車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2013.12.27

世界で活躍するCセグメントハッチバック

世界で活躍するCセグメントハッチバック

初代デビューから約10年の間で、世界120カ国、370万台以上が販売され、マツダの販売台数の3割を超える基幹車種にまで成長したアクセラ待望の新型も登場し、初代および先代の中古車購入には好機到来なのだ

国内外のCセグメントハッチバック

アクセラが属するのが「Cセグメント」というカテゴリー。日本ではあまり馴染みがないが世界的に幅広く使われる分類方法で、vwゴルフアウディA3など強力なライバルが存在する。ここではそんなクルマたちを厳選して紹介しよう

icon トヨタ オーリス(先代)

トヨタ オーリス(先代)

中古車相場:81万円 ※平成19年式の相場です

トヨタの日欧戦略車として平成18年にデビューしたオーリス。カタマリ感のあるスタイリングと斬新なインテリアが特徴で、欧州で鍛えられた高い運動性能も魅力のひとつだ。エンジンは直4の1.5Lと1.8Lを2タイプの設定。

icon VW ゴルフ(先代)

VW ゴルフ(先代)

中古車相場:143万円 ※平成22年式の相場です

ベーシックカーのベンチマークとして知られるゴルフ。平成21年に日本導入された6代目は、小排気量ターボを中心としたグレード構成で、日本車を凌駕する燃費性能を実現。GTIやゴルフRといったホットモデルの設定もあり。

icon スバル インプレッサ スポーツ

スバル インプレッサ スポーツ

中古車相場:208万円 ※平成24年式の相場です

ハッチバックには「スポーツ」のサブネームが付いた現行インプレッサ。そのスポーツは、スタイリッシュな内外装や使いやすいユーティリティを特徴とし、1.6Lおよび2Lエンジンを搭載。好評のアイサイト搭載グレードもある。

国内外で高い人気を誇るワールドワイドカー

昭和38年に初代がデビューし、マツダのコンパクトカー部門を担ってきたのがファミリア。セダンクーペ、ワゴンやライトバンなど豊富なボディバリエーションをもち、40年もの永きにわたり、幅広い世代から支持されてきたマツダを象徴する一台だ。それゆえ各世代でのトピックも多く、2代目ではコスモスポーツに次ぐロータリーエンジン搭載車をリリースし、5代目は第1回日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。そして6代目および7代目は、海外ラリーで好成績をおさめるなど、活躍の場を海外にまで広めていったのだ。このように、ワールドワイドで活躍し、マツダの屋台骨を支えてきたファミリアの後継としてデビューしたのがアクセラである。
初代アクセラは平成15年に登場。すべてにおいてグローバルに通用する独自の価値を追求し、従来のコンパクトカーの枠を超えた新基準を目指して開発。そしてデビュー約3年後には国内累計生産台数100万台を達成し、マツダの主力車種としての確固たる地位を築いたのだ。また、海外では「Mazda3」として発売され、2004年欧州カー・オブ・ザ・イヤー2位に選出されるなど、海外でも高い評価を受けた。その後平成21年には、第2世代へスイッチ。初代のスポーティな走りと洗練されたスタイリングを受け継ぎながら進化させ、加えて高い質感とゆとりの室内空間を実現。また、新開発のアイドリングストップシステムを採用することで、先進の環境・燃費性能も手に入れたのだ。そして今年10月にフルモデルチェンジをうけ、3代目が登場。マツダの革新的な新世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を全面採用し、ガソリン車のほかディーゼルおよびハイブリッドもラインナップ。さらなる進化を遂げたのである。
今回は、初代の発売以来、グローバルで350万台以上を販売し、世界で130を超える賞を獲得したグローバルカー、アクセラを大特集しよう。新型が登場したことで、先代および初代の中古車はお手ごろ感が上昇する可能性大。アナタも世界で活躍するコンパクトの走りを体感してみてはいかがだろう。

HISTORY OF AXELA  アクセラ・ヒストリー

平成15年10月初代デビュー
平成16年4月一部改良
10月一部改良
12月特別仕様車「サウンドレザーリミテッド」発売
平成17年11月一部改良
平成18年6月マイナーチェンジ、マツダ スピードアクセラ発売
11月特別仕様車「スタイリッシュトーン」シリーズ発売
平成20年1月一部改良、特別仕様車「20HS、23HS」発売
平成21年1月特別仕様車「1.5スマートエディション」発売
6月2代目(先代)デビュー

平成22年3月特別仕様車「90周年記念特別仕様車」発売
3月特別仕様車「スポーツ 1.5Sスタイル」発売
平成22年12月特別仕様車「ナビエディション」発売
平成23年9月マイナーチェンジ
平成24年6月一部改良、特別仕様車「20Sスカイアクティブ・アドバンスドスタイル」発売
12月特別仕様車「スポーツエディション」発売
平成25年10月3代目(現行)デビュー

中古車市場における世代別の物件数比率

中古車市場における世代別の物件数比率

6年近く生産されていただけに、初代はいまだに半数近い比率を誇っている。しかし先代の流通量もかなり増加してきており、今後は先代の比率がさらに高まるはず。このことから、先代は今後さらに買いやすくなる傾向にあり、初代は早めに手を打ったほうがいいということだ。

11月にニューモデルがデビュー!

マツダ アクセラ

今年10月に予約を開始し、11月より販売開始した新型アクセラ。
躍動感のあるダイナミックなスタイリングが特徴だが、なんといってもトピックはメカニズム。新世代技術スカイアクティブを全面採用し、ガソリン車のほか、ディーゼルやハイブリッドも設定。優れた環境性能と走る楽しさを味わえる注目の一台だ。

※すべての価格は参考価格です

世界で活躍するCセグメントハッチバック

2nd 躍動感溢れるアグレッシブなスタイリングや優れた環境・燃費性能などが特徴。先代後期はスカイアクティブ搭載で注目度アップ

スポーツ 20S(5AT/2WD)

新車価格:214万円 ※平成21年当時の価格です

スポーツ 20S(5AT/2WD)
全長×全幅×全高:4490×1755×1465mm
エンジン:直4気筒DOHC
排気量:1998cc
最高出力:150ps
最大トルク:19.0kg m

優れた環境性能と運動性能を併せ持つエコスポーツ

全世界で200万台を超える販売台数を記録した初代のあとを受け、平成21年にデビューした先代アクセラ。初代の「スポーティな走り、デザイン」をさらに追求した正常進化モデルだが、その進化の度合は大きく注目すべきポイントは多岐に渡る。なかでもアイドリングストップ機構「i-stop」を採用した2Lエンジンは秀逸で、走りの楽しさと優れた燃費性能を両立しているのだ。
平成23年にはマイチェンが行われ、マツダの次世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を搭載するとともに、内外装をリファイン。環境性能をさらに高めたのである。そして、グレード構成は15C、20C、20E、20S(スポーツのみ)の4つでスタートしたが、マイチェンでスポーツに15Sが追加。さらに20Cとセダン20E、スポーツ20Sには「~スカイアクティブ」のネーミングが付与された。

EXTERIOR エクステリア

躍動感バツグンのダイナミックなデザイン
初代で確立したダイナミックでスポーティな表現を継承しながら、よりエモーショナルなデザインへと進化したエクステリア。マツダ車共通のモチーフである5角形の大型グリルを採用し、スポーツはキビキビとしたコンパクトさを強調、セダンは流麗なクーペシルエットを実現。強いインパクトを放ち、独自性を際立たせているのだ。

EXTERIOR エクステリア

EXTERIOR エクステリア

セダンは初代からのショート&ハイデッキスタイルを踏襲し、カタマリ感を強調。流れるようなスマートなシルエットが特徴だ。

INTERIOR インテリア

運転する楽しさと上質感を味わえる空間
インテリアは、造形美や機能美を洗練させるとともに、質感のアップにも注力。触れる頻度の多い部分にソフト表皮を用いることで、ワンクラス上の質感を表現している。

INTERIOR インテリア

また、ダッシュボードは独特の形状で視覚的な広がりを持たせつつ、ドライバーを包み込むようにレイアウトされたデザインにより、心地よいタイト感も両立する。

  • INTERIOR インテリア

    リヤサスペンションの構造を適正化することで、トランク内の張り出しを抑制。セダンでは広々としたトランクスペースを確保する。

  • INTERIOR インテリア

    新発想のフレキシブルフロアボードは、取り外し可能な2分割のボード。立ててラゲッジスペースを前後に仕切ることも可能だ。

MECHANISM メカニズム

アイドリングストップシステムで低燃費を実現
2Lと1.5Lという2種類の直4エンジンが搭載されるが、注目したいのは2L。FF車には独自のアイドリングストップシステム「i-stop」を採用し、力強い走りとクラストップレベルの燃費性能を両立しているのだ。また、マイチェンでは2LFF車のパワートレインを一新し、スカイアクティブテクノロジーを用いた新開発のエンジンと6ATが新たに搭載された。

  • MECHANISM メカニズム

    後期で搭載されたスカイアクティブエンジンと6AT。高効率を追求し最高17.6km/L(JC08モード)という燃費性能を実現。

  • MECHANISM メカニズム

    i-stopが搭載されるMZR2L DISIエンジンは、トルクフルで力強さと扱いやすさを両立したエンジン。ステアリングシフトスイッチも備える。

  • MECHANISM メカニズム

    スカイアクティブ搭載車には、コーチング&ティーチング機能が表示されるインテリジェントドライブマスターも装備する。

  • MECHANISM メカニズム

    ダッシュボード中央に設置されるマルチインフォメーションディスプレイは、瞬間燃費や平均車速のほか、エコドライブ判定も表示される。

  • MECHANISM メカニズム

    1.5L車には燃費の向上とリニアな加速フィールを両立するCVTを搭載。瞬時にシフトチェンジ可能な7速アクティブマチックも採用する。

icon 走りのホットハッチ「マツダ スピードアクセラ」

マツダ スピードアクセラ

中古車相場:197万円 ※平成22年式の相場です

運動性能をさらに高めたホットバージョンがマツダ スピードアクセラだ。ゴルフでいうところのGTIのようなモデルで、ハイパワーのターボエンジンやチューニングされたサスペンション、エアインテーク付きボンネットをはじめとする専用エアロパーツをまとったエクステリアなどが特徴。マニアにはたまらない1台だろう。

  • 空冷式インタークーラーを装備する直噴2.3Lターボエンジンは、最高出力264馬力を発揮。組み合わされるミッションは6MTのみだ。

    空冷式インタークーラーを装備する直噴2.3Lターボエンジンは、最高出力264馬力を発揮。組み合わされるミッションは6MTのみだ。

MARKET REPORT AXELA 2nd

豊富なスポーツ20Sを選べば間違いなし!
デビューから4年半が経過し、中古車市場への流通量もかなり増えてきた先代。しかも新型がデビューしたことで、今後の値崩れにも大きな期待がかかる。全体的にはハッチバックのスポーツが大半を占めており、なかでも最上級の20Sが豊富。これを選べばお得感も十分に感じられ、装備面においても不満はでないはず。一方セダンはスポーツよりも圧倒的に少なく、選択肢もかぎられてくる。しかし、クルマの性格上ハードに扱われてきた可能性は極めて低いので、安心感の高いクルマ選びができるのではないだろうか。

走行距離×年式別相場

5万km以上なら100万円少々からねらえるが、年式を考えると“走りすぎ”感は否めない。少々相場は高くなってしまうが、120万円強からねらえる3万km未満がオススメだ。

平成21年平成22年平成23年平成24年平成25年
1万km未満127万円132万円152万円152万円171万円
1~3万km122万円127万円137万円146万円155万円
3~5万km118万円120万円121万円135万円
5~8万km106万円108万円106万円
8万km以上100万円96万円

グレード×年式別相場

ついこの前まで現行モデルだったアクセラが、100万円強からねらえるのは非常に魅力的。とくに20Sは値落ち率が30%以上なので、お得感も十分に感じられるはず。ただ、スカイアクティブ系が値落ちするには、少々時間がかかるだろう。

平成21年平成22年平成23年平成24年平成25年
スポーツ 20S127万円132万円147万円
スポーツ 20Sスカイアクティブ 164万円168万円198万円
スポーツ 15C114万円117万円122万円136万円
スポーツ 1.5Sスタイル127万円133万円
セダン 15C111万円118万円122万円119万円139万円
セダン 20E110万円124万円138万円
  • 年式

    年式
    平成21年と22年で半数以上を占めており、23年も含めた3年間では8割以上を占めている。マイチェンは23年9月だから、物件の8割ほどは前期と考えていいだろう。

  • グレード

    グレード
    スポーツが多くを占めており、なかでも最上級の20Sとベーシックグレードの15Cが2割を超えている。ただ、後期の20Sスカイアクティブが13%もあり、人気の高さがうかがいしれる。

  • 走行距離

    走行距離
    3万km未満が約7割を占めていることから、まだまだ低走行車が多いということが判明。これなら走行距離にあまり気をつかわなくてすみそう。ただ、5万km以上が1割あり注意。

世界で活躍するCセグメントハッチバック

1st 偉大なる祖先「ファミリア」の跡をつぎマツダコンパクトの地位を任された初代。その高い実力は即座に世界で認められた

スポーツ 20S(5AT/2WD)

新車価格:206万円 ※平成18年当時の価格です。

スポーツ 20S(5AT/2WD)
全長×全幅×全高:4435×1745×1465mm
エンジン:直4気筒DOHC
排気量:1998cc
最高出力:150ps
最大トルク:18.7kg m

マツダのDNAを余すところなく体現した新基準のコンパクトカー
アテンザ、デミオ、RX-8に続く次世代商品群の第4弾として平成15年にデビューした初代アクセラ。安心してスポーティな運転が楽しめる運動性能、個性と存在感が際立つデザイン、そして高いクオリティなど、従来のコンパクトカーの枠を超えた新基準を目指して造られた。
ボディバリエーションはハッチバックのスポーツとセダンをラインナップし、幅広いユーザーに対応。平成18年6月に行われたマイナーチェンジでは、エクステリアデザインのリフレッシュとともに、インテリアカラーや素材も変更。さらに、2Lエンジンの刷新やATの5速化も行われた。
デビュー当初のグレードは15F、20C、23Sの3種だったが、後に20Sを追加。加えて、マイチェンでは20Hや23Hも設定された(スポーツのみ)。なお、基本はFFだが後期で4WDが追加された。

EXTERIOR エクステリア

躍動感と力強さを表現したスポーティフォルム
躍動感と力強さをデザインテーマとし、マツダのDNAをフルに表現したエクステリア。立体感を強調したフロントグリルからボンネットへ続く骨太のラインやボリュームのあるフェンダーなど、マツダ車らしいスポーティな外観に仕上がっている。なお、平成18年のマイチェンではフロントマスクやリヤバンパーの造形がリフレッシュされた。

EXTERIOR エクステリア

  • EXTERIOR エクステリア

    こちらは前期のフロントマスクで、スポーツS系(左)とセダンC系(右)では、グリルやバンパーが異なる。後期でも同様にマスクが差別化されている。

  • EXTERIOR エクステリア

    ショートオーバーハング&ハイデッキ、コンパクトに見えるキャビンなどで、躍動感と力強さのなかにもエレガントさを感じさせるスタイリングに仕上げられたセダン。

INTERIOR インテリア

スポーティ感を押し出した快適な空間
ロングホイールベースとワイドトレッド、立たせ気味にしたサイドウィンドウなどにより、クラス最大級のショルダー幅や十分な後席ニースペースを確保した室内空間。また、精悍な3眼メーターやシルバーパーツのアクセントで、スポーティ感を演出していることも特徴だろう。ちなみに後期では、シートやドアトリムの素材などが変更され、さらに質感が増した。

INTERIOR インテリア

前期はブラック/レッドやグレー/ブルーなどもあったシートカラーだが、後期ではブラック、ベージュ、グレーとすべて単色になった。

INTERIOR インテリア

コンパクトボディながら十分なラゲッジスペースを確保。セダン、スポーツともにリヤシートは6対4分割可倒式なので、簡単にスペースアップが可能だ。

MECHANISM メカニズム

用途に合わせて選べる3種類のエンジン
搭載されるエンジンは、トルクフルな2.3L、力強さと低燃費性を合わせ持つ2L、経済的な1.5Lの3種類だ。組み合わされるミッションは4ATと5MTで、後期の2Lと2.3Lは5ATとなる。また、2LはマイチェンでLF-DE型からシーケンシャルバルブタイミング機構採用のLF-VE型へ変更し、燃費性能やトルクがアップした。

MECHANISM メカニズム

販売の中心は2L(右)で、力強さと低燃費性の高バランスが魅力。一方1.5L(上)は、優れた経済性が特徴となっている。

MECHANISM メカニズム

後期の20Sおよび23Sには、ステアリングから手を離さずにシフトチェンジ可能なステアリングシフトスイッチが採用された。

icon ハイパフォーマンスコンパクト「初代マツダ スピードアクセラ」

平成18年2月のジュネーブショーに「Mazda3 MPS」として参考出品され、同年6月に投入された初代マツダ スピードアクセラ。心臓部には264馬力を発揮するMZR2.3L DISIターボエンジンを搭載し、ミッションは先代同様6MTのみ。もちろんそのパワーを生かすため、シャシーやサスペンションもチューンされている。

初代マツダ スピードアクセラ

中古車相場:125万円 ※平成18年式の相場です

インテリアは各部に赤のステッチをあしらい、スポーティ感を演出。フロントシートは、専用のセミバケットタイプが装着される。

MARKET REPORT AXELA 1st

走行距離とコンディションには敏感に!
累計生産台数200万台を超えるほどヒットした車種だけに、中古車市場への流通量も非常に豊富。現在では2世代前のモデルになってしまったが、いまだに先代に迫る台数が流通しているのだ。ただし、初期の個体は車齢10年にもなるため、状態のいい物件は減少傾向にある。また、走行距離も全体的に多めなので、コンディションのよしあしは先代以上に敏感になる必要があるだろう。

走行距離×年式別相場

前期なら5万km以下でも50万円前後の予算でねらうことが可能。さらに、3万km以下で絞っても極端な差はないので、長く乗りたいのであればこちらがオススメ。なお後期では、80~100万円がひとつの目安となりそう。

平成15年平成16年平成17年平成18年平成19年平成20年平成21年
1万km未満83万円80万円87万円
1~3万km63万円48万円69万円81万円84万円85万円108万円
3~5万km41万円50万円54万円73万円82万円83万円96万円
5~8万km42万円38万円56万円65万円68万円76万円75万円
8~10万km40万円42万円46万円53万円54万円58万円
10万km以上38万円42万円40万円55万円

グレード×年式別相場

1.5Lと2Lを比較すると相場差はわずか。自動車税は高くなってしまうが、この程度の価格差なら2Lがオススメだ。また、2.3Lは値落ち率が高く相場も2Lなみなので、余裕があるのなら2.3Lを選ぶのもあり。

平成15年平成16年平成17年平成18年平成19年平成20年平成21年
スポーツ15C 58万円68万円78万円80万円94万円
スポーツ15F39万円46万円56万円64万円66万円77万円
スポーツ20S64万円66万円77万円92万円103万円123万円
スポーツ20C42万円45万円54万円66万円65万円80万円
スポーツ23S49万円65万円79万円90万円
セダン15C 60万円73万円69万円105万円
  • 走行距離

    走行距離
    全体的に走行距離は多めで、3~8万kmで7割以上を占めている状況。ただ、もっとも古いと車齢は10年にもなるため、年式相応といえる。その一方で、1万km未満はごくわずかだ。

  • グレード

    グレード
    先代のようにズバ抜けているグレードはない状態。ただし、平成17年に新設された1.5Lの上級グレードとなる15Cが最多で4分の1近くを占めている。なお、セダンは先代よりも少ない。

  • ジャーナリスト・竹岡圭氏の歴代 アクセラインプレッション

    ジャーナリスト・竹岡圭氏

  • ジャーナリスト・竹岡圭氏の歴代 アクセラインプレッション

初代

初代

欧州で戦うための本格的な運動性能が話題に
発売された当初は、「アテンザの小さいヤツ」的な印象がややありましたが、実際乗ってみるとCセグメントのセダン&ハッチバックの本場である欧州でも戦うということで、かなり本格的な運動性能を備えていて話題になりましたよね。スポーツカー好きの方は、あとから追加されたマツダ スピードアクセラのホットな性能にも驚かされたはず。「イマドキ、アクセル全開でトルクステアを感じるようなクルマがほかにあるか~!?」とビックリしたことを覚えています。

先代

先代

燃費性能だけでなく走りが気持ちイイ!
登場したときはアイドリングストップがいち早く搭載されたことが話題になりましたが、マイナーチェンジでSKYACTIVエンジンが搭載されたうえに、さらに爽快かつ快適な運転をするにはどうすればいいかを教えてくれるi-DMが装着され、アクセラは「いっきょに新しい技術にチャレンジするクルマ」として市民権を得ましたよね。実際、燃費のよさは考慮されていても、そこだけにこだわりすぎないセッティングで、とにかく走りが気持ちイイことが印象強いモデルです。

※すべての価格は参考価格です

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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