インタビュー[2020.07.10 UP]

【グー連載コラム】クルマトーク[カーライフ・エッセイスト・吉田由美]

各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、カーライフ・エッセイストの吉田由美さん。長年自動車メディアで活躍されてきたクルマのプロでもあり、「自動車メディア業界一の美女」として名高い
吉田さんの、これまでの愛車ラインアップは、まさにエレガント!のひと言。現在の仕事に携わることになったきっかけや思いとともに、愛車へのこだわりを伺いました。

(掲載されている内容はグー本誌2020年8月号の内容です)

吉田由美さんの画像 撮影/木村博道(イーグル)

カーライフ・エッセイスト・吉田由美
「クルマの楽しさを伝える」ことを目的に、自動車メディアへの寄稿や、自動車関連イベントへの出演などで活躍中。業界では愛犬家としても有名。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

私、リアのデザインに特徴のあるクルマが好きなんです

グー 吉田さんが初めてクルマを購入したのはいつ頃ですか?
吉田由美(以上、吉田) まだモデルを専業でやっていた20代の頃ですね。最初は練習のために、ホンダのバラードを中古車で購入しました。
グー “最初のクルマはブツけるから”と、よく人に言われるやつですね(笑)。では、練習された後に何を買われたんですか?
吉田 仕事でお知り合いになった自動車評論家の福野礼一郎さんやクルマ好きの弟からアドバイスをもらって、出たばかりの初代プリメーラを選びました。
グー 欧州車のようなハンドリングを味わえると言われた名車です!
吉田 で、このプリメーラに乗っている間に、私の仕事が大きくシフトしまして……。 グー と、言いますと?
吉田 それまでは専業モデルだったんですが、あるセーフティドライブ系のイベントに連れて行ってもらってから、クルマの楽しさみたいなものが少しずつわかってきて、本格的に自動車業界に関わることを決めました。
グー 具体的にはどのような?
吉田 当時、日産の村山工場の敷地内にあった安全運転講習施設「日産ドライビングパーク(以下、NDP)」で、インストラクターをやらせてもらうことになったんです。
グー それは驚きのご転身!
吉田 もちろん指導する立場になるわけですから猛勉強しましたよ。
グー けど、NDPってたしか数年で閉鎖されましたよね?
吉田 そうなんです。受講料も低価格で予約者が絶えないほど人気の施設だったんですが、いわゆる「日産リバイバルプラン」でなくなっちゃいました。
グー ああ、ゴーン社長……。
吉田 ただ、NDPでの経験は無駄じゃなくて、私自身のクルマとの関わり方について考える、とてもいい機会になったんですよね。
グー それって、吉田さんの肩書きが「モータージャーナリスト」ではなく、「カーライフ・エッセイスト」の理由ですか?
吉田 ええ、クルマへの深い造詣や知識をお持ちで試乗インプレをする方は昔も今もたくさんいらっしゃいます。ですが、私はもっと一般層に近い立場に立って、難しい専門用語やテクニックを抜きにして、クルマやカーライフの楽しさ、魅力を伝えていきたいと思ったんです。
グー なるほど、一般の人にクルマに興味を持ってもらうための架け橋になるということですね!
吉田 そうなれればいいなと。
グー では、そんな吉田さんがプリメーラの次に選んだ愛車は?
吉田 ずっと「メルセデス」「赤いボディカラー」「オープンカー」への憧れがあって、それらをすべて兼ね備えていたSLKを「今しか乗れない」と、思いきって購入しました。
グー とてもお似合いです!
吉田 ですが、次はやっぱり実用性を求めて、後席が付いているCクラススポーツクーペに乗り換えます。
グー やっぱりスポーティなモデルがお好きなんですね。
吉田 その後もケイマン、アウディTTとクーペが続いたんです。ただウチの母がリウマチで乗り降りが大変なので、助手席専門なんですよ。そうなると必然的に、父は後席ということになり……申し訳なくて、ついにクーペを諦めました。
グー 親孝行!
吉田 それで次に選んだのがCLAシューティングブレークです。
グー やっぱりエレガントですね!
吉田 過去のラインアップを見ると、どうやら私、リアデザインに特徴があるクルマが好きなんですよね。
グー 次が現在のクルマですか?
吉田 はい、2年前に今のXC40へ乗り換えました。はじめXC90がいいなと思ったんですが、大き過ぎるのでXC60、けどそれでも大きいってことでXC40になりました。
グー では、今欲しいクルマは?
吉田 XC40も結構車幅があるので、じつはもうひとまわり小さいV40もいいかなって。それと、ポルシェのタイカンにも注目しています!

吉田由美の画像

吉田さんがXC40購入時に重視したのが「シートヒーター」の搭載有無。歴代ほとんどの愛車に付けていて、「最も重要な装備!」なんだとか。ボディカラーは、吉田さんのテーマカラーでもある赤と、この水色とでかなり迷ったそう。

最近話題になっている 安全運転支援技術 についても聞いてみました。
安全運転支援技術のイメージ

「止まる」ことはクルマにとって一番重要な動作
 私は愛車を選ぶ際に、いつも「旬なクルマに乗りたい」と思っています。ボルボに関しては、世界で一番最初にACCや衝突被害軽減ブレーキ搭載を果たしたりと、やはり安全技術のトップブランドであるということが選んだ一番の理由でした。クルマの基本動作、走る、曲がる、止まるのなかでも、私は「止まる」ことが一番重要だと思っていますが、運転中のちょっとした油断に対してもクルマ側のサポートがあるというのは、ユーザーにとってうれしいことですよね。

吉田由美さんの思い出に残る愛車たち……
メルセデス・ベンツ CLAシューティングブレークの画像

メルセデス・ベンツ CLAシューティングブレーク(先代型)
中古車中心価格帯:150万から330万円 人気を博した5ドアクーペ「CLA」のワゴンモデル。初代モデルは2015年に日本導入され、2019年には現行型へモデルチェンジしている。

ポルシェ ケイマンの画像

ポルシェ ケイマン(先代型)
中古車中心価格帯:190万から370万円 ボクスターのクーペ版として2005年に登場。人気モデルとなり、2012年には2代目となっている。吉田さんは白いボディカラーを選んだ。

メルセデス・ベンツ SLKの画像

メルセデス・ベンツ SLK(先々代型)
中古車中心価格帯:20万から70万円 コンパクトな2シーターオープンモデル。1997年から2004年まで販売された初代モデルは、現在、底値と言ってもいい低相場になっている。

※中古車価格はグーネット 2020年6月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

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