【フォルクスワーゲン】ゴルフが「2015北米カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得

　フォスクスワーゲンの人気ハッチバックモデル「ゴルフ」が、「2015北米カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。3台が選出された最終選考でゴルフは256点を獲得。「フォード マスタング」204点、「ヒュンダイ ジェネシス」110点を抑えての受賞となった。

　米国およびカナダ在住のモータージャーナリスト57名が選考委員を務め、前年に北米で発売された新型車または発売予定のニューモデルのなかからもっとも優秀な1台を選出する北米カー・オブ・ザ・イヤーは、毎年「北米国際自動車ショー（デトロイト・モーターショー）」の会場で発表、授賞式が行われている。開催は今年で22回目。年間販売台数5000台以上が条件となっており、スーパーカーや一部の高級車は対象外。

　ゴルフは、2012年にヨーロッパで販売が開始されて以降、「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」や「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」、「ASEANカー・オブ・ザ・イヤー」をはじめ、スロベニア、チェコ、ニュージーランド、日本のカー・オブ・ザ・イヤーに選出されているほか、「Goldens Lenkrad（ゴールデン ステアリング）」、「Auto Trophy」、「All the car you’ll ever need（Top Gear-Award）」など30を超える賞やデザインアワードを授与されてきた。

　今回の北米カー・オブ・ザ・イヤーでも、ゴルフの確固たるデザイン・アイデンティティ、運転支援・安全・インフォテイメント機能の充実したラインナップ、品質の高さが評価された。フォルクスワーゲン グループ オブ アメリカCEOのミヒャエル・ホルン氏は、「この名誉ある賞の受賞は、北米がフォルクスワーゲン ブランドにとってホームグラウンドである心強い証として受け止めています。フォルクスワーゲンにとって2015年の素晴らしいスタートとなると確信しております」と述べた。

　なお、北米カー・オブ・ザ・イヤーに欧州車が選ばれたのは5度目、フォルクスワーゲンのモデルとしては1999年の「ニュー・ビートル」以来2度目。