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更新日:2018.11.29 / 掲載日:2014.08.25

【フォルクスワーゲン】ポロがマイナーチェンジ【仕様・装備】

ポロ外観

ユニット・コンパス/Goo-net編集部

 モデルチェンジを受けたフォルクスワーゲンの人気コンパクトカーポロ」が8月25日に発売された。パワーユニットに新設計の「1.2L TSI」を搭載した新型ポロには、「ポロ TSI コンフォートライン」223万9000円と「ポロ TSI コンフォートライン アップグレードパッケージ」249万5000円の2モデルがラインナップされている。ボディは先代と変わらず全長3995×全幅1685×全高1460mmの5ナンバーサイズながら、6:4可倒式のリアシートバックを倒せば最大952Lの積載が可能。

「ポロ ブルーGT」と「クロスポロ」は今秋以降、順次導入される予定。

■新型ポロの主な特徴

●安全性能
新型ポロは、コンパクトなサイズやボリューム感を抑えたデザインなど先代で高く評価されたポイントを受け継ぎながら、最先端の安全技術を盛り込んでいるのが特徴だ。ミリ波レーダーやプリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」、マルチコリジョンブレーキシステム、ドライバー疲労検知システムなどの安全装備を標準で装備し、セグメントをリードする高い安全性を実現した。さらに、レーダーセンサーで前方車両との車間距離と前方車両の車速を測り速度を自動でコントロールする「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「リヤビューカメラ」など、ハイクラスの安全・快適装備も採用されている。

●エンジン
フォルクスワーゲンのダウンサイジングエンジン1.2L TSI は設計を一新。軽量コンパクトになり燃費も向上した。直4DOHCターボの直噴エンジンで、最高出力は90ps/4400~5000rpm、最大トルクは16.3kg-m/1400~3500rpm。乾式デュアルクラッチを搭載した7 速AT「DSG」 との組み合わせにより発進からスムースで力強い加速を実現。アイドリングストップシステム(Start/Stop)やブレーキエネルギー回生システムの効果もあって、JC08 モード燃費も22.2km/Lと先代より約5 %向上、エコカー減税の対象(自動車取得税80%、自動車重量税75%軽減)となっている。

●デザイン
基本的に先代モデルのデザインを踏襲しながら、水平基調のラインを強調したフォルクスワーゲン最新のデザイントレンドに合わせてより高級感のある装いに。外装では、フロントグリルや前後のバンパー、ヘッドライトやテールランプのデザインが変更された。
インテリアでは、「ゴルフ」と同タイプのステアリングホイールやメータークラスターを採用し、ドアトリムにもクロームが施されるなど、上質感を感じさせる室内空間となっている。 シートデザインも一新。新しいインフォテイメントの採用によりセンターコンソールのデザインも変更されている。
ボディカラーは、新色として「サンセットレッドメタリック」、「トフィーブラウンメタリック」、「コーンフラワーブルー」のほかTSI コンフォートラインアップグレードパッケージに有償オプションで設定された「オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト」が登場。先代から引き続きリリースされている4カラーと合わせ、計8 色から選択することができる。

●インフォテイメントシステム
ラジオやCD、MP3やハンズフリーフォンなど各種メディアをタッチパネルで操作できる新世代のインフォテイメントシステム「コンポジション メディア」を標準で備えるなど、クラスを超えた充実の装備も話題になっている。

■フォルクスワーゲン ポロの安全・快適装備

<全車標準装備>
●プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist Plus”シティエマージェンシーブレーキ付
“Front Assist Plus”は、全速度域においてレーダーで前方の車両との距離を検知。衝突の危険が予測される場合は、制動距離を短縮するためにブレーキ圧を高めてスタンバイ状態を保持するとともに、ドライバーに警告音と警告ランプでドライバーに注意をうながす。ドライバーが回避操作を行わない場合には、システムが自動で車両を減速させて衝突の被害を軽減する。 また30km/h 未満での走行中には、シティエマージェンシーブレーキ機能が作動。自動的にブレーキを作動させて危険を回避、あるいは追突の被害を軽減。

●マルチコリジョンブレーキシステム
衝突や追突時の衝撃をエアバッグセンサーが検出すると、自動で車両を10km/h以下になるまで減速させ、2 次衝突のリスクを軽減。

●ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”
ドライバーのステアリングへの入力や角度を監視して、疲労や眠気による急なステアリング操作など通常の操作とは異なる動きを検知。マルチファンクションインジケーターの表示と警告音でドライバーに休憩を取るよううながす。

<コンフォートラインにオプション/アップグレードパッケージに標準装備>

●アダプティブクルーズコントロール“ACC”
クルーズコントロールにレーダーセンサーを組み合わせたシステム。高感度なレーダースキャンにより先行車を測定し、設定されたスピードを上限に自動で加減速を行うことで一定の車間距離を維持、快適な長距離走行を実現する。先行車が完全に停止するまでの範囲で制御が可能となっている。

●リヤビューカメラ“Rear Assist”
車両後方の様子をセンターコンソール中央の画面に表示。 車庫入れや縦列駐車などの運転操作をサポートする。

  • ポロレーダー

  • ポロインパネ

  • ポロNAVI

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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