BMW X5(3代目/F15)の中古車選びで知っておきたい特徴とグレード構成の記事詳細

徹底分析中古車相場 [2021.06.24 UP]

BMW X5(3代目/F15)の中古車選びで知っておきたい特徴とグレード構成

 BMWが初めて手がけたSUVがX5。2000年10月から日本に導入されたが、当時はまだトラックベースのSUVが大部分を占めていた時代。しかしX5は5シリーズをベースにしたオンロード志向のSUVで、同社はこれを「SAV(Sport Activity Vehicle)」という新ジャンルのモデルに分類し、その走りのよさをアピールした。生産はアメリカのスタンバーグ工場が担当する。今回は2013年に登場した3代目(F15)の改良遍歴を振り返り、グレード別の装備内容を見ていきたい。

BMW X5(3代目/F15)ってどんなクルマ?

  • 2013年11月発売モデルのデータ(xDrive35i)

  • 新車時価格帯(2013年11月)

 2013年10月、ラージサイズSUVのBMW X5がフルモデルチェンジを受けた。エクステリアは、ワイドなフロントデザイン、サイドのキャラクターラインなどにより、躍動感あふれるデザインが特徴。フロントホイールアーチ後方にエアブリーザー、Dピラー後方にエアブレードが装着され、このクラスとしてはトップクラスのCd値0.31を実現している。インテリアは、複数の面を重ねるレイヤリングという手法により、陰影が際立つ立体的なデザインが見どころ。ダッシュボード最上部には10.2インチのワイドコントロールディスプレイと、独立型のフラットスクリーンを採用。また、ブルー、ホワイト、オレンジから選べるアンビエントライトも採用している。

 パワートレインは、当初3.0L 直6ガソリンターボ+8速ATを搭載する「xDrive35i」、3.0L 直6ディーゼルターボ+8速ATを搭載する「xDrive35d」、4.4L V8ターボ+8速ATを搭載する「xDrive50i」が設定された。駆動方式は全て4WDとなっており、オンオフ問わないあらゆる路面でパフォーマンスを発揮する。そのほか、「前車接近警告機能」、「レーンディパーチャーウォーニング」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」を含む安全運転支援システム「ドライビングアシスト」が、「xDrive35d SE」を除く全車に標準装備される。

先代モデルと比較すると?

 3代目X5の特徴は、豊富なパワートレイン。ローンチ時からディーゼルエンジンが選べるほか、後にX5では初のプラグインハイブリッド「xDrive40e」が追加されている。また、グレード体系は「SE」、「xライン」、「Mスポーツ」が設定されたことも、先代と異なる点である。

改良遍歴は?

 デビューからおよそ1年後の2014年10月、安全運転システムが「ドライビングアシストプラス」に進化した。これは従来の機能に「アクティブクルーズコントロール」が追加されたもの。同年11月には4.4L V8ターボを搭載した高性能版「X5 M」も登場している。

 2015年9月、「xDrive40e」を追加。トランスミッションと一体化された電気モーターと9.0kWhのリチウムイオン電池を搭載。2.0L 直4ターボを組み合わせることで、システム出力313馬力を発揮する。モーターのみでの航続距離は最大31kmで、家庭用電源からの充電も可能。

 2016年3月、ドライバーの死角になる左右後方の車両を検知し警告してくれる「レーンチェンジウォーニング」、衝突の危険性を検知した場合にシートベルトを引き締める「アクティブプロテクション」が全車に標準装備された。

 2017年10月、車載通信モジュールにより、ドライバーと周辺環境をITネットワークで繋ぐ「BMWコネクテッド・ドライブ」を全車標準装備とした。

X5(3代目/F15)の主要グレード

 3代目X5のパワートレインは、3.0L 直6ガソリンターボの「xDrive35i」、3.0L 直6ディーゼルターボの「xDrive35d」、4.4L V8ターボの「xDrive50i」、2.0L 直4ターボのPHEV「xDrive40e」という4つのバリエーションが存在する(加えて4.4L V8ターボのMモデルも設定)。さらに、各々には価格を抑えたエントリーグレードの「SE」、スタンダード仕様、高級感を高めた「xライン」、専用のスポーティな装備が充実する「Mスポーツ」を用意。ここでは、中古車のボリュームゾーンとなる3つの仕様について装備内容を見ていこう。

最低限の装備が与えられるスタンダード仕様

 スタンダード仕様でも、パワートレインなどの基本的なメカニズムや快適装備はほかの仕様とほぼ同じ。豪華な内外装やスポーティな装備が不要というユーザーは、これを選ぶのがよいだろう。ただし、スタンダード仕様でもパワートレインによってタイヤサイズが異なる。「xDrive35i」と「xDrive35d」、「xDrive40e」は255/55R18、「xDrive50i」は255/50R19が装着されている。

豪華仕様の「xライン」

 エクステリアは、クローム仕上げのキドニーグリル、マットシルバーのエアインテーク、サイドウインドウフレームモールティングのBMW Individualアルミニウムライン、マットシルバー仕上げのデュアルエキゾーストテールパイプ、リアスカートフィニッシャーなどで、プレミアム感がさらに高められている。タイヤ&ホイールは、全パワートレインでスタースポークの255/50R19が装着される。インテリアは、アメリカンオークウッドで仕立てられるほか、クロームボタン付きリモコンを標準装備。スタンダード仕様よりもワンランク上の満足度が得られる。

スポーティな装備が充実する「Mスポーツ」

 エクステリアは、Mスポーツ専用の19インチアルミホイールに加え、フロントエプロン、サイドおよびリアスカート、ワイドホイールアーチを含む「Mエアロダイナミクスパッケージ」により、ほかのモデルと差別化されている。インテリアは、Mスポーツレザーステアリング、スポーツシート、ダコタレザー内装により、スポーティ感あふれる仕立て。また、アダプティブMスポーツサスペンションを装備し、よりダイナミックな入りが楽しめる仕様となっている。
※上の記述は、2015年発売モデルについてまとめたもの。年式によって装備内容が異なる場合があります。

まとめ

 モデルチェンジを経るごとに豪華さが増すBMW X5。充実した装備とロングドライブでも快適な走りで、このクラスでは人気の高い1台となっている。購入後の故障やトラブルを避けるため、中古車で探す際は記録簿の有無や保証期間を確認しておこう。

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クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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