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新車試乗レポート [2021.05.18 UP]

【試乗レポート マツダ 改良新型CX-8 】マイナーチェンジで装備充実、高級感も大幅アップ

マツダ CX-8

マツダ CX-8

文●工藤貴宏 写真●ユニット・コンパス

 CX-8は当初、ディーゼルエンジンだけを搭載するモデルとしてデビューした。しかし現在はガソリン自然吸気エンジン(ディーゼルよりも価格設定が安い)やガソリンターボエンジンも追加され、バリエーションが拡大。さらに途中から上級アイテムを盛り込んだ最上級仕様の「エクスクルーシブモード」も加わり、グレード構成はデビュー当初に比べると“上と下”の両側へ拡大。仕様は駆動方式の違いや特別仕様車までカウントすると30にも及ぶ(さらに2列シートの形状で細かく分かれる)、最近のクルマとしてはちょっと異例の展開になっている。購入する側からいうと、多すぎて迷いそうになるけれども、求める条件を満たす仕様を選びやすいクルマといえる。

2020年12月の商品改良でインフォテインメントを強化

センターディスプレイは従来の8インチから8.8インチもしくは10.25インチへと大型化(写真は10.25インチ)

センターディスプレイは従来の8インチから8.8インチもしくは10.25インチへと大型化(写真は10.25インチ)

 最新のCX-8は2020年の12月に商品改良を受けたモデル。もっともわかりやすい変更点はダッシュボードの上にあるセンターディスプレイの大型化で、従来の8インチから8.8インチもしくは10.25インチへと大型化。しかも単に画面サイズを大きくしただけにとどまらず、ナビのハードウェア自体をマツダの最新世代へアップデートして大幅に高性能化しているのがトピックだ(ただし最新ユニットの搭載でタッチパネル操作ができなくなったことは意見が分かれるかもしれない)。

 また、車載通信ユニットの搭載によりコネクテッドカー化。スマホからドアやドアロック状態の確認やドアロック操作などができるほか、前席の頭上にあるボタンを押すこと(エアバッグ作動時は自動)で緊急通報オペレーターにつながるのも、新型で得られる安心である。 足の動きをきっかけとして電動テールゲートを開閉できるハンズフリー機能や、スマホをワイヤレス充電できるチャージャーを新たに組み込むなど、便利装備も追加された。

最上級グレードの「エクスクルーシブモード」はゴージャスな雰囲気が漂う

マツダ CX-8の最上級グレード「エクスクルーシブモード」

マツダ CX-8の最上級グレード「エクスクルーシブモード」

 さて、今回試乗したのは最上級グレード「エクスクルーシブモード」だが、正直に告白すると実車に触れて驚いた。内外装ともに“高そう”なオーラが漂い、「こんなに高級だったろうか?」という気持ちになったからだ。

 実は理由があった。まず外観は、グリルが上級グレード(エクスクルーシブモードとLパッケージ)だけの新デザインに進化。そのうえ「エクスクルーシブモード」では19インチホイールのデザインが新しくなり、フロントバンパー下にガーニッシュを追加。従来との違いはわずかなのだが、たったそれだけでここまで印象が違うことにちょっと驚いた。ちなみに「プラチナクォーツメタリック」のボディカラーも新設定で、これも印象がいい。

 もっと驚いたのはインテリア。変更前のタイプとは比べられないくらい上級感が高まっているのだ。シート表皮に使っているレザーには新たにキルティング処理が加わったのだが、その質感と雰囲気はお世辞抜きに欧州プレミアムブランドのよう。フラッグシップとして磨き上げようというマツダの意気込みがヒシヒシと伝わってくる。

 そして「エクスクルーシブモード」の2列目は、単に広いだけでなくシートヒーター&ベンチレーション(通風機能)に加えて、スライドやリクライニングまで電動調整式としたゴージャス仕様。それらは従来モデルも同様だが、おもてなしの水準はこの価格帯において最高レベルと断言できる。これはもはや、SUVのカタチをした高級サルーンといっていいのではないだろうか。

マツダ CX-8の最上級グレード「エクスクルーシブモード」

マツダ CX-8の最上級グレード「エクスクルーシブモード」

ディーゼルエンジンは仕様変更でパワーアップした

CX-8

CX-8

 「エクスクルーシブモード」はガソリンターボエンジン専用だが、CX-8にはガソリン自然吸気エンジンやディーゼルエンジンを用意しているのは前出の通り。それらの選び分けは、車両価格を抑えたいならガソリン自然吸気エンジンがベター。いっぽうディーゼルは加速の力強さ、そして燃費の良さと燃料単価の安さによる燃料代の安さが魅力。長く距離を乗る人にオススメだ。

 ガソリンターボは、日常領域ではディーゼルに近い加速感があり、その先でエンジン回転を高めたときのディーゼルにはない加速の伸び感や爽快感があるのが特徴。ただし燃費はあまりよくないのがウィークポイントだ(使用燃料はレギュラー)。ドライバビリティに優れているから、運転好きにオススメしたい。

 ところで、ディーゼルエンジンは今回の改良で進化している。最高出力が10ps増しの200馬力となったのだ。実はこの出力向上は、4000回転付近のトルクアップによるもの。搭載するディーゼルエンジンは2000回転という低い領域で450Nmと大きなトルクを発生するのが特徴で、それが発進加速の力強さに直結しているのだが、その先は3000回転付近からパワーの伸びや緩やかになることで加速感が鈍る感覚があった。しかし新型は4000回転付近までパワーがリニアに伸びるようになり、加速のフィーリングが向上した。

 同時にディーゼルエンジン搭載車はアクセルペダルの踏力が若干重くなり、その狙いはドライバーのアクセル操作がより繊細な動きになること。結果として、アクセルコントロールが滑らかに行えるようになった。

 アクセルを重くして操作が滑らか……というとまるで相反する作用のようだが、その理屈は操作が重くなることで足だけでなく全身の筋肉を使うようになるからだという。クルマの操作系は奥が深いのだ。

マツダ CX-8 25T エクスクルーシブモード(6速AT・6人乗り)

■全長×全幅×全高:4900×1840×1730mm
■ホイールベース:2930mm
■車両重量:1820kg
■エンジン:直4DOHCターボ
■総排気量:2488cc
■最高出力:230ps/4250rpm
■最大トルク:42.8kgm/2000rpm
■サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
■ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
■タイヤ前後:225/55R19
■新車価格帯:299万4200円-499万9500円(CX-8全グレード)

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