カーライフ[2020.09.14 UP]

台風で車が横転する風速とは?強風時の安全運転に欠かせないポイントを解説

台風で車が横転する風速とは?強風時の安全運転に欠かせないポイントを解説 グーネット編集チーム

台風が近づいてくると、冠水・浸水・水没といった水害のほかに、強風による「横転」のリスクもあります。
どれくらいの風が吹きつけると車は横転するのでしょうか?

今回は、車が横転する風速をはじめ、強風から車を守るためのポイントをご紹介します。

この記事の目次

車は台風時どれくらいの風速で横転する?
台風時の横転リスクから車を守るポイント3つ
走行中だけじゃない!降車時はドアの開け閉めに注意
まとめ

車は台風時どれくらいの風速で横転する?

強風によって車が横転する事例は多いですが、「地形・風向・風速」などによって横転しやすさは変わります。海岸付近や橋の上は風の影響を受けやすく、街中を走行しているときよりも危険度は高まります。

実際に東京湾アクアラインでは、風速20m/s以上になると通行止めになることがあるようです。また、瞬間風速は平均風速の約1.5倍になることが多く、大気が乱れていると3倍以上になることもあるそうです。

風速30m/s以上でトラックが横転する

樹木や電柱が倒れるくらいの「猛烈な風(平均風速30m/s以上、瞬間風速50m/s程度)」が吹くなかをトラックが走行すると、高い確率で横転します。

運転が危険だといわれるのは、看板の落下や飛散の恐れがある「非常に強い風(平均風速20〜30m/s、瞬間風速40m/s程度)」が吹いている状態です。
「強い風(風速15〜20m/s、瞬間風速30m/s程度)」であっても、高速道路では横風に流されるリスクがあるため、運転には十分に注意する必要があります。

強風時に加速すると横転リスクが高まる

「強風が吹くなかでの加速」と「加速中の思わぬ強風」のどちらにおいても、速度が速いほど車体が回転しようとする力(遠心力)が働き、ハンドルを取られやすくなります。
風に流されて車体が横滑りすると、タイヤと路面の摩擦によって横転リスクが高まります。車体が大きくなるほど、そのリスクが高くなるといわれています。
速度には十分に注意して運転しましょう。

台風時の横転リスクから車を守るポイント3つ

台風時の横転リスクから車を守るポイント3つ グーネット編集チーム

台風による強風で横転しないために、車を守る3つのポイントをご紹介します。

加速せずハンドルをしっかりと持つこと

走行速度が速く、風が強いほど、車体は風圧に影響されます。また雨が降っているときは、車が水の上を滑る「ハイドロプレーニング現象」が起こる可能性もあります。

台風が接近しているときは、いつもよりも速度を落とし、ハンドルをしっかり握って、十分注意して運転しましょう。

横風の影響が出やすい場所を避けること

風が緩やかな日でも、以下のような場所では強い風が吹くことがあります。台風時は通常よりも危険度が増すため、迂回もしくは慎重な運転を心がけましょう。

狭い場所に風が流れる場所(ビルの谷間・山の切り通し・山間部)
横風が強く吹き抜ける場所(トンネルの出口・高速道路にある防音壁の隙間)
風を遮るものがない場所(橋の上・広い田園・土手の上・海岸沿い)

風が強いときは速度を落として避難する

「風が強い」と感じたときは無理に走行せず、安全な場所に避難しましょう。竜巻を発生させる「積乱雲」を意識するのもポイントの一つです。
たとえ強風が吹いていなくても、辺りが暗くなる、雷が鳴っている、注意報が出ているといった場合は、状況に応じて避難してください。

走行中だけじゃない!降車時はドアの開け閉めに注意

走行中だけじゃない!降車時はドアの開け閉めに注意 グーネット編集チーム

強風による被害は、走行中だけではありません。ドアの開閉がともなう乗降時は、風にあおられるリスクが高く、とても危険です。

JAFの調査によると、降車時の風速が20m/sで子どもが、40m/sで大人がドアをコントロールできませんでした。
個人差はあるものの、風速が強くなるほど「ドアパンチ(隣の車にぶつけてしまう)」のリスクが高くなるので注意しましょう。

まとめ

車は風速20m/s以上になるとハンドル操作が困難になり、横転リスクが高まります。
台風が接近している場合は、天気予報や風の通り道を把握したうえで、加速せずに慎重な運転を心がけましょう。

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