車のエンタメ
更新日:2018.11.20 / 掲載日:2017.09.29
手汗脇汗MAX車載動画! スバル WRX STIがニュルでセダン最速6分57秒578記録!
もはやおなじみとなりましたニュルブルクリンク。激しいアップダウンがあり、途方もない速度が出るストレートの後に大きく減速しての急カーブがあったりと、とにかく過酷なドイツにあるサーキット。世界中の自動車メーカーが新車開発のために訪れることから「新車開発の聖地」と呼ばれたり、スポーツカーがメーカーの威信をかけてタイムアタックをすることもあるので「スポーツカーの聖地」とも言われています。
最近では、ホンダ・シビックタイプRがクラス最速のタイムを出し、すこし前には日産GT-Rが量産車最速タイムをマークしたりもしました。残念ながらGT-Rはランボルギーニウラカンの高性能バージョン「ペルフォルマンテ」には抜かれてしまいましたが。
というわけで今回アタックするのは、スバルWRX STI。ただし、見ての通り、これは市販車ではありません。レーシングカーに近いモデファイが施された、速く走るためのマシンですね。「レースをしないレーシングカー」と言ってよさそうです。制作したのはイギリスのプロドライブ社。エンジンは600馬力を超えるそうです。
それでは車載映像をご覧いただきましょう。画面は中央上に走行タイム、右上に現在位置、そして左下にはタコメーター&ギヤポジションと速度計、そしてかかっている重力を示すGメーターがあります。臨場感抜群です!
コーナリングも安定していますね。リヤウイングは油圧と電動でドライバーの操作を受けて角度を変えられ、直線は寝かせて空気抵抗を減らし、コーナリングやブレーキングでは立てて車体を安定させるのだとか。この領域になると空力がとても重要なんですね。
今年8月5日におこなわれたタイムアタックで叩き出した記録は、6分57秒5。とてつもない速さですね。実はこれ、セダン最速のラップタイムなのだそうです。