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更新日:2019.03.04 / 掲載日:2019.03.04
実力ナンバー1モデルはこれだ! ジャンル10【スポーツカー】
趣味性の高いジャンル あるだけでも十分偉い
●スポーツカー 2018年 登録台数ランキング
一番売れている86/BRZでも月販500台クラス。趣味性の高いモデルが揃うだけに、台数が伸び悩むのは仕方がない。むしろクルマ好きは、これだけ多くのスポーツカーが選べると、感謝しているはずだ。1位と2位の86/BRZとロードスターは、頻繁に注がれる改良のおかげもあって、コンスタントに売れている。特にロードスターは海外での評価が高く、今年は世界限定3000台のスペシャルモデルが投入されるなど、マツダの積極的な姿勢はさすがだ。
TOYOTA/SUBARU 86/BRZ
価格帯:262万3320~342万3600円/243万~359万1000
手頃な価格設定はお見事 スポーツカー入門に最適
両モデルとも2012年に発売開始。トヨタとスバルの共同開発車であり、エンジンはスバル製2L水平対向4気筒を搭載。以降、頻繁に改良が加えられ、走りの魅力を高めてきている。手頃な価格設定もあり、多くのスポーツファンに愛される存在だ。
まるも亜希子のイチオシ!
【まるも亜希子】カッコ良さもスポーツカーには重要
誰が見てもカッコいいスポーツカーという外観。輸入車なら選択肢はたくさんあるが、国産車で2+2シーターのスポーツカーが他にないことも魅力的に感じる。
MAZDA ロードスター
価格帯:255万5640~208万80円
ライトスポーツの最新型は原点回帰を達成
4代目となる現行型は、ライトウェイトスポーツとしての原点回帰を狙ったスポーツカー。絶対的な速さよりも操縦性を重視した設計が見所だ。ソフトトップ車は1.5L、ハードトップのRF車は2Lエンジンを搭載する。
川島茂夫のイチオシ!
【川村茂夫】クルマを操る喜びを学べる、稀有な1台
破綻を御すのではなく、自在に操る心地よさ。スポーツドライビングの高等練習機のようなモデル。フルオープンの爽快感や街乗りでの扱いやすさも大きな魅力である。
HONDA シビック タイプR
価格帯:450万360円
現行5代目は専用設計で仕上げたスポーツカー
タイプRとしては5代目となる現行型は、2017年デビュー。設計段階からタイプR専用で開発が進んでいる、国産車として稀有な専用スポーツカーという成り立ちを持つ。2Lターボは320PS/40.8kg・mを発揮。スペック面も史上最強だ。
山本シンヤのイチオシ!
【山本シンヤ】速さのみにあらず。普段乗りも楽しめる
従来のタイプRと違い、日常からサーキットまでオールマイティに使えるフレキシブルさを備え、スポーツカーの「本音と建て前」を両立させた1台。もちろん速さは歴代タイプR最速だ。
川島&山本は売れセン ナンバー1をこう評価する
【山本シンヤ】国産スポーツカー復活の大功労車
日本のスポーツカー復権の立役者。奇をてらわず基本素性にこだわったパッケージと数値より官能性にこだわった走りが魅力。デビューは2012年だが、毎年の進化で熟成の域に達している。
【川村茂夫】シャシー性能がもう少し高ければ……
クーペでも実用性が高い4シーターということで売れる理由は理解できる。カスタマイズするには面白そうだが、FRスポーツの醍醐味を味わうにはシャシー性能が不満だ。