新型車情報
更新日:2020.01.29 / 掲載日:2020.01.29

VOLKSWAGEN T-Cross フォルクスワーゲン T-クロス ニューモデル

VW車らしいドライブフィール 乗り心地は結構スポーティ

●発売日:11月27日●価格:299万9000~335万9000円●輸入元:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン●問い合わせ先:0120-993-199フォルクスワーゲンのSUVラインナップ中、最小となるT-クロスがいよいよ登場。走りは? 室内スペースは? その実力を確認してみた。主要諸元(TSI 1st プラス)●全長×全幅×全高:4115×1760×1580mm●ホイールベース:2550mm●車両重量:1270kg●駆動方式:前輪駆動●パワートレーン:999cc 直3DOHCターボ(116PS/20.4kg・m)●トランスミッション:7AT●JC08モード燃費:19.3km/L●最小回転半径(m):5.1●タイヤサイズ:215

ゴルフにかわり、VW車の 主軸になりそうなモデル!

ポロをベースに開発。最低地上高は未発表、駆動方式はFFのみで本国も含めて4WDの追加予定なし。「なんちゃってSUV」かというとそうでもなく、目測ながら最低地上高は180mm以上ありそう。荒れた林道レベルの悪路は厳しそうだが、キャンプや秘湯の宿に行くくらいは十分だろう。

ポロに対するT-クロスのアドバンテージは前述したレジャー用途適性である。見晴らしのいい高いアイポイント、一回り大きくなった後席居住空間と荷室容量。後席からの見晴らしのよさはポロとは段違いである。また、後席には左右一体ながら14cmのスライドが可能である。もっとも、広くなったといっても多少の範疇。スライドを最前位置にセットすると大人が座れるレッグスペースはないが、子供連れには有り難い機能だ。

1LターボとDCTの組み合わせはVW車らしいドライブフィール。アクセルワークが穏やか状況では高い巡航ギヤ維持性を示し、ちょっとした登坂も1500~2000回転を維持したまま。アクセルの踏み戻しが頻繁になるとダウンシフトも増えるが、多くは一段ダウンシフトで済ます。

高い重心高のせいかサスは硬めで沈み込みを抑えた設定。乗り心地はスポーティモデルを思わせる。操縦性は徹底した安定志向。タイトなワインディングでは回頭反応に鈍さを感じるが、高速コーナリングの安心感が高い。

高速ツーリングも得意。キャビン実用性はポロ以上。多少の悪路もOK。VWの主軸としてポスト・ゴルフになりそうなモデルだ。

VWのSUVだとパッと見てわかるデザイン。ヘッドライトと一体としたフロントグリル、リヤの横に広がるブラックトリム+リフレクターバンドなどにより、ワイドさを強調。

  • インテリアの質感は高い。パネル部の模様などに遊び心をプラス。導入特別仕様の試乗車では内外装のデザインパッケージが標準で、ブラック、オレンジ、グリーンから選択可能(試乗車はブラック)。

  • 前席は着座位置が高く、前方を含めた見晴らしは良い。後席も同様に見晴らしが良く、ポロよりも広々としている。

  • 1.0L3気筒のTSIエンジンに7AT(DCT)を組み合わせる。WLTCモードでの燃費は16.9km/Lとなる。

  • 後席は6:4の分割可倒式でスライド機構付き。

  • 前述のデザインパッケージではアルミホイールのカラーも変更される。

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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