中古車購入チェックポイント
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2015.03.20

今度の買い換えでグレードアップ!

2015年春アナタが本当に必要なところを今度の買い換えでグレードアップ!

さあ春だ、クルマを買い換えよう!新しいクルマを買えば新しい生活が待っている。でも、単に新しいだけじゃクルマ選びは楽しくない。乗っているクルマよりも「何がよくなるか」を重視して探すことで、クルマがグレードアップするような充実した買い換えができるのだ!

買い換えでグレードアップ 快適性UP!

装備も乗り心地もグレードアップ
クルマはやっぱり快適なほうがいい。だから買い換えにあたって、さらなる快適性を求めるのは当然の成り行きだ。それでは、快適性っていったいなんだろう?
わかりやすいポイントは、装備の充実だろう。ほぼ例外なしに、新しいクルマを買えば装備がグレードアップする。シートの座り心地がよくなったり、小物入れが充実したり、オーディオやナビの機能が高まったりと乗り換えによるグレードアップが実感できることだろう。内装の仕立てがよくなって上質感を味わえたり、後席の広さや運転のしやすさなども向上するはずである。
そして注目したいのは、乗り心地や静粛性といった目に見えない部分。新しいクルマは基本的に乗り心地がよくて静か。同クラス以上の新しいクルマに乗り換えるのであれば、そういった快適レベルがさらに高まることを実感できるはずだ。

icon いま乗っているクルマ スズキ ワゴンR(先々代)

中村健太さん(40歳)

  • 平成19年 スズキ ワゴンR FX(5速MT)

    売 スズキ ワゴンR FX

  • 平成19年 スズキ ワゴンR FX(5速MT)
    全長×全幅×全高:3395×1475×1645mm
    車両重量:810kg
    エンジン:直3DOHC
    総排気量:658cc
    最高出力:54ps/6500rpm
    最大トルク:6.4kgm/3500rpm
    燃費:23.5km/L(10・15モード)

  • 当時から完成度の高いパッケージングで人気のワゴンR。室内も納得の広さだが・・・。

    当時から完成度の高いパッケージングで人気のワゴンR。室内も納得の広さだが・・・。

    最近の軽自動車ってすごく良さそうですね
    ときにはドライブに出かけたりと、ずっと愛情をもって接していました。小さな車体で運転しやすく、乗り降りがしやすいなど使い勝手には満足していますが、友人が買った最新軽自動車に乗ってみたら乗り心地がよくて驚きました。そこで、新しいクルマへの買い換えを検討中です。ワゴンRが気に入っているので、同じ車種が第一候補ですね。

  • 当時から完成度の高いパッケージングで人気のワゴンR。室内も納得の広さだが・・・。

    当時から完成度の高いパッケージングで人気のワゴンR。室内も納得の広さだが・・・。

買い換えでGRADEUP!

icon オススメのクルマ スズキ ワゴンR

平成26年 スズキ ワゴンR FZ・2WD(CVT)

中古車参考価格帯:110万~160万円(平成26年式、MC後全グレード)

平成26年 スズキ ワゴンR FZ・2WD(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1660mm
車両重量:790kg
エンジン:直3DOHC+モーター
総排気量:658cc
エンジン最高出力:52ps/6000rpm
エンジン最大トルク:6.4kg m/4000rpm
モーター最高出力:2.2ps/1000rpm
モーター最大トルク:4.1kg m/100rpm
燃費:32.4km/L(JC08モード)

ここがグレードアップ!

POINT01POINT02POINT03
室内がより上質に
内装の仕立てが大きく向上
居住スペースが広く
とくに後席空間が拡大
乗り心地もレベルアップ
揺れが少なく移動が快適に

快適性が高まれば移動がもっと楽しくなる

人気モデルらしい意識の高さ
つねに軽自動車界をリードするワゴンR。昨年夏にマイナーチェンジを施した最新モデルは、走りや快適性から燃費まで全域にわたってレベルアップがはかられ、商品としての魅力がさらに高まっている。モデルバリエーションとしては「標準車」と「スティングレー」があり、ここで紹介しているのは前者。「スティングレー」はエアロモデルであると同時により上級な仕立てとなっていて、本革巻きステアリングを全車に標準装備するなど装備が充実するほか、遮音材などの追加で標準車よりも静粛性が高まっているのも見逃せない。

  • スズキ ワゴンR

  • 一見したところ先々代のワゴンRから大きく変わっていないように見えるスタイリングだが、細部だけでなくパッケージングも違うので乗り換えると新鮮だ。

  • スズキ ワゴンR

  • インパネ周辺はパネルやスイッチ、そしてメーターの作り込みなどが上質化。乗るたびに買い換えでグレードアップしたことを実感できるはずだ。

買って納得のスグレ所

  • Sエネチャージ

  • Sエネチャージ
    減速時のエネルギーを回収し、専用のバッテリーを充電。走行中はその電気を使うことで発電を抑えてエンジンの負荷を減らして燃費を高める仕掛け。ワゴンRは貯めた電気で加速の補助もおこなう。

  • 室内のゆとり

  • 室内のゆとり
    後席に座ってみれば先々代からの違いは一目瞭然。パッケージングが進化し、足元スペースが拡大していることを実感できるだろう。快適性を重視するなら、室内はやっぱり広いほうがうれしい。

  • スタイリング

  • スタイリング
    従来からあまり変わっていないように見えるスタイリングだが、時代に合わせてしっかりとデザインされている。最新仕様は、メッキやイルミネーションを組み合わせているのも特徴。

買い換えでグレードアップ 走る楽しさUP!

運転好きならドライブが楽しくなる
減ったとは言われても、まだまだ少なくないクルマ好き。そんなクルマ好きの多くは、運転好きだったりドライブ好きだったりするはず。当然、気持ちよく走れるクルマに心惹かれることだろう。
それなら、今度は思いきって運転の楽しいクルマを買おう。いまはたくさんの人が乗れるクルマや燃費性能を重視したクルマに乗っているかもしれないけれど、そんな我慢は一度忘れちゃえばいい。意のままに操れる、爽快な運転感覚のクルマこそが買い換えのターゲットだ。
とはいえこだわりたいのは、単にエンジンの出力ではない。たしかに豪快な加速も魅力だが、今日のクルマはどれも性能がいいのでパワーのあるエンジンはその力を発揮する場所がかぎられるからだ。
それよりも、ハンドリングやパワートレインに注目してみよう。ドライバーが運転を心地よく感じられるクルマとは、操作に対して反応がリニアなクルマ。アクセルを踏んだ分だけ過不足なく加速し、ドライバーの操作に応じて止まるブレーキ。それからハンドル操作に対して素直に車体が向きを変えてくれることも重要だ。とにかく、運転操作に対してクルマが素直に反応してくれるかが、運転を楽しめるか否かのポイントになってくる。
ハンドリングの評価は難しいけれど、試乗できるならば低い速度でかまわないのでゆっくりとハンドルを切ってみよう。そのときのクルマの動きに違和感がないかを目安にするといい。何台かで同じ動きを試してみれば、違いがわかってくるはずだ。
運転の楽しさといえばスポーツモデルをイメージするかも知れないが、実際にはそうとはかぎらない。たとえばここで紹介する日産スカイラインのようにセダンにも胸のすくような走りを楽しめるモデルがたくさんあるし、コンパクトカーならマツダデミオなども走りが心地いい。また、ホンダ・ストリーム、オデッセイ、そしてマツダ・プレマシーなどミニバンでも運転が爽快なモデルがあるから、ファミリーユーザーだって走りの楽しさを諦める必要はない。

icon いま乗っているクルマ 日産 エルグランドX(先代)

長谷川宏さん夫妻(56歳/48歳)

  • 平成16年 日産 エルグランド X(5速AT)

    売 日産 エルグランド X

  • 平成16年 日産 エルグランド X(5速AT)
    全長×全幅×全高:4795×1795×1920mm
    車両重量:2010kg
    エンジン:V6 DOHC
    総排気量:3498cc
    最高出力:240ps/6000rpm
    最大トルク:36.0kg m/3200rpm
    燃費:8.2km/L(10・15モード)

  • エルグランドは広い室内が自慢。3列目まで快適に座れるパッケージングは大きな魅力だ。実用性の高さは文句なしではあるのだが・・・。

    エルグランドは広い室内が自慢。3列目まで快適に座れるパッケージングは大きな魅力だ。実用性の高さは文句なしではあるのだが・・・。

  • 子どもたちも自立したいまだから
    いまは家族のことを考えてミニバンに乗っているけれど、じつは子供が産まれる前に乗っていたクルマはすべてスポーツカー。そろそろ子供たちも自立しはじめたから、以前までのように広いクルマにこだわる必要はないかも。だったら、いっそのこと運転を楽しめるクルマがほしいですね。妻も言うのですが、思いきって昔のようにスポーツカーを買ってしまおうかな。

買い換えでGRADEUP!

icon オススメのクルマ 日産 スカイライン

  • 平成22年 日産 スカイラインクーペ 370GT(7速AT)

    中古車参考価格帯:130万~330万円(平成22年式クーペ全グレード)

  • 平成22年 日産 スカイラインクーペ 370GT
    (7速AT)

    全長×全幅×全高:4655×1820×1390mm
    車両重量:1630kg
    エンジン:V6 DOHC
    総排気量:3696cc
    最高出力:333ps/7000rpm
    最大トルク:37.0kg m/5200rpm
    燃費:9.7km/L(10・15モード)

流麗なスタイリングを持つスカイラインの「クーペ」。エンジンやパワートレインはセダン(V36後期型)と共通だ。

  • 平成22年 日産 スカイラインセダン 250GT(7速AT)

    中古車参考価格帯:90万~220万円(平成22年式セダン全グレード)

  • 平成22年 日産 スカイラインセダン 250GT(7速AT)
    全長×全幅×全高:4780×1770×1450mm
    車両重量:1580kg
    エンジン:V6 DOHC
    総排気量:2495cc
    最高出力:225ps/6400rpm
    最大トルク:26.3kg m/4800rpm
    燃費:12.2km/L(10・15モード)

日本が誇るスポーツセダンの代表格。21世紀に入ってからのスカイラインは従来に比べて車体サイズが大きくなると同時にラグジュアリー色も強まったが、とはいえ走りの楽しさもより高まっている。日産のトップスポーツセダンだ。

ここがグレードアップ!

POINT01POINT02POINT03
抜群のハンドリング
運転が楽しくなる
官能的なエンジン
心に響く加速感が楽しい
とにかく運転が気持ちいい
なんともいえない爽快感
  • 日産 スカイライン

  • 北米では「NISSAN」ではなく高級ブランド(トヨタでいうレクサス)となる「INFINITI(インフィニティ)」として販売されるモデルだけあって、内装の仕立ても高級感あふれるもの。乗員を心地よく包み込むようなインパネの造形で、ナビや空調の操作系もドライバーから手が届きやすくレイアウトされている。

買い換えで走る喜びをもういちど味わおう!

ドライビングを愛する大人に
心地よい走りのセダン&クーペといえば、外すことができないのがスカイライン。どの世代においても走りの楽しさが貫かれ、ここで紹介している12代目の「V36(クーペはCV36)型」でもそのキャラクターは変わらない。特筆すべきは、その素直なハンドリングだろう。高速走行時の安定感はもちろんのこと、曲がり角が続く山道でもドライバーの操作に応じて素直に曲がる感覚は運転の楽しさを実感させてくれるもの。まさにドライビングプレジャーをもたらす味付けだ。エンジンは全車ともV型6気筒で、セダンの高性能版となる3.7L仕様は回転上昇も気持ちいい。

ここがすごい! こだわりのパワートレイン

こだわりのパワートレイン

直列エンジンのリヤドライブ(後輪駆動)と、中型までの一般的な乗用車とは異なるレイアウトを採用するのも、走る楽しさを追求するがゆえ。サスペンションにも「鍛造」という製造に手間のかかりコストの高い部品を使うなどこだわりを貫く。

ここがすごい! 峠道で実感する胸のすく走り

ここがすごい!峠道で実感する胸のすく走り

「人馬一体」という言葉がここまで似合う国産セダンは見当たらない。そう思えるほど、スカイラインのハンドリングは爽快だ。自分にあわせたペースで走れば、どんなドライバーでも自分の思ったとおりのコーナリングラインを描けることに気持ちよさを感じられるはずだ。

走って感動のスポーツスピリット

  • ATでも気持ちいい!

  • ATでも気持ちいい!
    セダンは全車、クーペでも中古車として流通している車両の多くはATだが、CVTとは違ってエンジンの回転上昇と速度上昇がリンクした心地よい加速を味わえる。また、クーペでは6速マニュアルミッションも選択可能だ。

  • こだわりのシャシーとサス

  • こだわりのシャシーとサス
    シャシーは実質的に新設計。先代に比べてエンジンやトランスミッションの搭載位置を低くして、走行性能を高めるために低重心化。サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーンでリヤがマルチリンク。こちらも運動性能重視の設計だ。

  • パドルシフトも採用

  • パドルシフトも採用
    主要モデルのATは5速だが、後期型の3.7Lモデルは7速にグレードアップされている。そしてスポーツ系のグレードには、手元でシフトアップ/ダウンができるパドルシフトを装備。マグネシウム合金に本革を巻いた凝った作りがうれしい。

  • 高揚感がたまらないV6エンジン

  • 高揚感がたまらないV6エンジン
    搭載するエンジンはすべてV型6気筒で、2.5L、3.5L、そして3.7Lの3タイプ(クーペは3.7Lのみ)。排気量が上がるほど音とフィーリングが官能的になり、なかでも3.7Lエンジンの加速の時の脈を打つようなビート感がもたらす快感は格別だ。

※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net 2015年2月調べ

2015年春アナタが本当に必要なところを今度の買い換えでグレードアップ!

買い換えでグレードアップ 燃費UP!

財布にやさしいのがエコカーの最大の魅力
最近はちょっと落ち着いているけれど、少し前のガソリン価格高騰は驚くばかりだった。1Lあたり150円を超えたレギュラーガソリンの価格は現在(2015年3月)の平均価格より30円も高く、たとえば燃費が10km/L(ガソリン1Lで10km走るクルマ)なら、1000km走ると3000円の差がついてしまうことになる。
そう考えると、せっかくの乗り換えだから燃費のいいクルマを選ぼうというのも賢明だ。
優れた燃費でうれしいのは冒頭に書いたとおり経済性の高さだろう。いまや実燃費でもガソリン1Lあたりで10km走るというのは当たり前で、20km走るクルマも珍しくない。
いまはガソリン価格が落ち着いているけど、この先またいつ高騰するかはだれにもわからないし、そのときが来るのは間違いない。その来るべきときに備えて、燃費のいいクルマにグレードアップというわけである。
ただひとつ注意すべきは、あまりにも燃費の数値にとらわれ過ぎないこと。その大きな理由はふたつあり、ひとつは燃費のために実用性や運転の楽しさを犠牲にするのはナンセンスだから。
たとえば家族を乗せるのなら、少しくらい燃費に目をつむっても広い室内のクルマが望ましいし、燃費がよくても運転がつまらないクルマは移動が楽しくないからだ。
また、もうひとつの理由は、燃費がよくなればよくなるほど、数値の違いは大きな意味を持たなくなってくること。たとえば同じ5km/Lの差でも、もともと5km/Lのクルマに上乗せされて10km/Lになるのと、25km/Lのクルマが30km/Lになるのとでは「5」という数値の重みが全然違う。最近のクルマは概ね燃費がいいから、細かい数値にこだわるよりもそのクルマのキャラクターが自分の生活に合っているかを重視したほうが幸せなクルマ選びになるのは間違いない。それが、いまどきのエコカー選びである。

icon いま乗っているクルマ トヨタ ヴィッツ

川上裕介さん(43歳)

  • 平成24年 トヨタ ヴィッツ F(CVT)

    売 トヨタ ヴィッツ F

  • 平成24年 トヨタ ヴィッツ F(CVT)
    全長×全幅×全高:3885×1695×1500mm
    車両重量:970kg
    エンジン:直3DOHC
    総排気量:996cc
    最高出力:69ps/6000rpm
    最大トルク:9.4kg m/3600rpm
    燃費:20.8km/L(JC08モード)

トヨタ ヴィッツ F

トヨタを代表するコンパクトカー。車体サイズの割に広い室内を持つなど、バランスのよさも自慢だ。燃費もけっして悪くはないが・・・。

すごくエコなつもりだったんですけど・・・
燃費のいいクルマを買ったつもりです。もちろんほかのクルマに比べればこのクルマも燃費がいいことは分かっているのですが、長い距離の通勤などで使っていてかなり走行距離が多いので、もっと燃費のいいクルマを探そうと思っています。ちょっと前にガソリンが高かった時期がありましたよね。あのときは、ガソリンを入れるたびにブルーになりました。

買い換えでGRADEUP!

icon オススメのクルマ トヨタ アクア

トヨタ アクア

中古車参考価格帯:90万~200万円(平成24年式全グレード)

平成24年 トヨタ アクア S(CVT)
全長×全幅×全高:3995×1695×1445mm
車両重量:1080kg
エンジン:直4DOHC+モーター
総排気量:1496cc
エンジン最高出力:74ps/4800rpm
エンジン最大トルク:11.3kg m/3600-4400rpm
モーター最高出力:61ps
モーター最大トルク:17.2kg m
燃費:35.4km/L(JC08モード)

ここがグレードアップ!

POINT01POINT02POINT03
抜群の燃費のよさ
ハイブリッド効果は絶大!
モーターによるアシストが
発進時に力強さを発揮
モーター駆動の低速域は
高い静粛性に感激!

ガソリン代が気になるから低燃費車ねらい!

最高水準の燃費を誇る小型ハイブリッド
プリウスでハイブリッドカーを一般に普及させたトヨタが発売している、コンパクトカーのハイブリッドカーがアクアだ。ヴィッツとほぼ同じサイズの車体に、先代プリウスのメカニズムをベースに進化させたハイブリッドシステムを組み込んでいる。その燃費は乗用車最高水準となる35.4km/L(平成24年式カタログ記載値)。抜群にお財布にやさしいクルマといえるだろう。ただし、ヴィッツに対してすべての面で優れているかといえばそうではなく、購入時には、ヴィッツに比べ着座位置が低くて乗り降りがしにくかったり、後席が狭いなど実用性に違いがあることも知っておきたい。

  • センターメーターを採用するスッキリとしたインパネが、アクアのエコでピュアなイメージと強くマッチしている。

  • センターメーターを採用するスッキリとしたインパネが、アクアのエコでピュアなイメージと強くマッチしている。

  • エンジンを止めて走る「EV」や燃費重視の「ECO」など、好みに応じて走行モードを切り替え可能。メーターには燃費を表示するメニューが充実している。

  • エンジンを止めて走る「EV」や燃費重視の「ECO」など、好みに応じて走行モードを切り替え可能。メーターには燃費を表示するメニューが充実している。

ここがすごい! JC08モード 35.4km/L 1Lのガソリンで35キロも走る

ここがすごい!JC08モード 35.4km/L 1Lのガソリンで35キロも走る

一定の条件で計測されカタログに記載している燃費は、なんと35.4km/L。つまりガソリン1Lで35kmも走れるということ。これはプロドライバーによる計測結果なので実際にはそこまでは走れないが、条件によっては実燃費25km/Lを超えることも。

ここがすごい! Cd値 0.28 高速域での安定感も違う

ここがすごい!Cd値 0.28 高速域での安定感も違う

空気抵抗は速度が高まるにつれて大きくなり、高速道路では走行抵抗の大部分が空気抵抗なのだ。そこでアクアは、高速域での燃費を伸ばすために空気抵抗を低減。0.28という優れた空気抵抗係数を実現している。これが燃費に効くのだ。

エコカーという選択肢

維持費を抑えるならエコカーに限る

維持費を抑えるならエコカーに限る
「エコカー」とは、一般的に燃費に優れたクルマの総称として使われる名称。明確な定義はないが、全体を見渡して燃費に優れるモデルがそう呼ばれる。多くはハイブリッドカーやコンパクトカーと軽自動車だ。最大のメリットがガソリン代の節約だが、新車や高年式の中古車を買う場合は購入時のエコカー減税や購入後の自動車税の減税などでもその恩恵を受けられる。クルマを所有する維持費を抑えたいのなら、エコカーが最有力候補なのだ。

ハイブリッドだけじゃない

  • 燃費がよく走りも楽しい

  • 燃費がよく走りも楽しい
    ディーゼルの特徴は、燃費がいいうえにエンジンに力があって走りが頼もしいこと。運転を楽しむならハイブリッドカーよりもディーゼルを好む人が多い。燃料の軽油はガソリンよりも安いので、状況によっては燃料代がハイブリッドカーと同水準の場合も。

  • 家庭で充電できるのが魅力

  • 家庭で充電できるのが魅力
    ガソリンを使わず電気で走るのがEV(電気自動車)。家で充電できるからガソリンスタンドに行く手間が省け、電気代は使い方次第でガソリン代よりも大幅に安く済む。ただし長距離は苦手。

※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net 2015年2月調べ

2015年春アナタが本当に必要なところを今度の買い換えでグレードアップ!

買い換えでグレードアップ 安全性UP!

ぶつかりにくいクルマにも注目したい
やっぱり事故は起こしたくない。事故の可能性をゼロにすることができないけれど、クルマを換えることで安全性を高めることができるのだ。
ひとくちに安全性といっても大きく分けてふたつある。ひとつは事故を起こしてしまったときに乗員を守る性能。たとえばエアバッグは前面だけでなく側面にも備えているのが望ましい。また、車体自体が衝撃を上手に受け止めて乗員へのダメージを軽減する構造だが、その性能は車種により異なるのでWEBで公開されている「JNCAP」と呼ばれる衝突実験なども参考にしておきたい。
もうひとつは事故を起こさないための装備。スリップを防ぐ「横滑り防止装置」はすべての新車に義務化されているが、最近の注目は自動ブレーキ。クルマによっては、追突しそうになると自動的にブレーキをかける仕掛けが備わっているのだ。

icon いま乗っているクルマ スバル インプレッサ(2代目)

高橋力也さん(36歳)洋子さん(29歳)はなちゃん(4歳)

コンパクトな車体のセダン。高出力エンジンを積んだ「WRX」は、多くのクルマファンを魅了する圧倒的な走行性能を誇る。

  • 平成12年 スバル インプレッサ WRX NB(5速MT)

    売 スバル インプレッサ WRX NB

  • 平成12年 スバル インプレッサ WRX NB(5速MT)
    全長×全幅×全高:4405×1730×1435mm
    車両重量:1340kg
    エンジン:水平対向4DOHCターボ
    総排気量:1994cc
    最高出力:250ps/6000rpm
    最大トルク:34.0kg m/3600rpm
    燃費:11.8km/L(10・15モード)

子供のために安全なクルマがほしいんです
運転が好きですし、インプレッサの優れた走りはとても気に入っています。でも、子供ができてから安全性が気になってきました。新しいクルマはやっぱり安全性が高いと言いますよね。とくにWRXは安全性が高いと聞いているので気になっています。そろそろ買い換え時期ですし、安全の話をすれば妻も納得してくれるんじゃないかと。

買い換えでGRADEUP!

icon オススメのクルマ スバル WRX S4

平成26年 スバル WRX S4 2.0GT-Sアイサイト(CVT)

中古車参考価格帯:300万~350万円(平成26年式、STIを除く)

平成26年 スバル WRX S4 2.0GT-Sアイサイト(CVT)
全長×全幅×全高:4595×1795×1475mm
車両重量:1540kg
エンジン:水平対向4DOHCターボ
総排気量:1998cc
最高出力:300ps/5600rpm
最大トルク:40.8kg m/2000-4800rpm
燃費:13.2km/L(JC08モード)

ここがグレードアップ!

POINT01POINT02POINT03
ぶつかっても被害が少ない
安全設計の車体
側面エアバッグも標準装備
横からの衝突にも備える
ぶつかりそうになると
自動的にブレーキをかける

クルマはやっぱり安全なほうがいいから

安全性も高いスポーツセダン
インプレッサの高性能バージョンから、現在は専用ボディとして独立した「WRX」。MTで圧倒的なスポーツ性能を誇る「WRXSTI」とCVTの快適スポーツセダン「WRX S4」の二本立て。安全性の高さを求めるのなら、「アイサイト」と呼ぶ安全運転支援システムを搭載した後者がねらいだ。従来のインプレッサに比べ、安全性だけでなく装備や乗り心地など快適性も大幅に高まっている。

  • 張り出したフェンダーが躍動感を感じさせる特徴的なスタイリング。あくまでシンプルでありながら速さをイメージさせる大人向きのデザインだ。

  • 張り出したフェンダーが躍動感を感じさせる特徴的なスタイリング。あくまでシンプルでありながら速さをイメージさせる大人向きのデザインだ。

  • エンジンは2.0Lのターボ。水平対向というスバル独特のエンジン構造も魅力的でファンも多い。燃費も悪くない。

  • エンジンは2.0Lのターボ。水平対向というスバル独特のエンジン構造も魅力的でファンも多い。燃費も悪くない。

  • 下部をフラットにしたステアリングホイールを組み合わせるなど、スポーティな演出が施される。質感も良好。

  • 下部をフラットにしたステアリングホイールを組み合わせるなど、スポーティな演出が施される。質感も良好。

先進の安全テクノロジー

アイサイト

アイサイト
スバルが誇る先進安全運転システム「アイサイト」。車両に組み込んだカメラが前方の様子を捉え、自動車や歩行者などを認識。接触しそうになると自動的にブレーキをかけて事故を未然に防ぐ、もしくは接触の被害を軽減する。停止可能速度域が幅広いのも特徴で、性能は国産最高峰だ。

  • アイサイト

  • アイサイト、横滑り防止装置や四輪駆動システム、そしてエアバッグなど安全装備の充実度は高い。そのうえで注目は、乗員保護性能の高い安全ボディ。その実力は、各種衝突試験の結果が物語っている。

買い換えでグレードアップ 機能性UP!

家族を喜ばせるために広いクルマを買おう!
使い勝手の高さを求めるのも、クルマを買い換える目的のひとつ。もっともわかりやすい例が、室内の広いミニバンへの買い換えだ。たとえば家族が増えたときには、いままでのクルマが手狭に感じることだろう。そこでコンパクトカーやセダンからミニバンに乗り換えれば、ゆったりと乗れて快適に移動できるようになる。また、ウインタースポーツやキャンプなど、新しい趣味をはじめたときもいままでのクルマが手狭に感じるかもしれない。そんなときも、SUVステーションワゴン、そしてミニバンに乗り換えれば荷物がたっぷりつめるようになって、カーライフがさらに充実するだろう。

icon いま乗っているクルマ ホンダ フィット(初代)

佐藤さん・ご家族(ご主人 39歳)

  • 平成13年 ホンダ フィット A(CVT)

    売 ホンダ フィット A

  • 平成13年 ホンダ フィット A(CVT)
    全長×全幅×全高:3830×1675×1525mm
    車両重量:990kg
    エンジン:直4SOHC
    総排気量:1339cc
    最高出力:86ps/5700rpm
    最大トルク:12.1kg m/2800rpm
    燃費:23.0km/L(10・15モード)

  • コンパクトカーとしては広い室内ではあるが、子供が2人以上いるとさすがに狭さを感じることも・・・。

    コンパクトカーとしては広い室内ではあるが、子供が2人以上いるとさすがに狭さを感じることも・・・。

  • 家族が増えたので次は
    いままで乗っていたフィットも気に入っているのですが、家族が増えたので室内が狭くなってしまったんですよね。ひとり子供が増えて3人になったら全員分のチャイルドシートとジュニアシートが装着できなくなったので、ミニバンに買い換えることにしました。それと、荷物がたくさん積めるようになるといいですね。子育て中は何かと荷物が多いので。

買い換えでGRADEUP!

icon オススメのクルマ ホンダ ステップワゴン

平成24年 ホンダ ステップワゴン スパーダ S FF(CVT)

中古車参考価格帯:140万~270万円(平成24年式全グレード)

平成24年 ホンダ ステップワゴン スパーダ S FF(CVT)
全長×全幅×全高:4690×1695×1815mm
車両重量:1640kg
エンジン:直4SOHC
総排気量:1997cc
最高出力:150ps/6200rpm
最大トルク:19.7kg m/4200rpm
燃費:14.8km/L(JC08モード)

ここがグレードアップ!

POINT01POINT02POINT03
断然広くなった室内で余裕が違う快適装備も実用性も高まる荷物だってたくさん積める!

もっと実用的なクルマをねらう

実用的な箱型ミニバンの代表格
日本で売れ筋となっているジャンルのひとつがミニバン。なかでも、「Mクラス」と呼ばれる5ナンバーサイズで背の高い車体のミニバンがもっとも販売台数の多いセグメントである。ホンダ・ステップワゴンはその中心的モデルの1台。広い室内はファミリーユースに最適で、キャンプなどに出かける際は3列目を畳むことで広大な荷室を作ることもできる。室内は広いだけでなく天井が高いから、チャイルドシートに子供を座らせるのも楽だし、小学校中学年くらいまでの子供なら立って着替えができたりと実用性はとびきり高い。

家族みんなが喜ぶ使い勝手

最大8人が乗れる!

最大8人が乗れる!
室内はとにかく広い!3列のシートに最大8人が座れるから祖父母とのドライブだってできるし、乗る人が少なければそのぶん空間をゆったりと使うことができる。シートを畳めば広大なラゲッジスペースができるから、荷物が多くても安心だ。ファミリーユースには最適なパッケージングである。

  • 乗り降りだってしやすい

  • 乗り降りだってしやすい
    開口部の広いドアは、床の低さも手伝って楽な姿勢で乗り降りできるのが実用的。背の低いクルマと違って屈まずに出入りできるから、子供を抱いていても乗り降りしやすいのだ。また、スライドドアは狭い場所でも全開できるし、隣のクルマに当たる心配が少ない。

  • じつは燃費も悪くない

  • じつは燃費も悪くない
    もちろんハイブリッドカーやエコカーほどではないけれど、それでも新しいモデルなら燃費はそれほど悪くない。ステップワゴンをはじめ多くのミニバンはアイドリングストップなど燃費をよくする装備が盛り込まれている。

明確な目的があればクルマ選びはもっと楽しい!GRADEUP!まとめ

せっかくクルマを買い換えるのなら、クルマ選びをもっと楽しんでほしい。それがGooの考える愛車の買い換えだ。そのためにはただ予算に応じてクルマを探すのではなく、今の愛車に比べて何かをグレードアップさせる明確な目的を持って買い換えを進めるのが重要である。
もちろん、ここで紹介した車種がすべてではない。スカイライン以外にも走りの楽しいクルマはたくさんあるし、アクアじゃなくても燃費のいいクルマもある。
今回はより多くのユーザーに参考になるようにいくつかの「大きな目的」をベースにシミュレートしてみたけれど、実際の買い換えではもっと細かい要求だってアリ。たとえば「3列目を広くしたい」とか、「荷室の広いクルマがほしい」だっていいし、走りにこだわって「究極のハンドリングのクルマがいい」とか「爽快なエンジン音を楽しみたい」なんていう望みも楽しい。自分がこだわる部分のアップグレードを狙ってクルマ選びをすれば、次の愛車とのカーライフはもっと楽しくなるはずだ。愛車選びを楽しもう!

※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net 2015年2月調べ

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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