車の歴史
更新日:2021.01.12 / 掲載日:2021.01.09

当時の記事で振り返る!懐かしのスバル360タイムカプセル1

戦後復興から高度経済成長期、そしてバブル経済と日本のモータリゼーションの歴史を見続けてきた本邦初の国民車、それが、てんとう虫の愛称で親しまれたスバル360だ。誕生から早や60年。ここでは、当時の資料で古き佳き時代の空気を味わっていただきたい。

スバル360を精密検査する

スバル発売は昨年(注:1958年)だったから、かれこれ7~8か月前になる勘定。国民車に寄せる人々の関心が集中した感じで人気は上々である。生産も伸びていて今では月産200、この5月には500台までもっていくとメーカーでは意気込んでいる。しかし、本当に素晴らしい小型車なのか? すでにオーナーとなられた方々に詳しく語ってもらった。

よくなってほしい
ところばかり
 「将来、きっといい車になりますよ」とスバルの将来を保証される吉岡さん。機械に深い興味を持っているそうだ。
 まずスバルを選んだ理由は? の質問には「ホンダのジュノー号から四輪車にチェンジしようと思ったのが一昨年の春。当時ルノーかスズライトを買う予定でした。ところが、自動車に関してのエキスパートである友人が、来年スバルが出るまで待てよ、と言うので待ったんです」との話。「建築技師の職業柄、現場へ行かねばならない。狭い場所もいとわないし、雨が降っても濡れる心配もありませんから私には丁度いいですね」とスバルの長所も併せて答えてくれた。つまり、非常に便利で、扱い易いということだ。
 吉岡さんの運転資格は、軽二輪車免許で、二輪車から四輪車に移ったケースだ。この点、技術的に運転が困難ではないかの問いには「ジュノー号、ホンダドリーム号など360cc級単車に乗り慣れた人なら大丈夫でしょう。しかし同じ軽二輪車でもラビット、ピジョンなどの操作が簡単なものに乗っている人は無理です」器用な人は乗りこなせそうだ。
 吉岡さんのスバルは8月末に購入して、現在3400キロの走行距離。伊香保、軽井沢などにチョクチョクお出かけになるそうだがその旅はまさに快適。1リッター当たりの走行距離が都内で20キロくらいだそうだ。今まで故障はなく、もし故障しても自分では手を付けないことにしているそうだ。修理先で、勝手にイジクルからいけないんだ! なんて言われたら本当につまらない。

提供元:オートメカニック

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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