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更新日:2021.09.14 / 掲載日:2021.09.14
「レンジローバースポーツSVR」新作ボンド映画に登場!撮影の舞台裏映像を公開
ランドローバーは現地時間9月14日、映画『007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するレンジローバースポーツSVRの撮影舞台裏映像を公開した。2台のレンジローバースポーツSVRがジェームズ・ボンドを追ってカーチェイスを繰り広げ、クラッシュする様子をとらえている。
オフロードのカーチェイスに“完璧な選択”のレンジローバースポーツSVR
2021 Danjaq, LLC and MGM. All Rights Reserved.
ジェームズ・ボンドの新作映画では、アクションカーやスタントのプロによるハイスピードのアクションが見どころ。このチェイスシーンでは、オスカーを受賞した特殊効果とアクションビークルのスーパーバイザーであるクリス・コーボルト氏と、スタントコーディネーターのリー・モリソン氏の指揮のもと、レンジローバースポーツがアクションの真っ只中に登場する。
「私はボンドのチェイスシーンをオフロードの環境で撮影したいと思っていたので、レンジローバースポーツSVRは完璧な選択でした。すべてを実際に撮影しているので、この追跡劇は映画の中で忘れられないセットピースのひとつになるでしょう」とリー・モリソン氏は語る。
レンジローバースポーツSVRは、強化されたドライビングダイナミクスと575PSのスーパーチャージドV8エンジンを搭載。0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は283km/hで、ランドローバー史上最速のクルマだ。
『007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ』で使用されたSVRは、ランドローバースペシャルビークルオペレーションズのエンジニアによって考案された、市販モデルと同じ特別にチューニングされたサスペンションを備える。快適性を損なうことなく、より応答性の高いハンドリングとタイトなボディコントロールを実現していた。
アイガー・グレーのモデルには、ナルビック・ブラックの22インチ・アロイ・ホイールと、グロス・カーボンファイバー製のフロント・フェンダー・ベント、ロア・バンパー・インテーク、グリル、ミラーなどを含むオプションのカーボン・パックが装着されている。オプションの軽量SVRカーボンファイバー製ベントボンネットは、劇中ではボディカラー仕上げとなっているが、カーボンファイバー製のセンターセクションを露出させることも可能となっている。
レンジローバー・クラシックにディフェンダー…今作でも多数ランドローバーが登場
2021 Danjaq, LLC and MGM. All Rights Reserved.
ラグジュアリーSUVの元祖であるレンジローバーは、1970年に世界初公開された。それ以来、レンジローバースポーツ、イヴォーク、ヴェラールなどのシリーズが誕生。『007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、レンジローバー・クラシックに加え、3台のディフェンダーとシリーズIIIのランドローバーも登場する。
ランドローバーは、EONプロダクションおよびジェームズ・ボンド映画と長年にわたるパートナーシップを結んでおり、1983年には『オクトパシー』にレンジローバー・コンバーチブルが登場した。最近では、2015年に「レンジローバー・スポーツ」が『007 スペクター』の主要なアクションシーンに登場している。
第25作目のジェームズ・ボンド映画『007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、キャリー・フクナガが監督を務め、ダニエル・クレイグが主演する。英国では9月30日から、日本では10月1日より劇場公開予定となっている。
※映画公開日は記事制作時点の情報です。
ランドローバー レンジローバースポーツ(2021年4月 発売モデル)
ランドローバー史上最速、最も俊敏でレスポンスに優れた「レンジローバースポーツ(RANGE ROVER SPORT)」。ラインアップは、3L 直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジン搭載の「HST」、5L V型8気筒スーパーチャージド・ガソリンエンジン搭載の「オートバイオグラフィー ダイナミック」、「SVR」、「SVRカーボンエディション」、マイルドハイブリッドテクノロジーを採用した先進のINGENIUM直列6気筒ディーゼル・エンジン(最高出力221kW/300馬力・最大トルク650Nm)を搭載の「SE」、「HSE」、「HSEダイナミック」、「HSEシルバー」、「HSEダイナミックブラック」、INGENIUMガソリン・エンジン(最大出力221kW/300馬力)と高出力モーター(最高出力105kW/142馬力)を併用するパラレルハイブリッドシステム搭載のプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデル「HSE」、「HSEダイナミック」、「HSEシルバー」、「HSEダイナミックブラック」、「オートバイオグラフィーダイナミック」を設定。
上下2つの高解像度10インチのタッチスクリーンによって操作性を追求したインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」、イオン空気清浄テクノロジー、クリアイグジットモニターなど、利便性を高める機能を全車標準装備。特別仕様車には、「SE」をベースとした、レンジローバー誕生50周年を記念した「50th コレクション」(限定60台)を設定。マイルドハイブリッドテクノロジーを採用した先進の直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジンを搭載している。
今回、「HST」をベースに、最高出力294kW/400馬力、最大トルク550Nmを発揮する、3L 直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジンを搭載した初の特別仕様車「HST+」(限定29台)を設定。22インチ スタイル5086 5スプリットスポーク(グロスブラックフィニッシュ)を装備して外観を引き締めたほか、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロールなど、充実のドライバー支援システムをパッケージしたドライバーアシストパックを特別装備。ボディカラーは、「フジホワイト」、「カルパチアングレイ」の2色を用意。全車右ハンドル設定。