スズキ、新型｢アルト ラパン｣を発売 JC08モード燃費は35.6km/lを記録

ボディカラーは新色の｢コフレピンクパールメタリック｣、｢フォーンベージュメタリック｣のほか、｢フレンチミントパールメタリック｣の3色をキャラクターカラーとして設定。そのほか、｢シフォンアイボリーメタリック｣、｢カシスピンクパールメタリック｣などをラインナップする。

先代モデルにあった｢ホワイト2トーンルーフ仕様｣は、｢S｣、｢X｣に設定されており、今回は、ルーフ、ボディー、モールの｢3トーンコーディネート｣としている。このほか、上級グレードの｢X｣は、AピラーとBピラーをブラックアウトにして、高級感を高めている。

そのほかの装備は、フロントウインドー上側に設置したレーザーレーダーを使用する｢レーダーブレーキサポート｣を採用。ペダルの踏み間違いによる誤発進を防止する｢誤発進抑制機能｣、高速走行中の急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させる｢エマージェンシーストップシグナル」などを装備。タイヤのスリップや車両の横滑りを防止する｢ESP」などの安全装備は全車に標準装備となる。

また、5月に実施された一部仕様変更で、｢スペーシア｣に採用された｢全方位モニター付メモリーナビゲーション｣をG以外のグレードにオプションとしている。

新型アルト ラパンでは、プラットフォームも刷新されている。ボディは強度を保ちながら重量を軽減できる高張力鋼板の採用を拡大。高張力鋼板は従来型から重量比で約75％増やした全体の約45％に、超高張力鋼は同約14％増加の約16％に拡大し、軽量化を図っている。フロア下に設定する骨格を前後で連続させるという構造の見直しや、フロントサスペンションフレームの車体骨格との一体構造化、980Mpaの超高張力鋼を使ったフロントシートフレーム、リアシートの構造見直しなどが実施された。

メーカー希望小売価格は、107万7840円(税込)～149万2560円(税込)