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更新日:2018.10.21 / 掲載日:2015.06.05
スバル エクシーガ クロスオーバー7 新車紹介
スバル エクシーガ クロスオーバー7 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2015年4月16日
スバルコール
0120-052215
文●森野恭行 写真●富士重工業
■SUVのような力強さが自慢の7シーターミニバン
クロスオーバー7は、2013年秋の東京モーターショーに参考出品されたモデルの市販型。それだけに、登場を待ちわびていたひとも多いはずだ。ポイントは、10mmのロードクリアランス拡大と、タフさを印象づけるSUV仕立てのルックスにある。母体のエクシーガのキャッチフレーズは「レガシィのDNAを持つ7シーター」だったから、このモデルは「アウトバックのDNAを注入した7シーター」という位置づけになるのだろう。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
まずはパッケージ。専用バンパーやホイールアーチモールの装着でボディは少し大型化したが、それでも全長4780mm×全幅1800mmに収めている。高さ方向の拡大もわずか10mmだから、乗用車ライクなドラポジや乗降性のよさはそのままだ。本格派SUVと比べて、乗り替えの敷居は低い。しかも、3列7人乗りという才能を有するのだから、さまざまなシーンで活躍することだろう。
エクシーガには2Lターボの設定もあったが、クロスオーバー7の心臓は自然吸気2.5LのFB25のみ。その性能は173馬力/24.0kg mで、1.6トンを超える車重やAWD(アクティブトルクスプリット式)との組み合わせを考慮しても、十分なゆとりを持つ。ミッションはCVTを採用する。
そして、エクシーガから大きくイメージを変えたインテリアも見逃せないところ。シート(標準はファブリック/合成皮革)をメインとして、ドアトリムやインパネ、レザーステアリングにもタン色をあしらったのがポイントで、これまでにない華やかさを演出している。エクシーガの発展・後継型としてリリースされたクロスオーバー7だが、この大規模改修は成功。スバルらしさがあふれる「個性派7シーター」に仕上がった。
■インテリア/エクステリア写真[1]
内装は上質かつファッショナブルな印象に変身。新採用したタン色のトリムやピアノブラック調パネルがカギだ。「ウルトラスエード+レザーシート」もオプション設定する。
2+3+2の7シーター配置を踏襲する。着座姿勢は体育座り的だが、3列目にも大人が座れる空間を確保する。そして2列目、3列目を格納すれば、大きな荷室を作り出す。
■インテリア/エクステリア写真[2]
進化型の「Ver.3」は投入されず、アイサイトは「Ver.2」を継続採用。ステレオカメラを核とする独自の自動ブレーキシステムだ。
専用バンパーやホイールアーチ、クラッディングなどを採用して、SUVムードを演出したのが見どころ。フロントグリルの大型化も効果は大だ。最低地上高は10mm増の170mmの設定。
スバル エクシーガ クロスオーバー7 2.5iアイサイト(CVT)
全長×全幅×全高 | 4780×1800×1670mm |
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ホイールベース | 2750mm |
トレッド前/後 | 1535/1540mm |
車両重量 | 1620kg |
エンジン | 水平対向4DOHC |
総排気量 | 2498cc |
最高出力 | 173ps/5600rpm |
最大トルク | 24.0kg m/4100rpm |
JC08モード燃費 | 13.2km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 215/50R17 |
価格
スバル エクシーガ クロスオーバー7 | 275万4000円 |
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