カー用品・パーツ
更新日:2019.11.01 / 掲載日:2019.11.01
車内のホコリを取る方法
グーネット編集チーム
車に乗ってみると知らないうちにホコリが溜まっていたということはありませんか?
車は密室空間で、ドアを開けている時間も長くはないにもかかわらずどこからホコリが入ってくるのかわからない人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にホコリは溜まってしまいます。そのため、今回は車内にホコリが溜まる原因とホコリを取り除く方法についてご紹介します。
車内のホコリはなぜ発生するの?
ホコリとは、繊維のくずや土、花粉が混ざり合ったもので、非常に軽く、空気中を飛び回っています。
車内にホコリが溜まる原因は、車が発する「静電気」によって引きつけられているためです。下敷きで髪の毛を擦り静電気を起こすことで、髪の毛と下敷きを引っ付けるという遊びがあったように、静電気は物を引きつける性質を持っています。
そして、車自体が放つ静電気の他に、人が車を乗り降りする際にも人とシートが摩擦を起こし、静電気が生じます。結果、より車内にホコリが溜まりやすくなるということになります。
車内のホコリが発生しやすい場所
ホコリは前述の通り、静電気によって空気中の塵が引きつけられて発生します。そのため、静電気が発生しやすく、塵が舞いやすい箇所に発生しやすくなっています。「車のシート」や「フロアマット」が例として挙げられます。
但し、ホコリが目立つかどうかもホコリの発生度と同様に大切になります。例えば、フロアマット等であれば、多少のホコリが付いていたとしてもあまり目立ちませんが、「黒いダッシュボード」などであれば、少しのホコリでも目立ってしまうことがあります。
そういった点で、ダッシュボードなどのホコリが目立ちやすい箇所も、ホコリが発生しやすい箇所とみられることがあります。
車内のホコリ取りに役立つグッズ3タイプ
グーネット編集チーム
ここでは車内のホコリ取りに役立つグッズを「シートタイプの車内のホコリ取りグッズ」「モップタイプの車内のホコリ取りグッズ」「ハンディ掃除機」の3タイプに分類してご紹介いたします。
シートタイプの車内のホコリ取りグッズ
一般的なウェットタイプのクリーナーシートは、ぞうきんによる水拭きと同様に、ホコリを拭き取りができます。ホコリを拭き取ると同時に、汚れ落としやツヤ出し効果が期待できる物や、UVカット効果や静電気防止成分が含まれている物も販売されています。
気を付けなければならないのが、汚れの上からホコリ取りシートで拭いてしまうと、目立たない細かな傷がついてしまう可能性があります。
汚れを強い力で拭き取ろうとすればするほど、傷になりやすくなります。
汚れがある場合は、先に取っておくなど、ホコリ取りシートを使用する前に工夫しておきましょう。
また、「コロコロ」という愛称で呼ばれる正式名称「ハンディカーペットクリーナー」は掃除グッズの定番です。これがあれば、気になったときにすぐに使えて、テープをはがすだけで再度使用できるので便利です。
モップタイプの車内のホコリ取りグッズ
モップタイプの車内のホコリ取りグッズは手軽に掃除でき、取っ手付きのものを選べば手が汚れることなく掃除できます。凹凸や曲面にも対応でき、楽に掃除をすることができますが、ホコリを舞わせてしまう可能性もありますので注意をしましょう。
モップ部分を付け替えて何度も繰り返して利用できる商品もあるため、車内に常備するのであれば、保管場所を決めておきましょう。またハンディタイプからスタンド付きの大きめのもの、手袋のようになっているものもあるので、好みの商品を選びましょう。
ハンディ掃除機
一番効率よくホコリ取りができる掃除用具といえばハンディ掃除機でしょう。小型かつ軽量で持ち運びしやすいので、誰でも無理なく使用できます。ダッシュボードからシートやフロアまで、これ1台で車内の隅々まで簡単に掃除できます。他のグッズに比べ、高い吸引力も魅力です。他にも、ホコリを引きつける原因となる静電気を防止するためのスプレーやクリーナーを併用する人もいます。
人が乗り降りする以上静電気は完全に防ぐことはできません。定期的にスプレーやクリーナーを使うなど、こまめな対策が必要となるでしょう。
また、押し付けてはがすだけでホコリやゴミをまとめて取り除くスライム状のお掃除クリーナーも販売されています。
車内のホコリを取らないと病気になるケースもある
ホコリとは繊維のくずが集まってできたものです。その中には土や花粉、ふけやあかも含まれています。それだけでなく、ダニやカビ、ウイルスなどの菌類が付着していることもあります。
そのためホコリを放置しておくと、ホコリに付着していた菌類が体内に入り、アレルギーなどになってしまう可能性があります。
ホコリを見つけたら放置するのではなく、すぐに掃除をして、清潔な車内環境を整えるように心がけましょう。
まとめ
気がつかないうちに溜まってしまいがちなホコリ。ホコリを見つけたらすぐに掃除をするように意識しておきましょう。車内用の掃除グッズは車内各部の形や、自分の性格に合わせて掃除のしやすいものを選ぶようにしましょう。
常にきれいな環境を整えることで、乗る人たちの健康面も守り、気分良く運転に臨むことができます。