輸入車[2020.07.04 UP]

ALFA ROMEO 4C FINAL CALL!【グーワールド コラム/インプレッション】サーキットが恋しくなるシリーズ最高のスポーツモデル

文●九島辰也 写真●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2020年8月号の内容です)
問い合わせ●アルファ コンタクト TEL:0120-779-159 URL:https://www.alfaromeo-jp.com
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。

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 生誕から今年で110周年を迎えたアルファ ロメオ。コロナ騒動がなければ6月には大きなセレモニーがミラノで企画されていたそうだ。だが、それは流れた。そこで、彼らが企画したのはE-Book。アルファ ロメオ110年の足跡とマイルストーンとなったモデルを紹介するものだ。それを監修したアルファ ロメオ歴史博物館館長のオンラインインタビューに参加したが、それはなかなか興味深いものである。
 さて、そんなアルファ ロメオの今年の目玉はジュリアGTAのリリースなんてのもあるが、4Cの生産終了というニュースもある。かなりエッジの利いたモデルだけに、興味を持っているクルマ好きは多いのではないだろうか。間違いなくワタクシもそのなかの一人である。
 そんな4Cのステアリングを久しぶりに握った。クルマはスパイダー。FRPとファブリックでできたトップ部分を外してクルクルと巻き上げればOK。後はエンジン後方の深いトランクにしまえばオープンエアモータリングの完成だ。
 エンジンは1750cc直4ターボを横置きする。パワーで走るのではなくパワーウェイトレシオで楽しむクルマなので、今回もかなりいいパフォーマンスを見せた。ドライブモードを“D(ダイナミック)”にすればイメージどおり。レーシングカーのようなエキゾーストノートとクイックレスポンスのアクセルとハンドリングがドライバーを刺激する。思わずパドルシフトを頻繁に使ってしまうほどだ。
 ただ、このときクルマの挙動に対しては真剣に向き合う必要がある。高速域でのミッドシップは独特で、オーバーステア傾向は強い。FFともFRとも異なるから慎重さが求められる。
 なんて感じに個性豊かな4C。う〜ん、たまんない。すでに4月末で販売を終了したのは本当に残念だ。後は年末に発売予定の“ファイナルエディション(仮名)”に期待。といっても限定50台ぽっきり。幸せな50人はいったい誰?

Profile
自動車ジャーナリスト

九島辰也
ファッションやライフスタイルにも造詣が深い自動車ジャーナリスト。プライベートでは、各国のクルマを乗り継ぐ。

カーボンシェルとアルミのサブフレームで構成される4C。かなりコストのかかったクルマであることは一目瞭然。それを800万円代で売るのはかなりの英断といえる。

E-Bookを監修したのはアルファ ロメオ歴史博物館館長のロレンツィオ・アルディチオ氏。オンラインでのプレゼンテーションを聞く限りかなりのカーガイとお見受けする。

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