新車試乗レポート
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2020.9.22 UP
新車試乗レポート[2015.03.20 UP]
関連情報
ボディタイプ:軽自動車試乗
【フルモデルチェンジ】
発表/2014年12月22日
スズキ(株)お客様相談室
0120-402-253
文●森野恭行 写真●編集部
2WD・CVT車で37.0km/L(JC08モード)という、ハイブリッド車も驚く燃費値を達成した新型アルトは、いま、大きな注目を集める軽の1台。個性的なスタイルや、質感を高めたインテリアも話題を呼ぶが、やっぱり気になるのは走りの実力だ。はたして、どれほど進化したのか?
走り出してすぐにわかるのは、Xの2WD車で650kgという超軽量設計がもたらすメリット。スイッと軽やかに発進し、軽快に速度を伸ばしていく。ハイトワゴンと比べると車重が150kgほども軽いのだから、走りの全般が軽やかなのは当然だ。この軽さは、もちろん実用燃費にも効く。
だが、「軽い」というと、頼りなさや安っぽさを連想する人もいるかも。じつは、新型アルトはプラットフォームからの新作で、軽さと高剛性、高い衝突安全性をバランスさせた設計を特徴とする。Xは15インチ55タイヤを履くが、ゴツゴツ感を直接的に伝えることはなく、良質な乗り心地を実現している。また、高速道路や山道の走行でみせる高レベルの操縦安定性も印象的。強いボディに加えて、Xはスタビライザー(2WD車はリヤも)をおごった新設計サスの存在も光っている。
軽量&低重心というセダンならではの利点は、フットワーク面にも活きているわけだ。惜しまれるのは、電動パワステのフリクションがステアリングの自然な戻りを阻害する点と、ロードノイズがやや大きめな点。とはいえ、トータルの走りのバランスは優秀だ。低燃費自慢のベーシック軽というと、チープな走り味をイメージしがちだが、新型アルトは快適な乗り心地と満足できる静粛性も備えている。加えてレーダーブレーキサポートも設定するのだから、安全面も抜かりなしだ。
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1500mm |
---|---|
ホイールベース | 2460mm |
トレッド前/後 | 1295/1300mm |
車両重量 | 650kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 52ps/6500rpm |
最大トルク | 6.4kg m/4000rpm |
JC08モード燃費 | 37.0km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | ディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 165/55R15 |
スズキ アルト | 84万7800円〜124万5240円(全グレード) |
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