新車値引き情報
更新日:2019.07.26 / 掲載日:2019.07.26

【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

その1 ステップワゴンから46.0万円引き!

From大阪府
HONDA ステップワゴン
スパーダ クールスピリットブラックスタイルホンダセンシング(7人)
トータル値引き 46.0万円
値引き率 12.8%

馴染みの店にはじらし作戦が有効!
値引き+サービスで実質50万円引き!


 1年前、買い替えを検討するも妻の大反対によりあえなく断念。
 今年の5月、そのまま乗り続けていたフィットHV(2014年式)の車検が3か月後に切れるため車検費用の見積もりを出してもらおうと思ってホンダに出向く。
 その際、試しに気になっていたステップワゴン・スパーダの見積もりも依頼する。値引きはいきなり30万円。下取り額は85万円。値引きはともかく下取りが低いため、態度を保留する。
 2週間後、妻に買い替えを打診すると、渋々(笑)了承。気が変わらないうちにと、すぐさま買い取り専門店でフィットを査定してもらうと“即引き渡し”で107万円の値が付いた。これなら買い替えられる! その足で、ホンダに乗り込み、最終交渉へ臨む。
 すると、車両本体から36万144円引き、付属品46万9584円から10万円引き+ボディコーティングの無料サービスを提示。さらに持ち込みのナビ/リヤモニター、レーダー探知機、シートカバーの取り付け工賃もサービス。「納車になるまで代車を貸し出します」となったところで契約。

値引き採点 5
2週間の冷却期間をおいて一気に勝負をかけたのが大いに有効でした。ボディコーティングや取り付け工賃の無料サービス分を含めると、実質的な値引きは50万円を大きく超えています。

その2 ヴェルファイアから44.1万円引き!

From東京都
TOYOTA ヴェルファイア
Z(7人)
トータル値引き 44.1万円
値引き率 11.7%

経営統合前の駆け込み競合!?
スッピンから44万円引き!


 狙いはアルファードとヴェルファイア。地元だけでなく、隣県にも越境してトヨタ同士の争いに持ち込む。ちなみに、付属品はいっさいなし、いわゆる“スッピン”状態で見積もりを取った。
 近所のトヨタA店で商談したところ、ヴェルファイアの車両本体から44万1320円引きを提示。他店はこれについてくることができない。唯一、アルファードを扱うトヨタB店は「他店の条件が出揃ったら最後にうちに来てください」と言っていたので出向いてA店の条件を伝えると「そんな数字は出せません」と白旗をあげてしまった。
 なお、これまで乗ってきたエスティマ(2011年式)はディーラーの下取り査定では70万円が限界だったが、複数の買い取り専門店と交渉したら110万円の値を付けてくれたので売却した。

値引き採点 5
スッピン状態で40万円引きオーバーなら大成功です。下取りも高値で売却しています。なお、東京地区のトヨタ4系列は4月から経営統合されていますが、このX氏はその前に契約しています。

その3 ソリオから28.9万円引き!

From岐阜県
SUZUKI  ソリオ
バンディットハイブリッドMV(4WD)
トータル値引き 28.9万円
値引き率 11.6%

越境作戦でスズキの同士討ち!
車両本体は0でも付属品90%引き!


 GW明け、15年落ちのMPVが7月に車検を迎えることから買い替えを検討。トール4兄弟も検討したが、本命はソリオ。まずは隣県のスズキA店と商談。「短期決戦で購入する」と伝えると20万円引きを提示してきた。
 続いて、地元のスズキB店に出向いて交渉。提示してきた支払い総額は240万円。
 数日後、スズキA店から電話があったので、地元B店との競合を伝えて「さらなる値引きを検討してほしい」と攻めると「頑張ります!」。
 1週間後、スズキA店に出向いて最終交渉。「納得のいく条件が出たら、この場で決める!」と迫る。すると、支払い総額230万円を提示してきたので契約。
 注文書には車両本体値引きの記載はなく、付属品32万4400円から28万8654円引きとなっていた。

値引き採点 4
越境交渉を使って特上クラスを獲得しています。ディーラーのなかには「車両本体の値引きを極力抑える」という経営方針を採っている店がありますが、スズキA店もそのひとつのようです。

その4 ミニワンから34.0万円引き!

From静岡県
MINI ミニワン
5ドア ビクトリア
トータル値引き 34.0万円
値引き率 10.8%

神話崩壊!超強気のミニから
空前絶後の34万円引き!


 奥さんが欲しいと言っているMINIの見積もりを出してもらうと、お約束の「値引きゼロ」。そこで「よほどの好条件でないと契約できない」と言うと10万円引きに。
 これ以上は降参という雰囲気だったので帰るそぶりをみせると「ちょっと待った」。値引きは15万円に。相手の様子から「どうしても買ってもらわないと困る」という、お店側の都合を確信する。
 ここから本気を出して交渉すると、ついに車両本体とメーカーオプション20万円、付属品2万7864円から30万円引きに! とどめに「子供が気に入っているJCWゴーカート(3万9960円)をおまけで付けてください」とやるが、苦悶の表情。そこで帰ろうとすると「わかりました!」。これで契約。あっ、ガソリン満タンを忘れた(笑)。

値引き採点 5
「値引きゼロ」が原則のミニからここまで取れたら超ウルトラCです。おっしゃる通り「在庫S捌きたい」という事情があったようです。それにしても交渉のうまさは並み居るX氏のなかでもピカイチ!

その5 ハリアーから21.9万円引き!

From岐阜県
TOYOTA ハリアー
プレミアム
トータル値引き 21.9万円
値引き率 6.1%

当初は10万円引きでストップ
粘ったら実質37万円引きに!


 ハリアー一択。地元の正規ディーラーだけでなく、隣県に越境して知り合いのサブディーラーとも交渉しました。
 値引きは思ったより厳しく、当初はどちらの店も10万円引きでストップ。下取り車のVWゴルフ(2006年式)は走行距離が16万kmをオーバーしており、オイル漏れや天井はがれ、ドアロックの故障と状態もよくありません。どちらの店も「査定はほぼ付かない」とのことで、1万円の提示でした。
 そこで、エクストレイルとCX‐5の支払い条件を伝えて「差が大きすぎる。もっと安くならないと買えない」と攻めました。すると「今日決めていただけるなら……」とのってきた。最終的に車両本体と付属品31万2540円から21万8672円引き、下取り額は15万円までアップしたので契約しました。

値引き採点 4
値引き額の約22万円だけで評価すると採点は「3」ですが、高取り分を含めると実質的に35万円を上回っているので「4」としました。岐阜県という地域性を考えると文句なしの特上です。

その6 デイズから9.4万円引き!

From神奈川県
NISSAN デイズ
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション
トータル値引き 9.4万円
値引き率 4.7%

車検切れに納車が間に合わない……
短期決戦で9・4万円+高取り!


 新型デイズに冷やかし半分で試乗。パワーと静粛性、そしてプロパイロットなどの先進機構の出来は、9年落ちタントとは隔世の感。一気に買い替えモードに突入しました。しかし、下取りのタントは事故車扱いなので査定はほとんどつかないとのこと。ちなみに買い取り専門店にみせたら6万5000円でした。
 日産と本格的な交渉に入ると、下取り車に対策費的な名目で10万円を付けてきました。ただし、値引きは発売直後の新型のため、たったの3万円。そこで、経営の違う日産との競合を伝えて上乗せを迫ると、最終的に車両本体から7万円引き、付属品35万2331円から2万4385円引きを提示。N-BOXや新型タントとも競合させてみたかったが、下取り車の車検切れが近いため、契約せざるを得ませんでした。

値引き採点 3
「下取り車の車検切れまでにデイズの納車を間に合わせたい」という事情があったため、やや先を急いだ商談となってしまいました。採点は下取り車の高取り分を含めると「4」に近い「3」です。

その7 N-BOXから30.4万円引き!

From北海道
HONDA N-BOX
G Lホンダセンシング(4WD)
トータル値引き 30.4万円
値引き率 12.9%

同じホンダマンでも雲泥の差
人柄も値引きも超一流でした


 各社のスーパーハイトワゴンを検討して、最終的にN-BOXが残りました。
 経営の違うホンダ2社から見積もりをとると、セールスさんの人柄に大きな差がありました。片や「値引きの上乗せを求めるなら他で買ってください」という姿勢で、片や「なんとか安く買っていただくために店長に掛け合います」というタイプです。もちろん、後者のセールスさんに最終交渉を仕掛けました。
 ホンダ同士の競合を伝えて粘った結果、車両本体と付属品65万1672円から30万4046円引きとなり、このへんが落としどころと考えて契約しました。なお、下取りのタント(2014年式)はホンダでは62万円の査定額でしたが、買い取り専門店をまわったところ、70万円の値が付いたので買い取りしてもらいました。

値引き採点 5
付属品を65万円も付けていますが、値引きの合計は30万円をオーバーし、値引き率は約13%となっています。N-BOXからここまで出た例はあまりありません。下取り車の処分も評価します。

その8 S660から13.6万円引き!

From北海道
HONDA S660
α
トータル値引き 13.6万円
値引き率 5.7%

宿敵・コペンをぶつけたら
個室と店長決裁が待っていた


 狙うはズバリ、S660!発売当初から目をつけていたが、いよいよ決意した。下取り車は14年間・19万kmを走ったフォレスター。
 まずはライバルのコペン。支払い総額は「215万円までいける」とのこと。
 翌日、ホンダへ。車両本体値引き5万4000円、付属品値引き1万7000円、下取り1万円。コペンとの競合を伝えて引き上げる。
 1週間後、ホンダといよいよ決戦。今回は個室に案内される。むむ、やる気あり!? 案の定「店長の了解を取りました」と言って、車両本体から8万6400円引き、付属品8万5536円から3万9288円引き、ライセンスフレーム(9990円)の無料サービス、そして下取り額4万9800円を提示してきた。支払い総額230万円。店長の挨拶を受けて終了。

値引き採点 3
コペンを先行させてホンダを上手に攻略しています。経営資本の異なるホンダ同士の争いに持ち込むと、さらに違った展開になった可能性があります。地域性を考えると採点は「4」に近い「3」です。

提供元:月刊自家用車

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