徹底分析中古車相場
更新日:2019.04.08 / 掲載日:2019.04.08

アメ車のスポーツカー(中古価格・値段相場・特徴等)を一覧でまとめてみた

アメ車のスポーツカー(中古価格・値段相場・特徴等)を一覧でまとめてみた

グーネット編集チーム

この記事の目次

アメリカ車、通称アメ車の歴史は近代自動車産業の歴史とも言え、一般の家庭には手の届かない自家用車を大量生産により身近なものへと置き換え、人々の生活を大きく変えた1908年発売のフォードT型に起源を発します。

ベルトコンベヤーを使った流れ作業により、コストダウンを可能にし、生産性を向上させることで、従来2000ドルで販売されていた競合車に対して850ドルという価格を実現しました。
その後も自動車産業はますます栄華を極め、多くの自動車メーカーが誕生しました。

早くも1920年半ばには、モータリゼーション時代に入ります。
1929年の世界恐慌では多くの自動車メーカーがその憂いに屈し、ビッグスリーと呼ばれるフォード、ゼネラルモーターズ、クライスラーの3社が残りました。

1950年代は最もアメリカの自動車産業が輝きを見せた10年と言われています。
大きなテールフィンを備えたフルサイズのセダンやスポーツカーが発売されました。
以降、巨大なV型8気筒OHVエンジンを搭載するマッスルカーがアメ車のスポーツカーの象徴とされています。

ここでは、アメ車のスポーツカーの代表的な車種をご紹介します。

<カーオブザセンチェリー>T型フォード(1908年) | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

50年代アメリカ車黄金期(1959年) | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

The Muscle cars AMERICAN V8の世界へようこそ、強く美しかったマッスルカーたち – イベント・レポート | AUTOCAR JAPAN

コルベット

コルベット

グーネット編集チーム

シボレーコルベットは、ゼネラルモーターズのシボレーブランドから発売されるスポーツカーです。
丸目2灯のヘッドライトを備える2シーター軽量オープンスポーツカーとして1954年に発売されました。FRPのボディパネルをまとい、意欲的なモデルでしたがパワフルは言えない直列6気筒OHVエンジンを搭載したことなどにより、セールス的には振るいませんでした。

その後、マイナーチェンジで丸目4灯のヘッドライトを備え、より大胆なスタイリングへ変更され、搭載するパワーユニットもパワフルなV 型8気筒エンジンに置き換わり、スポーツカーとして認知され、人気を高めていきます。

2代目モデルはエッジを効かせたシャープなスタイリングにリトラクタブルヘッドライトを備える、海を泳ぐエイにインスパイアされたデザインにより「スティングレイ」のサブネームを持つ、「コルベット・スティングレイ」へと変更され、アメリカンマッスルカーとして不動のポジションを獲得します。

現在もアメリカ人にとってコルベットは憧れの対象であり、誇りでもあり、アメ車を象徴するスポーツカーとして君臨しています。
現在は2014年4月より日本国内で販売されている7代目モデルとなります。
現在では消滅してしまった、競合車フォード・サンダーバードと並び、1950年代からアメ車を代表するスポーツカーです。

名車の系譜 Vol.1 コルベット編 | Lightning Web

シボレー・コルベット スティングレイ(FR/3AT)【試乗記】 イッツ・ア・グレイト! – webCG

シボレー コルベット (7代目 2014-):プラットフォームを一新し燃費・環境性能も改善 [C7]

コルベットのおすすめ人気車種・グレード

シボレー シボレーコルベット(CHEVROLET_CORVETTE)Z51 2LT (2016年11月モデル)

乗車人員:2名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)P245/35ZR19 89Y(後)P285/30ZR20 95Y
エンジンタイプ:—-型(詳細不明) V型8気筒OHV
排気量:6153cc
最高出力:466ps(343kW)/6000rpm
最大トルク:64.2kg・m(630N・m)/4600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:1570kg
新車価格:9,940,000円
自動車税:年間111,000円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

シボレーコルベット(CHEVROLET_CORVETTE)Z51 2LT (2016年11月モデル)

国土交通省ホームページ|(自動車税及び特例措置)

マスタング

マスタング

グーネット編集チーム

マスタングは、1964年より販売されているフォードを代表するスポーツカーです。
初代モデルはポニーカーの愛称で親しまれ、豊富なオプションの中から自分の好みでオーダーできるフルチョイスシステムが設定され、手に入りやすい価格とともに、大ヒットとなります。車名の「マスタング」は「小型の野生馬」の意味を持ち、本来は手にしやすい若者向けのファーストカーとして位置づけられました。

ロングノーズ&ショートデッキのスポーツカーらしいスタイリングや、レースシーンの活躍とともに、圧倒的な人気を獲得します。2代目モデルではライバル達とともにマッスルカーへの道をたどり、429c.i.d(7030cc)のV型8気筒OHVエンジンを搭載する、ハイパワーモデルもラインナップされます。

以降世代によってはスペシャリティモデルへと転身しますが、現在もアメ車の中で安定的な人気を誇る長い歴史を持つ伝統のスポーツカーです。
しかしながら、日本市場においてはフォード撤退の影響により、2016年を持って販売が途絶えています。

「ポニーカー」跳ねる(1964年) | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

マスタング(1969年1月~1974年1月)| トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

カスタムパーツカタログ – フォード マスタング | キャルウイング | 輸入車販売店

フォード マスタングを解説、日本再導入の可能性や並行輸入車の情報も掲載

マスタングのおすすめ人気車種・グレード

フォード マスタング(MUSTANG)V8 GTクーペ プレミアム(2013年8月モデル)

乗車人員:4名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)245/45R19(後)245/45R19
エンジンタイプ:—-型 水冷V型8気筒DOHC
排気量:4951cc
最高出力:426ps(313kW)/6500rpm
最大トルク:53.9kg・m(529N・m)/4250rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:1680kg
新車価格:5,000,000円
自動車税:年間88,000円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

マスタング(MUSTANG)V8 GTクーペ プレミアム(2013年8月モデル)

国土交通省ホームページ|(自動車税及び特例措置)

カマロ

カマロ

グーネット編集チーム

シボレーカマロは、フォードマスタングの対抗機種として1967年に誕生しました。
ゼネラルモーターズのシボレーブランドからのリリースでした。

ワイド感を強調したダイナミックで伸びやかなスタイリングを採り入れ、ハイパワーモデル「Z28」を筆頭にポニーカー市場に参入しました。
姉妹車のポンティアックブランドから発売される「ファイアーバード」とともに、人気を博します。

本国ではコンパクトスポーツのカテゴリーとしての成り立ちですが、徐々にボディサイズとともにエンジンのパフォーマンスも向上され、現在も押しも押されもせぬアメリカンスポーツカーとして位置づけられます。

2009年にフルモデルチェンジを受けた5代目モデルでは初代モデルをモチーフに、原点復帰とも言えるアグレッシブでマッシブなスタイリングを採り入れ、現在の6代目モデルへ受け継がれています。

また、6代目モデルでは大幅に排気量をダウンサイジングさせた2.0L 直列4気筒インタークーラー付ターボエンジンが搭載されたことも大きな話題となりました。

General Motors Japan Limited:プレスリリース

【シボレー カマロの歴代モデル】50年以上の歴史を持つアメリカンスポーツカー | MOBY [モビー]

ポンティアック・ファイアーバード…なつかしのアメリカ車特集 | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

NEW シボレー カマロ |シボレー公式サイト

第1回:検証“2リッター・カマロ”の魅力と実力 【シボレー・カマロに宿るモダンアメリカンの魅力<PR>】 – webCG

カマロのおすすめ人気車種・グレード

シボレー シボレーカマロ(CHEVROLET_CAMARO)LT RS(2017年11月モデル)

乗車人員:4名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)P245/40R20(95V)(後)P245/40R20(95V)
エンジンタイプ:—-型(詳細不明) 直列4気筒DOHCICターボ
排気量:1998cc
最高出力:279ps(202kW)/5500rpm
最大トルク:40.8kg・m(400N・m)/3000~4500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:1570kg
新車価格:5,162,400円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

シボレーカマロ(CHEVROLET_CAMARO)LT RS (2017年11月モデル)

国土交通省ホームページ|(自動車税及び特例措置)

クライスラー・バイパー

クライスラー・バイパー

グーネット編集チーム

クライスラー・バイパーは、アメリカのビックスリーとして長らく、自動車産業の一角を担ってきたクライスラーより、発売された2ドアクーペスタイルのスポーツカーです。
本国ではクライスラーの持つ「ダッジ」ブランドより「ダッジ・バイパー」として1992年にリリースされました。

毒蛇の意味を持つ「バイパー」は文字通り、8L V型10気筒エンジンを搭載する、獰猛なほどに乗り手を選ぶ高性能スポーツカーとして開発されました。

元々はトラック用のエンジンをベースとしながらも、オールアルミ化とともに、当時同グループだったランボルギーニがチューニングを施し、世界でも一線級のスポーツユニットに仕立てられました。50:50の理想的な前後重量配分、強力なブレーキシステム、圧倒的なパワーを受け止める足回りなど、世界に名だたるスーパースポーツカーとも肩を並べるパフォーマンスを発揮します。

【さらば毒蛇!!】 ダッジ・バイパー生産終了! 時代が細マッチョを求めすぎたのか!? | 自動車情報誌「ベストカー」

ダッジ・ヴァイパー(バイパー)特集 | 特集 | アメ車・逆輸入車・レストア 新車中古車販売ならBPコーポレーション

【アメ車の魅力!】ダッジ バイパーSRT-10 | Ancar Channel

クライスラー・バイパー(1999年10月~2003年1月)| トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

ダッジのバイパーが8月末に生産終了!?初代から26年の時を経て… | カーナリズム

クライスラー・バイパーのおすすめ人気車種・グレード

クライスラー クライスラー・バイパー(CHRYSLER_VIPER)GTSクーペ(1999年10月モデル)

乗車人員:2名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)275/35 ZR18(後)335/30 ZR18
エンジンタイプ:—-型 V型10気筒OHV20バルブ
排気量:7993cc
最高出力:450ps(331kW)/5200rpm
最大トルク:67.7kg・m(663.9N・m)/3700rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:1590kg
新車価格:11,000,000円
自動車税:年間111,000円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

クライスラー・バイパー(CHRYSLER_VIPER)GTSクーペ(1999年10月モデル)

国土交通省ホームページ|(自動車税及び特例措置)

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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