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更新日:2021.07.13 / 掲載日:2021.07.13

CLAクラス シューティングブレークの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

メルセデス・ベンツ CLAクラス シューティングブレーク

Aクラスをベースに作られたモデルであるメルセデス・ベンツ CLAクラス シューティングブレークに関して、今回はグレード別に紹介していきます。

「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

メルセデス・ベンツ CLAクラス シューティングブレークの歴史

2015年6月、メルセデス・ベンツからCLAクラス シューティングブレークの初代が登場しました。ルーフラインをリアエンドまで伸ばすことによって、スタイリッシュなフォルムを実現しています。また、後席にはステーションワゴン並みの室内空間が与えられているのが特徴です。

誕生した当初に設定されたのは以下の4つのグレードです。
・1.6LのBlueDIRECTターボエンジンを搭載した「CLAクラス シューティングブレーク CLA180」と「CLAクラス シューティングブレーク CLA180 スポーツ」
・2.0LのBlueDIRECTターボエンジンを搭載した「CLAクラス シューティングブレーク CLA250」と「CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチック」

CLAクラス シューティングブレークは安全装備が充実しており、追突の回避や軽減をサポートするCPAプラス(緊急ブレーキ機能)や長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を検知するアテンションアシストなどの安全装備が、全車に標準装備されています。

2019年3月、世界5大モーターショーのひとつであるジュネーブモーターショーにてCLAクラス シューティングブレークの2代目が本国で登場します。エクステリアは、メルセデス・ ベンツの「Sensual Purity(官能的純粋)」という基本思想に基づき、シンプルでありつつ陰影による豊かな表情が表現されているデザインになっているのが特徴です。

同年12月より日本へと導入され、このとき2.0Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載した「CLAクラス シューティングブレーク CLA200d」が初めて設定されました。また、2.0LのターボエンジンM260型を搭載する四輪駆動モデルの「CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチック」も同時に設定されています。

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CLAクラス シューティングブレーク CLA180

CLAクラス シューティングブレーク CLA180

CLAクラスのエントリーグレード「CLAクラス シューティングブレーク CLA180」

CLAクラス シューティングブレーク CLA180は、CLSクラスが誕生した当初から設定されているエントリーグレードです。

初代では、1.6L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載。2代目では、1.4L直列4気筒M282エンジンに変更されており、さらに7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせています。どちらの世代も、高級感とスポーティーさを兼ね備えた流麗なデザインが特徴となっています。

中古で購入する際の目安となる予算

CLAクラス シューティングブレーク CLA180を中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:134万円~199万円
2016年式:162万円~217万円
2017年式:178万円~289万円
2018年式:流通量希少のため算出不可
2019年式:流通量希少のため算出不可
2020年式:流通量希少のため算出不可
2021年式:流通量希少のため算出不可

このグレードの中古車は、現時点の中古車市場では初代のみが流通しています。初代といっても、6年落ち程度のため価格は一般的な中古車としては高めです。

先代モデルとの比較

初代:2015年~2019年
CLAクラス シューティングブレーク CLA180は、初代の誕生と同時に設定されました。安全面では、CPAプラス(緊急ブレーキ機能)やアテンションアシストを標準装備しています。

この世代の中古車価格はだいぶ下がっており、新車当時300万円台だったものが、100万円台で購入できる車両も増えています。

エンジンは1.5L直列4気筒ターボ最高出力122ps。ボディサイズは全長4640mm×全幅1780mm×全高1435mmです。

2代目(現行モデル):2020年~
CLAクラス シューティングブレーク CLA180は、2代目でも引き続き設定されています。先代で備わっていた安全装備に加え、ドライバーの疲労を軽減するアクティブレーンチェンジングアシスト、走行中万が一の場合に緩やかに減速、停止するアクティブエマージェンシーストップアシストなどを搭載し、より安全性能が向上しました。

この世代は昨年登場したばかりのため、まだ中古車市場には流通していません。今後流通したとしても、かなり高い価格が設定されると予想されるため、中古車として手に入れるのはまだ現実的ではないでしょう。

エンジンは1.3L直列4気筒ターボ最高出力136ps。ボディサイズは全長4690mm×全幅1830mm×全高1435mmです。

人気のあるカラー

CLAクラス シューティングブレーク CLA180のボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・ポーラーホワイト(S)
・サンイエロー(S)
・デジタルホワイト(M)
・コスモスブラック(M)
・デニムブルー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・マウンテングレー(M)

この中では、真っ白な「ポーラーホワイト(S)」が人気です。

※(S)とはソリッドペイントを意味し、(M)とはメタリックペイントを意味します。

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CLAクラス シューティングブレーク CLA200d

CLAクラス シューティングブレーク CLA200d

CLAクラス唯一のディーゼルエンジンモデル「CLAクラス シューティングブレーク CLA200d」

CLAクラス シューティングブレーク CLA200dは、2代目が誕生した当初から設定されているグレードです。

CLAクラス シューティングブレークの中では、初めて2.0Lの直列4気筒のディーゼルターボエンジンを搭載しています。また、トランスミッションにおいても他グレードで採用されているものより1速多い、8速デュアルクラッチトランスミッションを採用しているのが特徴です。そのため、ガソリン車にも引けを取らないスムーズな加速を実現しています。

中古で購入する際の目安となる予算

CLAクラス シューティングブレーク CLA200dを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2019年式:508万円
2020年式:484~499万円
2021年式:流通量希少のため算出不可

このグレードは2代目から設定されているグレードということもあり、まだ中古車の流通量は少なく現時点では4台しか流通していませんでした。どれも年式が新しいこともあり、価格は新車同然の値段となっています。

先代モデルとの比較

2代目(現行モデル):2019年~
CLAクラス シューティングブレーク CLA200dは、CLAクラス シューティングブレークの2代目から設定されました。

装備面も充実しており、フルオートエアコンやパワーウィンドウ、クルーズコントロール、本革巻きステアリング、運転席パワーシートなどを標準装備しています。その他、本革シートやサンルーフなどはオプションで装備することが可能です。またオプション装備として、ウインカーを出した方向に車両がいない場合に自動で車線変更を行うアクティブレーンチェンジングアシストを採用しました。

その後、2020年9月に行われた一部改良ではこれまでオプション装備であったメルセデス・ベンツの先進安全装備であるレーダーセーフティパッケージを標準装備させたことで、より安全面に磨きがかかっています。

このグレードは、まだ登場して間もないこともあり、中古車の流通量は少ないです。中古車とはいえ新車とあまり変わらない、もしくは新車以上の価格になっていることを理解した上で購入を検討しましょう。

エンジンは2.0L直列4気筒ディーゼルターボ最高出力150ps。ボディサイズは全長4690mm×全幅1830mm×全高1435mmです。

人気のあるカラー

CLAクラス シューティングブレーク CLA200dのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・ポーラーホワイト(S)
・サンイエロー(S)
・デジタルホワイト(M)
・コスモスブラック(M)
・デニムブルー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・マウンテングレー(M)

この中では、真っ白な「ポーラーホワイト(S)」が人気です。

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチック

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチック

充実した装備が搭載された上級グレード「CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチック」

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチックは、2代目が誕生した当初から設定されているグレードです。

この世代に設定されたグレードの中では上位グレードという位置づけとなっており、2.0Lの直列4気筒ターボチャージャーに7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせています。

上位グレードとなることから、快適性を兼ね備えたエクステリアデザインに加えて、スポーティーなインテリアデザインが特徴的なグレードです。

中古で購入する際の目安となる予算

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチックを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2019年式:488万円~518万円
2020年式:流通量希少のため算出不可
2021年式:流通量希少のため算出不可

このグレードは2代目から登場しているため、まだ中古車市場の流通量は少ないです。設定された2019年式の車両を見ても新車価格とあまり価格差がないことから、このグレードを中古車として購入するのはまだおすすめできません。

先代モデルとの比較

2代目(現行モデル):2019年~
CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチックは、CLAクラス シューティングブレークの2代目から設定されました。

2代目では上位グレードとして設定されていることもあり、フルオートエアコンや18インチアルミホイールなどが採用されています。サンルーフや本革シートなどはオプション装備とはなるものの、パワーウィンドウやクルーズコントロール、本革巻きステアリング、運転席パワーシート、プライバシーガラスなどは標準装備されました。

さらに、スマホのようにタッチ、スワイプなどの操作ができるセンターディスプレイ、充電コードに繋げずにスマホ(Qi規格対応のみ)を充電できるワイヤレスチャージングも搭載しています。

このグレードは2019年の12月に設定されたグレードということもあり、まだ1年半程度の期間しか販売されていません。そのため、中古車市場に流通する台数も非常に少なく、現時点ではたった2台だけでした。中古車価格も新車価格とあまり変わらないため、このグレードを中古車として購入するメリットはまだないでしょう。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力224ps。ボディサイズは全長4690mm×全幅1830mm×全高1435mmです。

人気のあるカラー

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 4マチックのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・ポーラーホワイト(S)
・サンイエロー(S)
・デジタルホワイト(M)
・コスモスブラック(M)
・デニムブルー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・マウンテングレー(M)

この中では、漆黒の「コスモスブラック(M)」が人気です。

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチック

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチック

スポーティーなスタイリングが特徴の「CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチック」

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチックは、CLSクラスが誕生した当初に設定されているグレードです。

2.0Lの直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載しています。

初代では上位グレードとして設定されていたこともあり、フルオートエアコンや18インチアルミホイール、クルーズコントロールなどを標準装備するなど充実した装備面に加えて、スポーティなスタイリングも特徴となっています。

中古で購入する際の目安となる予算

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチックを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:259万円~288万円
2016年式:220万円~327万円
2017年式:290万円~378万円
2018年式:268万円~410万円
2019年式:流通量希少のため算出不可

このグレードは初代のみにしか設定されていないグレードですが、販売終了してからそれほど時間が経っていないため、どの年式も総じて高めです。

先代モデルとの比較

初代:2015年~2019年
CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチックは、初代の誕生と同時に設定されました。

この世代では、上位グレードとして設定されていたことから、とにかく装備が充実しているのが特徴です。そのため、パワーウィンドウや集中ドアロック、本革巻きステアリング、運転席パワーシート、プライバシーガラスなどは標準装備されています。

オプションとはなるものの、サンルーフも装備することは可能です。このサンルーフはパノラミックスライディングルーフで、UVカット機能も搭載されているため、紫外線が気になる方も安心して使用することができるでしょう。

安全面では、標準グレードであるCLAクラス シューティングブレーク CLA180と同じく、CPAプラス(緊急ブレーキ機能)やアテンションアシストを標準装備しています。

中古車としては25台以上が流通しているため、他のグレードに比べると少しは選択肢が多いでしょう。とはいえ、どの年式のものも中古車として購入するにはまだ高い価格がつけられているので、それなりの予算が必要となります。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力211ps。ボディサイズは全長4685mm×全幅1780mm×全高1435mmです。

人気のあるカラー

CLAクラス シューティングブレーク CLA250 シュポルト 4マチックのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・カルサイトホワイト(S)
・ジュピターレッド(S)
・コスモスブラック(M)
・オリエントブラック(M)
・ノーザンライツブラック(M)
・マウンテングレー(M)
・ポーラーシルバー(M)

この中では、純白の「カルサイトホワイト(S)」が人気です。

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※本記事は、2021年7月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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