カーライフ
更新日:2020.02.06 / 掲載日:2020.02.06

車のナンバー変更!番号変更・再交付・希望ナンバー交付の手続きを解説

車のナンバー変更!番号変更・再交付・希望ナンバー交付の手続きを解説

グーネット編集チーム

ナンバープレートが損傷してしまった、あるいは、今のナンバーを違うナンバーに変えたいという場合には、ナンバーの再交付や、ナンバー変更の手続きが必要になります。

ここでは、ナンバープレートの、番号変更、再交付、希望ナンバー交付の手続きについて解説します。

車のナンバー変更が必要なのはどんなとき?

車のナンバーを変更しなければならないケースは、大きく分けると引っ越し(転居)や譲渡などによる運輸支局の変更とナンバープレートの損傷や遺失が挙げられます。

転居により管轄の運輸支局が変更になった

ナンバープレートには管轄の運輸支局を表す地名が記載されています。転居により管轄が変わった場合は、ナンバープレートの地名表記も変わりますので、プレート自体を変更しなければなりません。

中古車の購入、譲渡などにより管轄の運輸支局が変更になった

中古車の購入や譲渡による車の使用者の変更でも管轄が変わるケースがあります。転居と同様に管轄の地名が変わる場合はナンバープレートの変更が必要になります。

ナンバープレートを損傷もしくは遺失した、あるいは盗難にあった

ナンバープレートが折れ曲がったなどの損傷したケースであれば、同一番号で再交付してもらえますが、遺失や盗難の場合では新しい番号へ変更となります。

車のナンバー変更はどのように手続きするの?

ナンバープレートの変更手続きは運輸支局もしくは、軽自動車検査協会にて行います。普通自動車か軽自動車かによって対応がことなり、また、盗難または遺失の場合も他の対応と異なる部分がありますので、該当する場合は特にしっかりと確認をしましょう。

普通自動車のナンバー変更の手続き

普通自動車はナンバープレート装着時に「封印」がされます。「封印」は車の後方のナンバープレートに取り付けられる銀色のキャップのようなもので、ナンバープレートの取り外しや盗難防止をはじめ、国もしくは封印取付受託者が取付けをしたナンバープレートであることの証明にもなります。車の後方のナンバープレートにおいては、ナンバー変更後に再度「封印」をしてもらう必要があるため、対象の自動車を直接運輸支局に持ち込まなければなりません。

軽自動車のナンバー変更の手続き

軽自動車の場合はナンバープレートの封印がないため、普通自動車のように車を直接持ち込まずに、ナンバープレートを自分で取り外して持ち込むことができます。なお、申請先は普通自動車と異なり、軽自動車検査協会の各支所になりますのでご注意ください。

ナンバープレートの盗難・遺失時のナンバー変更の手続き

ナンバープレートの盗難または遺失の場合は、まず警察へ届け出を提出します。この時に渡される「受理番号」「提出先の警察署」「提出日」などが再交付に必要となります。

その後にナンバープレートの再交付の手続きを行うのですが、前述の通り普通自動車の場合は再交付の対象となる自動車を直接持ち込む必要があります。ただし、ナンバープレートが前後どちらか一方でも欠けている場合は公道を走れませんので、該当自動車を直接運転して持ち込む場合は、役所で取得できる仮ナンバーに付け替えてから陸運局に持ち込む必要があります。

ナンバープレートの汚損・損傷時は同一番号の再交付

ナンバープレートの汚損・損傷による再交付の場合は「同一番号の再交付」ができます。前述の通り、普通自動車の場合は、封印がされている車の後方のナンバープレートを付け替える際には、運輸支局に車を持ち込み、封印をしてもらうことが必要になりますが、もし、封印がされていない前方のナンバープレートだけを再交付してもらうのであれば、直接自動車を持ち込む必要はなく、再交付されたプレートを自分で付け替えることができます。

また、同一番号の再交付ではなく、新しい番号で取得し直すことも可能です。後述する希望ナンバー制度で好きなナンバーを取得できるようになりましたので、この際に新しくするのも選択肢の一つでしょう。

ナンバープレートが汚損・損傷してしまっている場合の注意点

事故などでプレートが破損したり折れ曲がってしまったりした場合や、ひどく汚れてしまってナンバーが読めない状態で公道を走行すると、道路交通法違反として処罰対象になりかねません。前方のプレートの交換であれば、車の持ち込みは必要ありませんが、後方のプレートを交換するのであれば、盗難・遺失時と同様に、役所で仮ナンバーを取得して付け替える必要がありますのでご注意ください。

希望ナンバー制度による車のナンバー変更手続き

希望ナンバー制度による車のナンバー変更手続き

グーネット編集チーム

車のナンバーは登録申請順に交付が行われていましたが、平成9年度よりナンバープレートに希望の番号を付けられる、希望ナンバー制度が導入されました。

希望ナンバー制度とは

車のナンバーを4桁までのアラビア数字で自由に決められる制度で、ナンバープレートの真ん中に大きく記載される一連指定番号が対象です。地名やその右側の分類番号および、ひらがな一文字で表される判別文字を自由に決めることはできません。

基本的には希望の番号を払い出してもらえますが、一部の人気が高い番号は一週間ごとの希望を集計し、コンピューターによる抽選が行われます。この抽選対象希望番号は全国統一で決められている番号のほか、運輸支局ごとに決められた対象番号がありますので、詳しくは管轄の運輸支局へお問い合わせください。

まとめ

車のナンバーの変更が必要になるケースは住所や所有者の変更と、プレートの損傷や盗難・遺失時でしたが、このケースに該当せずともナンバープレートのデザインを変更したい場合や、希望のナンバーを取得し直したい場合などにも申請は可能です。

車は長く乗っているうちに自然と愛着が湧くものですので、車の衣替えのつもりでナンバープレートを新しくしてみるのもよいかもしれませんね。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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