中古車購入
更新日:2019.10.31 / 掲載日:2019.10.31

使い勝手抜群!ミドルサイズのミニバン5選

使い勝手抜群!ミドルサイズのミニバン5選

グーネット編集チーム

ミドルサイズのミニバンは、ファミリー層に絶大な人気を誇っています。最大で8名乗車できるレイアウトは、大家族で旅行も行くことができます。また、3列目を収納すれば、巨大な荷室スペースを作り出すこともできるため、荷物や人数に応じて多彩な使い方が可能となります。
現在では、各自動車メーカーから、それぞれの特徴を持ったミドルサイズのミニバンが販売されています。

ここでは、そんなミドルサイズミニバンを5モデルご紹介し、それぞれの使い勝手の特徴についてまとめていきます。

ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴン

グーネット編集チーム

1996年5月に発売された初代から数えると、5代目となる新型ステップワゴンは2015年4月に発売されました。発売当初は、ホンダでは初採用となる直噴1.5L VTEC TURBOエンジンのみのラインアップであり、従来2Lが中心のラインアップだっただけに、燃費性能とパワーを両立させる小排気量ターボはステップワゴンの大きな進化といえます。また、2017年9月には、SPADAに2モーターハイブリッドシステムの「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した仕様を設定することで、パワートレインは2種類から選択できるようになりました。

5代目ステップワゴンの最大の特徴は、通常跳ね上げタイプのテールゲートに、横開き式のサブドアを備えた独自機構の「わくわくゲート」を採用したことです。わくわくゲートを使えば、テールゲートを跳ね上げることなく、サブドアから3列目へアクセスが可能となり、狭いスペースでの荷物の出し入れも行うことができます。

また、ステップワゴンの独自機構として、3列目のシートを左右に分割し、床下格納が可能な「マジックシート」があります。ミニバンの多くが左右に跳ね上げる方式ですが、分割してすっきりと床下に収納できるマジックシートは、他のミニバンと比べて操作が楽で、スペースを有効に使えるというメリットがあります。

安全面においては、歩行者事故低減ステアリング機能も入った、Honda SENSINGの基本8機能が全タイプに標準装備となっています。また、ハイブリッド仕様には渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロールを搭載するなど、運転支援面でも他社に引けをとらない仕上がりとなっています。

ホンダ ステップワゴンのおすすめ人気車種・グレード

ホンダ ステップワゴン(STEPWAGON)B ホンダセンシング(2017年9月モデル)

乗車人員:7名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)205/60R16 92H(後)205/60R16 92H
エンジンタイプ:L15B型 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ
排気量:1496cc
最高出力:150ps(110kW)/5500rpm
最大トルク:20.7kg・m(203N・m)/1600~5000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.0km/L
車両重量:1620kg
新車価格:2,455,920円
自動車税:年間34,500円 ※

※自動車税は2019年6月時点で参照したものとなります。

ホンダ ステップワゴン(STEPWAGON)B ホンダセンシング(2017年9月モデル)

ホンダ ステップワゴンの価格相場(2019年6月27日時点)

新車価格帯:155~399万円
中古車価格帯:0.1~459.8万円
中古車平均価格相場:68.4万円

ホンダ ステップワゴンの価格相場

ホンダ ステップワゴンの中古車一覧

ホンダ ステップワゴンのカタログページ

日産 セレナ

日産 セレナ

グーネット編集チーム

1991年に初代がデビューして以来、常にミニバンのトップ競争を演じてきたセレナは、2016年8月に新型にモデルチェンジを果たしました。セレナの最大の特徴は、ミニバンとしての使い勝手を考えた細かな仕掛けを多数設定していることです。例えば、足先の操作にセンサーが自動反応し、スライドドアを開閉できるハンズフリースライドドアや、バックドア上部のみを開閉できるデュアルバックドア、2列目を大きく下げる超ロングスライドシートなどです。

他にも、日産ならではの先進的な装備も魅力の1つといえます。その代表的なものは、ミニバンクラス世界初となった同一車線自動運転技術「プロパイロット」です。これは、高速道路などにおいて、先行車両との車間距離を一定に保ちながら、車線中央を走行するようにステアリングをサポートする技術です。これによって、高速道路などでのストレスや事故のリスクを軽減でき、より楽しいロングドライブが実現可能となります。

2018年2月には、ガソリンエンジンで発電し、その電力を利用してモーターの力で走行する日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」がセレナに設定されました。燃費性能の向上はもちろんのこと、完全に常時モーター走行とすることによって、ミニバンクラスではなしえなかった高い静粛性が実現されています。セレナは、多彩なシートアレンジでも定評があり、使う人のことを考えつくされたミニバンといえます。

日産 セレナのおすすめ人気車種・グレード

日産 セレナ(SERENA)X(2018年9月モデル)

乗車人員:8名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)195/65R15(後)195/65R15
エンジンタイプ:MR20DD型 直列4気筒DOHC+モーター
排気量:1997cc
最高出力:150ps(110kW)/6000rpm
最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.2km/L
車両重量:1650kg
新車価格:2,504,520円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2019年6月時点で参照したものとなります。

日産 セレナ(SERENA)X(2018年9月モデル)

日産 セレナの価格相場(2019年6月27日時点)

新車価格帯:135~385万円
中古車価格帯:4~1124.3万円
中古車平均価格相場:105.4万円

日産 セレナの価格相場

日産 セレナの中古車一覧

日産 セレナのカタログページ

トヨタ ヴォクシー

トヨタ ヴォクシー

グーネット編集チーム

トヨタ ヴォクシーは、「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」のトヨタミニバン3兄弟として販売されています。フロントマスクなどに多少の違いはありますが、ボディやパワートレインなどは基本的に共通となっており、その中でもノアがやや保守的で、エスクァイアが上品であるのに対し、ヴォクシーは、「毒気のあるカッコよさ」が表現された少しアグレッシブな外観をしたモデルです。

2014年1月にフルモデルチェンジをしていますが、クラス初の本格ハイブリッドシステム(リダクション機構付THS II)を搭載したことでも話題になりました。ハイブリッドモデルだけではなく、新開発Super CVT-iやアイドリングストップ機能などによって、ガソリンモデルでもクラストップレベルの低燃費を実現しています。

運転を支援する機能としては、シフト操作時に急発進を抑制したり、衝突時の被害軽減に寄与するドライブスタートコントロールが標準装備になっていることに加え、車庫入れ時にシフトを「R」に入れるだけで自動で操舵支援するインテリジェントパーキングアシストがオプション設定されています。

ホンダや日産のミニバンと比べると、目立った独自機構は多くありませんが、約180点のスポット溶接の増し打ちなどによるボディ剛性のアップや、ボディ床下の整流フィンによる空力特性の向上、空力に優れたドアミラー形状による風切音の低減など、地道な努力によってクルマの基本性能が引き上げられているクルマといえます。

トヨタ ヴォクシーのおすすめ人気車種・グレード

トヨタ ヴォクシー(VOXY)ハイブリッドX(2019年1月モデル)

乗車人員:7名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)195/65R15(後)195/65R15
エンジンタイプ:2ZR-FXE型 直列4気筒+モーター
排気量:1797cc
最高出力:99ps(73kW)/5200rpm
最大トルク:14.5kg・m(142N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.8km/L
車両重量:1610kg
新車価格:3,003,480円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2019年6月時点で参照したものとなります。

トヨタ ヴォクシー(VOXY)ハイブリッドX(2019年1月モデル)

トヨタ ヴォクシーの価格相場(2019年6月27日時点)

新車価格帯:189~338万円
中古車価格帯:0.1~398.5万円
中古車平均価格相場:121.3万円

トヨタ ヴォクシーの価格相場

トヨタ ヴォクシーの中古車一覧

トヨタ ヴォクシーのカタログページ

三菱 デリカD:5

三菱 デリカD:5

グーネット編集チーム

三菱 デリカD:5は、デリカの5代目として2007年1月に発売が開始されました。環状骨格構造のリブボーンフレームによる堅牢なボディや、路面状況などに応じて前後輪の駆動力配分を適正化する電子制御4WD、ミニバンには珍しいオフローダー的な見た目で大ヒットした1台といえます。

エンジンラインアップについてもアイドリングストップ機能付の2.0L MIVECエンジンを搭載した2WD車、2.4L MIVECエンジンを搭載した4WD車に加え、力強い動力性能と環境性能を両立した2.2Lクリーンディーゼルエンジンが設定されました。2019年2月には、ディーゼルエンジン搭載モデルがモデルチェンジをしているものの、ガソリンエンジン搭載モデルは5代目デリカD:5が継続して販売されることになりました。

デリカの最大の特徴は、見た目だけではないSUV的な力強さにあります。まず、乗員保護にも役立つリブボーンフレームによって、骨太で力強いボディがエクステリアデザインにも表現されています。また、三菱がこれまで培ってきたオール・ホイール・コントロール(AWC)思想を活用し、電子制御4WDやASC(Active Stability Control)の採用によって、これまでのミニバンではなしえなかった悪路走破性も追及されています。

三菱 デリカD:5のおすすめ人気車種・グレード

三菱 デリカD:5(DELICA_D5)M(2018年4月モデル)

乗車人員:8名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)215/70R16(後)215/70R16
エンジンタイプ:4B12型 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:2359cc
最高出力:170ps(125kW)/6000rpm
最大トルク:23.0kg・m(226N・m)/4100rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:10.6km/L
車両重量:1770kg
新車価格:2,855,520円
自動車税:年間45,000円 ※

※自動車税は2019年6月時点で参照したものとなります。

三菱 デリカD:5(DELICA_D5)M(2018年4月モデル)

三菱 デリカD:5の価格相場(2019年6月27日時点)

新車価格帯:221~429万円
中古車価格帯:9.5~488万円
中古車平均価格相場:173.3万円

三菱 デリカD:5の価格相場

三菱 デリカD:5の中古車一覧

三菱 デリカD:5のカタログページ

日産 NV200バネットワゴン

日産 NV200バネットワゴン

グーネット編集チーム

日産 NV200バネットワゴンは、最近では珍しくなったバンモデルから派生したミニバンです。2009年4月の発売当初から、バンモデルと同時にワゴンモデルをラインアップしており、ビジネスユースからレジャーユースまで幅広い利用が想定されたモデルです。

バンベースでありながらも5人乗りに加えて7人乗りの設定も設けたことが、NV200バネットワゴンの大きな特徴といえます。確かに、他のミドルミニバンと比べると、内装の豪華さや快適装備などは一歩譲るものの、バンベースの使い勝手のいいボディに、7人乗りを設定したところに意味があります。

トランスポーターや車中泊専用車などに改造しているユーザーが多いことや、ミドルサイズとはいえ、全長4,400mm、全幅1,695mに抑えられているので、比較的取り回しがしやすいのも特徴です。もちろん、上級グレードとして「プレミアムGX」がワゴンにも設けられており、専用のフロントバンパーやフロントグリル、インテリジェントキー、プライバシーガラスなどによってより幅広いユーザー層から受け入れやすくなっています。

日産 NV200バネットのおすすめ人気車種・グレード

日産 NV200バネットワゴン(NV200VANETTE_WAGON)プレミアムGX-3R(2014年11月モデル)

乗車人員:7名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)165/80R14 91/90NLT(後)165/80R14 97/95NLT
エンジンタイプ:HR16DE型 水冷直列4気筒DOHC
排気量:1597cc
最高出力:109ps(80kW)/6000rpm
最大トルク:15.5kg・m(152N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:12.8km/L
車両重量:1360kg
新車価格:2,331,720円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2019年6月時点で参照したものとなります。

日産 NV200バネットワゴン(NV200VANETTE_WAGON)プレミアムGX-3R(2014年11月モデル)

日産 NV200バネットワゴンの価格相場(2019年6月27日時点)

新車価格帯:181~233万円
中古車価格帯:49.8~392万円
中古車平均価格相場:109.3万円

日産 NV200バネットワゴンの価格相場

日産 NV200バネットワゴンの中古車一覧

日産 NV200バネットワゴンのカタログページ

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ