力。サイズアップしたため、居住性も改善した。
2012年 スバル フォレスター 2.0XTアイサイト（CVT）
全長×全幅×全高：4595×1795×1695mm
車両重量：1590kg
エンジン：水平対向4DOHCターボ
総排気量：1998cc
最高出力：280ps／5700rpm
最大トルク：35.7kg m／2000～5600rpm
燃費：13.2km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：ダブルウィッシュボーン
日産 リーフ
注目の電気自動車リーフも100万円を切る中古車が出はじめてきている。物件数も以前より増えており、買いやすい状況に。走りは、エンジン車にはないフィーリングなのも魅力。
トヨタ アクア
昨年末にマイナーチェンジを受けたアクア。高値が続いていた中古車相場は下降傾向にあり、お買い得度がここ最近で大きくジャンプアップした。100万円以下の予算からねらえるのも嬉しい。
中古車参考価格帯：90万円～220万円（2011年～）
2011年 トヨタ アクア G（CVT）
全長×全幅×全高：3995×1695×1445mm
車両重量：1080kg
エンジン：直4DOHC＋モーター
総排気量：1496cc
エンジン最高出力：74ps／4800rpm
エンジン最大トルク：11.3kg m／3600～4400rpm
モーター最高出力：61psrpm
モーター最大トルク：17.2kg m
燃費：35.4km／L（JC08モード）
サスペンション前：ストラット
サスペンション後：トーションビーム
まとめ 中古車購入は相場を見る目が大切！
積極的な想いが思わぬ出会いを引き寄せる
中古車には「買いの時期」というのが確かに存在する。たとえば、フルモデルチェンジから1～2年くらいして先代モデルの価格がググッと下がってきた時。または魅力的なライバルの登場によって、相場に影響が起きた瞬間などなど。
だが、値段の変化にはそれなりに時間が必要で、1週間やそこらで急に半額になるようなことはまずない。だから、自分がほしいと目星をつけたクルマがあったとしたら、そのクルマの現行型、先代、先々代の相場をチェックし（Goo-net.jpの「価格相場」がお薦め）、ライバルとなるクルマをひとつふたつ見ておけば十分。大切なのは、現状を把握し、それがどういう状況にあるか判断すること。
全体像が掴めたら、そこからグレードごとの価格差や年式・走行距離といった条件による違いのような詳細情報にアクセスしていこう。一度にたくさんの情報を得ようとすると、かえってわからなくなりがちだ。
そうやって定期的に相場をチェックしていると、ある時ふと自分の心に響く、中古車が現れてくるもの。そんな出会いがあったら、ぜひすぐに現車確認に出かけてみよう。きっとそのクルマは気にいるはずだ。
また、ただやみくもにデータだけで判断しても、なかなかいい中古車買いは難しいもの。じっくりとデータを読み解いて、行動は素早く！これが勝利のコツだ。
※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net 2015年6月調べ。「相場予想」は、Goo編集部がGoo-netのデータを参考に予想した相場であって、中古車価格を保証するものではありません。
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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