メルセデス・ベンツ Aクラスの燃費や税金など気になる維持費を紹介の記事詳細

中古車購入 [2021.06.16 UP]

メルセデス・ベンツ Aクラスの燃費や税金など気になる維持費を紹介

メルセデス・ベンツ Aクラス

1997年に発売を開始し、2018年に4代目を迎えたメルセデス・ベンツ Aクラスの気になるポイントを紹介していきます。

「燃費やボディサイズは?」「税金や車検代などの維持費はいくらかかる?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

Aクラスについて

メルセデス・ベンツAクラスは、メルセデスのエントリーモデルに位置づけられるハッチバック型のコンパクトカーです。

初代モデルは1998年に輸入が開始されています。当時、全高1600mmというスタイルはこれまでのメルセデス・ベンツにはなかった特徴でした。このスタイルは2代目でも踏襲されますが、2012年に登場した3代目ではデザインを一新し、全高や空気抵抗の低いものに変更となっています。また、初代と2代目のBセグメントからCセグメントに相当するモデルとして、サイズアップされたことも特徴です。

Aクラスは搭載されるパワートレインも、時代による変化が見られました。ドイツ本国で販売される全てのモデルは輸入されておらず、比較的高性能なエンジンを搭載したモデルを中心に日本市場に導入されています。

特に3代目では2.0Lターボエンジンを搭載したモデルが、現行モデルの4代目ではディーゼルターボエンジンを搭載したモデルが輸入されました。さらに、2021年5月末からは受注生産ではあるものの、プラグインハイブリッドモデルの輸入も開始されています。

Aクラスのボディサイズ

Aクラスの歴代モデルのボディサイズを比較してみました。

<世代:ボディサイズ>
初代(A160):全長3605mm×全幅1720mm×全高1575mm
2代目(A170):全長3850mm×全幅1765mm×全高1595mm
3代目(A180):全長4290mm×全幅1780mm×全高1435mm
4代目(A180):全長4419mm×全幅1796mm×全高1423mm

モデルチェンジするごとに少しずつ大きくなってはいますが、多くの自動車がサイズアップするなかで、Aクラスは比較的扱いやすいボディサイズに収まっています。

2代目までと3代目以降では、特にボディの全高が大きく異なっており、初代と2代目がいわゆるトールタイプのルーフだったのに対し、3代目では全高が200mm近く低くなりました。

ハイルーフ車に対応する立体駐車場の数は多くなく、主流のタイプは全高1550mmまでの車しか駐車することができません。つまり、3代目以降のAクラスであれば全高が1,400mm台に収まっているため、余裕をもって立体駐車場に停めることができるということです。ようやく立体駐車場にも駐車できるようになったというのは大きなメリットでしょう。

Aクラスのボディサイズは、コインパーキングに駐車するときもちょうどいいサイズが特徴。コインパーキングの多くは、幅2400mm〜2500mm、長さ4800mm〜5000mmの駐車スペースといわれています。基本的にAクラスの全長は現行モデルでも4400mm程度のため、余裕で停めることが可能です。

また、一般的なスイングドアの場合ドア開口部の幅も見ておく必要があり、全幅は狭いにこしたことはありません。Aクラスでは最大の4代目でも、全幅は1796mmと肥大化する現代の乗用車の中では比較的コンパクトに収まっています。

Aクラスの安全装備

歴代のAクラスは、メルセデスの名に恥じぬ高い安全性能が確保されているのが特徴です。いずれの世代でも、エアバッグやABSといった基本的な安全装備に加え、それぞれの時期における最新技術を採用しています。

初代では、4輪のブレーキを独立制御し、エンジン出力の調整を統合的に行うエレクトロニック・スタビリティ・プログラムが搭載されていました。また、独自のボディ構造である「サンドイッチコンセプト」により、高い衝突安全性が実現しています。この構造は、2代目にも受け継がれました。

3代目になると一般的な安全装備として緊急ブレーキ機能が採用され、モデル当初のCPA(衝突警告システム)から後半のCPAプラス(緊急ブレーキ機能)まで、機能が熟成されていきました。

他にもさまざまな安全装備が随時追加され、メルセデスの基本価値としての「セーフティ&コンフォート」、運転支援機能の「インテリジェントドライブ」を具現化させています。

さらに現行の4代目では、先代の優れた安全装備はもちろん、インテリジェントドライブやアクティブレーンチェンジングアシストなどの機能も追加されました。

トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ

Aクラスは、車内スペースの寸法が具体的に公表されていません。抽象的な表現になりますが、歴代モデルのラゲッジスペースの広さをご紹介します。

初代モデルのラゲッジスペースは、大型のスーツケース2個を収納できる広さがあり、必要に応じて分割式のシートバックを倒すことも可能です。また、独自の特徴として、リヤシートの取り外しが可能という点があります。外したシートを車内に格納することができない代わりに、ステーションワゴン並みの広いラゲッジスペースを実現させていました。

その後、キープコンセプトで開発された2代目でしたが、リヤシートの取り外し機能は省略されています。

3代目のAクラスは、ラゲッジスペースの容量が341Lありましたが、全高が大幅に低くなったためラゲッジスペースとしての使い勝手は低くなりました。

現行モデルである4代目のラゲッジルームは、370Lへと拡大されています。とはいえゴルフバッグを1個入れるだけで窮屈な状態になってしまうため、大きいものを入れる場合はシートを倒して利用するのがおすすめです。

Aクラスの燃費

Aクラスの初代の登場からは、四半世紀近くが経過しています。その間、燃費モードの表示も何度か変更されており、世代による燃費性能の違いは単純比較ができません。

測定モードは時代が下るごとに実走行に近い測定値になりますが、実際の走行条件は同じものがないので、カタログデータと実燃費には乖離があります。そのため、あくまでも参考値として見ておきましょう。

<世代:グレード:燃費>
・初代:A160:12.4km/L(10・15モード)
・2代目:A180:13.0km/L(10・15モード)
・3代目:A180:17.6km/L(JC08モード)
・4代目:A180:15.2km/L(WLTCモード)A200d:19.2km/L(WLTCモード)

初代と2代目にはNA(自然吸気)エンジンが搭載されていましたが、3代目以降のAクラスには環境に配慮したダウンサイジングターボが搭載されたため、測定条件としては不利なWLTCモードでも、カタログ値が大幅に向上しています。

また、2021年5月下旬から受注生産車としてプラグインハイブリッド車もラインアップに加わりました。1.3Lターボとモーターで駆動するA250eは、WLTCモードで16.1km/Lという燃費性能を誇ります。

Aクラスの税金

現在の日本での自動車に関する税金は、購入時の消費税や自動車税環境割に加えて、毎年納める自動車税、車検の都度支払う自動車重量税などがあります。

このうち自動車税は排気量ごとに額が決まっていますが、初回登録から13年経過すると、税額が15%程度割増になります。

例えば、現行4代目の場合、A180の排気量が1,331ccのため、年額34,500円になります。3代目も含めると1,991ccエンジン搭載グレードもあり、こちらは年額39,500円課税されるということです。また、2代目の2008年より前に登場した車両は新車登録から13年以上経過しているため、割増後の税額になります。

<世代:年額>
・初代A160:年額45,400円(1,598cc)
・2代目A180:年額45,400円(1,698cc)

初代、2代目ともに排気量が1.5Lを超えるため、13年を超えると6,000円近くも税額が上がってしまうのです。

次に重量税を見ていきましょう。

Aクラスは歴代モデルのほとんどのグレードが1,001kg〜1,500kgの間に収まるため、税額は2年分で36,000円です。年式が古くなると、13年超えに加え18年超えでさらに税額が上がるため、それぞれ2年分で13年超えの場合34,200円、18年超えの場合37,800円となり、金額が跳ね上がります。

従来の自動車取得税は2020年10月に廃止され、新たに自動車税環境割が導入されました。燃費基準や環境性能に応じて税額が変わるものですが、現行のAクラスでは2021年6月時点で発売される全グレードが軽減対象となっています。

A200dとA250eが全額免除に、それ以外のグレードは本来の3%から2%に軽減されます。もちろん車両代には10%の消費税も課税されるため、中古車を購入する際にはこれらの税金のことも考慮しておく必要があるでしょう。

自賠責保険や任意保険料

続いてAクラスの、自賠責保険や任意保険料の額をご紹介します。

自賠責保険料は車種による違いはなく、白ナンバーの普通車12か月12,700円、24か月分20,010円です。これは車検時に、2年分まとめて支払うことになります。

任意保険は契約条件や保険会社により保険料が大きく異なるため、一概にいくらという説明ができません。対人対物無制限・車両保険付きという一般的な補償内容の場合、30代で年間走行距離11,000km以下、通勤用途で50,000円前後という試算例があります。しかし、ドライバーの年齢や車種によっては100,000円を超える場合もあるので、あくまで参考としてください。

保険料の額は型式ごとの事故実績に基づいた「型式別料率クラス」により決まっています。数字が低いほどリスクが低いことを示しており、保険料は安くなります。

損害保険料算出機構のホームページでは、初代と2代目の料率クラスが確認できました。いずれも保険始期は2021年1月1日〜12月31日の場合です。

・初代:対人賠償責任保険6・対物賠償責任保険6・搭乗者傷害保険9・車両保険2
・2代目:対人賠償責任保険7・対物賠償責任保険3・搭乗者傷害保険7・車両保険6

※料率クラスは損害保険料算出機構のサイトで算出しました。

Aクラスの車検代

Aクラスの車検時にかかる経費としては、大きく分けて「法定費用」と「整備点検費用」があります。

法定費用は国産車と輸入車による違いはなく、排気量や車重で決められているのです。

現行モデルのA180で見た場合、以下の費用がかかります。

・重量税:2年分で36,000円
・自賠責保険料:24か月で20,010円
・印紙代:1,200円

自ら車検を受けるユーザー車検がもてはやされた時期もありましたが、多くのユーザーは車検に出す場合、ディーラーや整備工場などに依頼することになるでしょう。その場合、法定費用の他に点検整備費用がかかります。

具体的な金額については他モデルと同様でケースバイケースになってしまいますが、一般的に輸入車は、国産車よりも整備費用が高いです。整備自体の技術料が高い場合もありますが、多くの場合はパーツ代の価格差が費用に反映されています。

輸入車の場合、現地からの輸送費が上乗せされるため、国産の同クラスよりもパーツ代が高くなる傾向があるからです。そのため、技術料が同じでも、整備費用トータルでは輸入車の方が高額になり、Aクラスも同様の傾向があります。

また、ディーラーや整備工場などに車検を依頼した場合は、車検代行手数料もかかってしまうこともあります。一例として15,000円を目安に説明しているサイトもありますが、ディーラーや工場独自に設定される料金のため、事前に確認しておくことをおすすめします。

Aクラスの維持費

述した項目を含め、Aクラスの中古車を購入した場合の維持費についてまとめてみましょう。

使用場所や目的による差もありますが、おおよその目安としては年額換算で以下の通りです。

・自動車税:34,500円
・重量税:18,000円
・自賠責保険:10,005円(24か月分÷2)
・任意保険:約50,000円
・ガソリン代(年間1万km走行):103,000円
・駐車場代:約96,000円(全国平均)

この他に整備やメンテナンスの費用も見ておく必要があるでしょう。

Aクラスの場合、3年間の「メルセデス・ケア」が終了したあとのメンテナンス保証として「メンテナンスプラス」があります。

ガソリンモデルの場合、料金は2年で132,000円かかってしまうものの、点検だけでなく定期交換部品の交換や消耗部品の費用も含まれています。

中古車の場合、3年落ちまでの年式しか申し込めませんが、検討してみる余地はあるでしょう。

ディーゼルエンジンの特徴

現行の4代目が輸入を開始してから半年後の2019年3月、国内では初のAクラスのディーゼルエンジン搭載車として「A200d」が登場しました。

A200dに搭載される2.0L直列4気筒のディーゼルターボエンジンは、最高出力110kW(150ps)・最大トルク320Nm(32.6kgm)を発揮。その燃費性能はWLTCモードで18.8km/Lと、ガソリン仕様であるA180の15.4km/Lを上回っているのです。

地球環境に配慮した取り組みが世界中で進んでおり、ディーゼルエンジンの市場自体が縮小傾向にありますが、メルセデス・ベンツに限らず、高級車メーカーのディーゼル車は全般的にノイズや振動が低く、ガソリングレードを隣に並べて比較しないとわからないため、ディーゼル車であることを意識せず自然に運転することができます。

ハイブリッドの特徴

Aクラスは2021年から、受注生産ながらプラグインハイブリッド車の輸入も開始しました。それが「A250e」で、高度な環境性能と心躍るドライビングを両立させています。

パワートレインは1.4Lターボエンジンに高出力モーターが組み合わされ、力強い動力性能を発揮。また、モーターのブースト機能もあわせると、アクセル操作に対する素早いレスポンスと途切れることのない強力な加速が実現しているのも特徴です。

一般的なハイブリッド車の電力はエンジンで発電されていますが、プラグインハイブリッド車の場合、家庭用コンセントからの充電も可能です。

A250eの場合は特に大容量の高性能リチウムイオンバッテリーを搭載しており、バッテリーのみの航続距離が大幅に延びています。そのため、近距離のショッピングやちょっとしたドライブでは、エンジンを使わずモーターだけでの走行も可能です。

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※本記事は、2021年6月時点の情報になります。

グーネット編集部

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グーネット編集部

クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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