スクープ！　さらなるプレミアムモデルへと進化する新型ランドクルーザー300（ランクル）

　世界屈指のクロスカントリー４ＷＤとして高い人気を集めるトヨタ・ランドクルーザー（ランクル）。ここ数年、何度も次期型の噂がささやかれてきたが、ついに２０２１年春から初夏ごろを目処にフルモデルチェンジが実施される可能性が出てきた。当初は2021年初頭のデビューが予想されていたが、さまざまな事情により、デビューがずれ込む模様だ。

　２００７年から数えて14年ぶりの全面刷新となる次期型は、パワートレーンが現行２００系の4.6ＬＶ８ＮＡユニットから3.5LＶ６ツインターボ＋ハイブリッドに変更。国内の２００系では設定がなかったディーゼルターボモデルが用意される可能性も高い。シャシー性能もＴＮＧＡの技術が注がれた新ラダーフレーム構造に独自開発の電子駆動制御が採用されることで、オフロードの走破性はそのままにオンロードの乗り心地が高まるだろう。

　最新のトヨタセーフティセンスや、より贅を尽くしたキャビン仕立ての採用など上級志向のさらなる強化も確実。プレミアムＳＵＶとしての立ち位置も強まる。

　これまでランドクルーザーはライバル不在の孤高の存在だったが、大幅にプレミアム性が強化される次期ランドクルーザーは、ランドローバーやメルセデスＧクラスといった海外のアッパーモデルとも戦える存在になりそうだ。