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更新日:2020.04.03 / 掲載日:2014.12.19
ホンダ グレイス 新車紹介
ホンダ グレイス新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2014年12月1日
ホンダ・お客様相談センター
0120-112010
文●森野恭行 写真●ホンダ
■JC08モード燃費34.4km/Lの低燃費小型セダンが登場
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
フィットがベースといっても、デザインはセダン専用。そこが、かつてのフィットアリアとの大きな違いで、ホイールベースも70mm延長している。得られたのは広い後席ニールームで、コンパクトセダンのレベルを超えたくつろぎ度を実現することに成功した。リヤサスに液封コンプライアンスブッシュを使って上質な乗り心地を追求し、遮音対策を入念に行ったのも、「快適」をウリとするハイブリッドセダンらしいこだわりと言える。
最大のライバルはカローラアクシオのハイブリッド車だが、大きく差をつけるのはハイブリッドシステムの性能。システム出力は、アクシオの100馬力を大きく上まわる137馬力で、スポーティな走りも期待することができる。もちろん、7速DCTは改良や対策が済んだものを搭載する。
もうひとつの大きな注目点は、このクラスのハイブリッド車では貴重な4WDモデルを設定すること。システムはいわゆるビスカス式で、生活4駆として十分な能力を備える。ハイブリッドも、4WDも、海外版のシティにはないメカで、グレイスが日本市場に特化したセダンとして開発されたことを物語る。幅広いセダンファンにアピールする魅力を持った、注目の1台と言っていい。
■インテリア/エクステリア写真[1]
助手席側にソフトパッドを使い、ピアノブラックパネルやシルバー加飾を要所にあしらったインパネは、ひとクラス上の上質感を演出する。上級のEXは快適装備も充実。
後席の足元空間はアッパーミドルクラスに匹敵する広さ。エアコンダクトやアームレストの設定もあり、クラスを超えたくつろぎ度を実現する。オプションで本革シートも用意。
■インテリア/エクステリア写真[2]
ハイブリッドメカは、フィットと共通の1.5Lアトキンソンサイクルi-VTEC i-DCD。ムダのないメカ配置も自慢の点だ。
燃料タンクの配置を工夫して430Lの大容量荷室を実現。6対4分割可倒式シートの採用も見どころ。
クラスを超えた押し出し感とスポーティさを表現。アジアで人気のシティと基本デザインは共通だが、ボディ構造はより先進的で、つくりも入念。メイド・イン・ジャパンのよさを実感できる。
ホンダ グレイス ハイブリッド EX FF(7速AT・DCT)
全長×全幅×全高 | 4440×1695×1475mm |
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ホイールベース | 2600mm |
トレッド前/後 | 1475/1465mm |
車両重量 | 1200kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 1496cc |
エンジン最高出力 | 110ps/6000rpm |
エンジン最大トルク | 13.7kg m/5000rpm |
モーター最高出力 | 29.5ps |
モーター最大トルク | 16.3kg m |
JC08モード燃費 | 31.4km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 車軸式 |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 185/55R16 |
価格
ホンダ グレイス | 195万~240万9800円(全グレード) |
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