カー用品・パーツ[2020.05.22 UP]

最新リアルスポーツタイヤサーキット試乗

勝利をもたらすリアルスポーツタイヤ、ポテンザ。 史上最速を追求した最新作が2月から順次発売中だ。 サーキット試乗会でその実力を体感した。

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BRIDGESTONE POTENZA RE-71RS インプレッション

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BRIDGESTONE POTENZA RE-71RS インプレッション

ブリヂストン ポテンザ アールイー・ナナイチアールエス

●文:山本シンヤ ●写真:奥隅圭之 ●図版:株式会社ブリヂストン

好バランスなグリップ力でコーナーでの安心感が絶大

世界にブリヂストンの名を知らしめた名作・ポテンザRE71の名を引き継いだRE‐71Rから5年、ポテンザはRE‐71RSへと進化を遂げた。ネーミングからはアップデート版と思いきや、その内容はフルモデルチェンジと言っていい。開発コンセプトは「コーナリング中の路面との『接地』を極める」である。要するに、これまで使えているようで使えていなかったタイヤの全面を上手に使う……と言う考え方だ。

そこで、トレッドパターンはOUT/IN側の剛性分布の最適化のために左右非対称形状を採用。トレッドプロファイルは各ゾーンが最適設計され、接地面積は6%向上、接地圧分布は均一化。また耐摩耗性能も5%向上している。グリップの要となるトップコンパウンドはゴムと路面の食い込み度UPとヒステリシスロスUPで路面コンディションを選ばずにグリップの向上が可能となった。

その進化度合いを確認するため、筑波サーキットコース1000で同一車両での新旧比較テストを実施。使用車両はサスペンションやデフ、ブレーキなどに手が入った「トヨタ86」だ。

RE‐71Rだけ乗るとこれはこれで良いタイヤだが、RE‐71RSに履き替えると走り始めからステアリングアシストを変更したかのようなシッカリとした手ごたえとドライビングミスまでカバーしてしまうほどのグリップ力の高さを実感。RE‐71Rは縦方向のグリップの方が強いのに対し、RE‐71RSは縦方向と横方向のバランスが良く、特に旋回ブレーキで進入するコーナーでの安心感が絶大で、結果としてコーナリングスピードアップに大きく寄与している。ちなみにラップタイムはRE‐71Rに対して約0.5秒のタイムアップを確認できた。

開発陣は「ポテンザを冠するタイヤは前作よりも『ちょっといい』では許されず、誰でも体感できる性能アップが絶対条件です。そのためには新技術を惜しげもなく盛り込みました」と語る。今回も「最新のポテンザは最強のポテンザ」を実証したが、その伸び幅はかなり大きいと思う。

BRIDGESTONE POTENZA RE-71RS

■サイズ(インチ):13~19
■タイヤ幅:155~295
■扁平率(%):30~60
■価格:1万3640~8万4700円

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