新車試乗レポート[2012.02.17 UP]

試乗インプレッション

関連情報

ボディタイプ:クーペ ボディタイプ:セダン スポーツカー
メルセデス・ベンツ C63 AMG クーペ (2011年〜)試乗レポート

試乗
【新型車】
発表・発売/2011年8月25日
メルセデス・ベンツ日本/0120-190-610

メルセデス・ベンツ C63 AMG クーペ
■すべてのクルマ好きを魅了するマニア垂涎の逸材

Cクラスという日本の道路環境にも適したサイズのクルマに、いちばんアグレッシブなキャラクター付けを施したのがこのAMG製のクーペだ。セダンより低くスタイリッシュになったシルエットはさらなる「走り」を予感させる。心臓はお馴染みの6.2L V8 DOHCで、最高出力は457ps(AMGパフォーマンスパッケージ非装着車)を発揮。しかも61.2kg mの最大トルクはもはやスーパーカーの領域。後輪の255/35R18というサイズも、それを物語る。

■ドライビング/ユーティリティ

C63AMGクーペはじつに楽しいクルマだ。10人のクルマ好きが10人とも「お金があればすぐにでもほしい」というコメントを残すような性格を持っている。セダンとは違うパーソナル感を得るタイトな運転席まわり、すべての操作類が、走りに集中しているときでも操作しやすいことをあらためて感じることだろう。エンジンをかけるとそのサウンドにもシビレる。猛獣が喉を鳴らして唸るようなエキゾーストノートは、こいつがただものでないことを知らしめる。
それじゃのっけから扱いにくいのかといえば、そうではない。そこはメルセデスマジックとでも呼ぼうか、クイック過ぎないハンドリングと安定感のある挙動はさすがである。ただ、中間加速の衝撃はすさまじく、ドーンとシートにカラダを押し付けられた。ここだけは、「これがベンツ?」と思えるほど凶暴だ。
ただ、それも慣れてくるとこれだけのパワーをかなり自在に扱えるようになる。そして、あまりの反射神経の鋭さに運転が楽しくなってしまう。「もう少し、もう少し」と、走っていたくなるからたまらない。C63AMGクーペとは、まさにそんなクルマだ。
もちろん、それだけの実力の持ち主だけに、ザックリ1000万円を超えるタグが付く。「Cクラスに1000万円」と考えるか、「AMGが1000万円で買える!」と考えるかは、アナタ次第だ。

■インテリア/エクステリア写真[1]

インテリア/エクステリア写真[1] インパネ形状は標準のCクラスに準ずるが、アグレッシブなデザインのステアリングはAMG専用品。スピードメーターは320km/hまで刻まれる。

インテリア/エクステリア写真[1] スポーティな走りを支える専用のスポーツシート。表皮は上質なナッパレザーで、2トーンカラーも用意される。

インテリア/エクステリア写真[1] 試乗したAMGパフォーマンスパッケージ装着車は、オプションの19インチAMGマルチスポークアロイホイールを履く。

■インテリア/エクステリア写真[2]

インテリア/エクステリア写真[2] すべてをAMGが独自開発したM156ユニット。デビューから5年を経た今も実力は健在で、大排気量スポーツエンジンならではの魅力に満ちている。

インテリア/エクステリア写真[2] リヤにはいかにも整流に効きそうなブラックのディフューザーを装備。すごみの効いた4本のマフラーもAMGの印だ。

インテリア/エクステリア写真[2] 端正なCクラスクーペのフォルムに、大きく張り出したフェンダーやカーボン製の空力パーツをプラス。上質さと獰猛さの入り交じるスタイリングも、好事家の心をくすぐる。

C63 AMGクーペ AMGパフォーマンスパッケージ(7AT) 主要諸元

全長×全幅×全高 4710×1795×1390mm
ホイールベース 2765mm
トレッド前/後 1570/1525mm
車両重量 1800kg
エンジン V8 DOHC
総排気量 6208cc
最高出力 487ps/6800rpm
最大トルク 61.2kg m/5000rpm
JC08モード燃費 7.2km/L
サスペンション前 3リンク
サスペンション後 マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前・後 235/35R19・255/30R19

全国メーカー希望小売り価格

C63 AMGクーペ 1085万円

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