フェラーリ、ジュネーブショーで新型ベルリネッタをワールドプレミア

インテリアは、ステアリングに走行モードを切替える｢マネッティーノ｣用スイッチが配置されている。

ボディサイズは、全長4568mm、全幅1952mm、全高1213mm。乾燥重量は1370kg。車両のスタビリティを高める｢サイドスリップ・コントロール2｣は精度が高められ、アクティブダンパーは統合制御となる。

488 GTBは、3.9リッターV8ターボエンジンをミッドシップに搭載する高性能モデル。

最高出力は670ps、最大トルクは760Nmを発生する。可変トルク制御システムを搭載するギアボックスを採用。最高速度は、330km/h。0-100km/hの加速はわずか3秒で、0-200km/hの加速は8.3秒と、驚異的な動力性能を発揮する。

参考までだが、同社のテストコースであるフィオラーノサーキットのタイムは、1分23秒を記録しているという。これは、｢F12 ベルリネッタ｣が2012年に同サーキットで記録したタイムとほぼ同等になる。2015年は、フェラーリが1975年に308 GTBを発表してから40年になる節目であり、今回の488 GTBは、同社でも力を入れた1台となりそうだ。