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更新日:2021.04.01 / 掲載日:2021.04.01
ホンダ フィット、フィット クロスターの欧州仕様車がレッド・ドット・デザイン賞で受賞
プロダクトデザイン部門で受賞した「JAZZ」(写真上)と「JAZZ CROSSTAR」
ホンダは3月31日、同社のコンパクトカー「JAZZ」「JAZZ CROSSTAR」(日本名:フィット、フィット クロスター)が、世界的に権威のあるデザイン賞の一つ「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門で受賞したと発表した。
同社製品は、昨年の「Honda e」が「best of the best 2020」を受賞したことに続き、2年連続での受賞となった。
1955年設立、世界的に最も権威あるデザイン賞の一つ
同賞は1955年に設立された、世界的に最も権威あるデザインに関する賞の一つで、ドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催。
プロダクトデザイン部門は51カテゴリーに分けられ、主に工業製品を対象に、デザインの革新性、機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査される。
「JAZZ」はHondaの四輪を代表するグローバルモデルの一つ
「JAZZ」は同社の四輪を代表するグローバルモデルの一つに位置付け。同社の「マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想」を具現化した広い室内空間や、多彩なシートアレンジを実現。収納や荷室容量も確保し、快適な移動をサポートする使い心地を追求した。
また、インテリアのコンセプトを「日常の移動を心地よい時間に変える」、エクステリアのコンセプトは「日常に最も心地よいパートナー」とそれぞれ設定し、快適な空間と広く愛されるデザインの両立を目指したものになっている。
今回の受賞について本田技術研究所 デザインセンター 執行役員 センター長の南俊叙氏は「受賞は、Hondaの創業から引き継がれる“人々の暮らしをより豊かにする”というデザインに込めた想いを評価していただけた証。我々はこれからも変わらずこの想いを踏襲しながら、さらに枠にとらわれない“驚きと感動”を提供できるデザインを目指し続けていく」とコメントした。