カー用品・パーツ
更新日:2019.05.17 / 掲載日:2019.04.19
【グーパーツ】The next customization[ホイール&タイヤ編]
高級感漂うアルファードにはゴージャスなホイールがオススメだ。デザインはもちろんのこと、カラーリングにもこだわることで個性を主張することができる。デモカーにはアミスタットの最新モデルが装着されているので、ぜひ参考にしてほしい。
(掲載されている内容はグーパーツ2019年6月号の内容です)
オススメは19から22インチ リヤのインセットは余裕を持つ
アルファードのホイール選びでは、サイズ選定が重要になる。
純正装着のタイヤサイズは、215/65R16、225/60R17、235/50R18の3タイプ。ホイールリム幅は、16インチと17インチが6・5J、18インチが7・5Jとなっている。タイヤ&ホイールを同時に交換する場合、直径は19から22インチがターゲット。タイヤが235mmなら8J、245mmなら8・5から9J、255mmなら9・5Jあたりのリム幅を組み合わせる。インセット数値は、8・5J以上なら30から40mmが基本となる。ボディ側のフェンダークリアランスは、フロントよりリヤの方が若干の余裕があるため、前後同サイズのタイヤ幅&リム幅であっても、リヤのインセットの量を少し小さめに(フロント/30mm、リヤ/25mmなど)設定するとマッチングはいい。
ただし、車高やサスペンションの仕様によって「ベストサイズ」は変わってくる。30系アルファードはサスペンションが前後ともに独立懸架式のため、ローダウン時にネガティブキャンバーが付き、その割合が車高によって違うからだ。そのため、ツライチなどのギリギリのセッティングを目指す場合は、リム幅やインセット量の設定だけでなく、サスペンションのアーム類の変更が必要になることもある。いずれにしても、その場合はほぼワンオフのセッティングとなるので、タイヤ&ホイールの専門店などに相談してサイズを決めることをオススメする。
ホイールのデザインに関しては、ラフメッシュやツインスポーク、マルチスポークなど、アルファードならではの高級感をさらに高めるタイプの人気が高いが、太めの5本スポーク、ダブルフェイスディスクなど、力強さを強調するデザインのホイールも似合う。Lクラスミニバンならではの迫力あるエクステリアに仕上げよう。
アルファード適合ホイール
定番のワークやレイズのメッシュタイプはもちろん、ウェッズの差し色が入ったレオニスTEも相性抜群。ライエンはゴールド系2色を新たにラインアップ。
ブラックポリッシュ
ブラックスクリットゴールドマシニング
ファインゴールド
シャイニングシルバー
AMISTAD REIHEN C010
8.0J×20から12.5J×218万7000円から14万5000円
問アミスタット TEL.03-5748-7737 http://www.amistad.ne.jp
WORK SCHWERT QUELL
7.5J×19から12.5J×206万9000円から9万1000円
問ワーク
TEL.048-688-7555(東日本コールセンター)/06-6746-2859(西日本コールセンター)https://www.work-wheels.co.jp/RAYZ HOMURA 2X7TW
8.0J×20/9.0J×206万1000円/6万3000円
問レイズ
TEL.06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp/
weds Kranze Weaval
7.5J×19から13.0J×229万8000円から21万8500円
問ウェッズTEL.03-5753-8201https://www.weds.co.jpweds LEONIS TE
4.5J×15から8.5J×202万7500円から6万9000円
問ウェッズTEL.03-5753-8201https://www.weds.co.jp
用途に合わせて適切なタイヤを選ぼう
アルファードのコンフォート性能はタイヤによる影響も大きい。なので、できれば乗り心地を重視した銘柄を選びたいところだが、自身のスタイルに応じて好みのタイヤを選ぶことも大切だ。サスペンションを変更してローダウンするなら、デザインにも注意しよう。
235/35R18が基本サイズ ローダウン時は干渉に注意
アルファードのタイヤ選びでは、純正装着の最大サイズとなる235/50R18が基準となる。タイヤ幅を変えずにインチアップしたりリム幅を拡大するか、あるいは19から22インチにインチアップして、245から255mm幅のタイヤを装着するという選択になる。駆動方式がFFまたは4WDということもあり、前後同サイズを組み合わせるのが原則となる。
タイヤサイズは、スピードメーターの誤差範囲を考慮すると、19インチなら235/45R19、245/45R19、20インチは245/40R20、255/40R20、21インチなら245/35R21、255/30R21、22インチは235/30R22、245/30R22、255/30R22あたりだ。これを8から9・5Jのホイールに組み合わせる。サスペンションアームが変更してあれば、ローダウン量によっては255/30R22と10Jクラスのホイールも装着可能。ただし、タイヤの銘柄によってサイドウォールの張り出し具合やデザインが異なるので、シビアなセッティングでは、その点も考慮してタイヤを選びたい。
そのタイヤの銘柄については、選ばれているサイズがタイヤ径が大きいこともあって、ハイパフォーマンスなスポーツカー用として設定されているタイプのものが多く、サスペンションなどをチューニングしてスポーティな走りを好むユーザーにはこうしたスポーツブランドが人気。ただし、21/22インチクラスでは、扁平率が小さく硬めの乗り心地になりがちなので、多人数乗車などファミリーユースが多いユーザーには、乗り心地重視のコンフォートタイヤが選ばれている。
ローダウン仕様の場合は、サスペンションセッティングとタイヤのマッチングによって、スポーツ性や乗り心地が変わってくるので、その点に注意。
TOYO TIRES TRANPATH Lu 2
215/65R16から245/35R209万8000円から 21万8500円
ラグジュアリーミニバンに適した上質な静粛性とマイルドな乗り心地が特長的。シミュレーターを駆使したパターン・構造設計により、高音域においてノイズを大幅に低減した。
問ウェッズTEL.03-5753-8201https://www.weds.co.jpBRIDGESTONE Playz PX-RV
195/65R14から245/35R20
ふらつきと偏摩耗を抑制するミニバン専用タイヤ。専用設計とすることで高次元の剛性を確保。大人数でドライブしても疲れにくい特性を持っている。
問ブリヂストンTEL.0120-39-2936https://tire.bridgestone.co.jp
YOKOHAMA BluEarth RV-02
185/70R14から245/35R20
ミニバンやSUVに求められる基本的な性能はもちろん、低燃費性能とウェット性能を両立させたミニバン・SUV専用タイヤ。ミニバン特有のふらつきも低減。
問横浜ゴムTEL.0120-667-520https://www.y-yokohama.comDUNLOP LE MANS V
165/55R14から245/35R20
良質にグレードアップした快適性能と、定評ある低燃費性能・耐摩耗性能が高次元でバランスしたコンフォートモデル。サイズラインナップも豊富だ。
問住友ゴムTEL.0120-39-2788https://tyre.dunlop.co.jp/
文/松本尊重 写真/木村博道