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更新日:2019.02.20 / 掲載日:2019.02.20
BMW、ラグジュアリーなオープンモデル「BMW8シリーズ カブリオレ」を発売
ビー・エム・ダブリューは、フラッグシップのラグジュアリークーペ「BMW8シリーズ」にオープンモデルの「BMW M850i xDrive カブリオレ」を設定し、2月19日から発売を開始した。価格は1838万円。
流線形なデザインを持つソフト・ループ・トップを装備
8シリーズ カブリオレは、ベースモデルのクーペ譲りの伸びやかなシルエットにマッチする、流線形デザインのソフト・ループ・トップを備えたオープンモデル。搭載されたソフトトップは走行中でも50km以下であればおよそ15秒で開閉ができる。オープン状態でもトランク容量は280Lを確保し、デザイン性と実用性を両立させている。
50km以下の走行時に約15秒でルーフの開閉が可能
トランク容量は280Lを確保する
エクステリアでは、キドニー・グリルやデッキにあしらわれたクローム加飾や繊細なデザインを持つ専用20インチマルチ・スポーク・アルミホイールが、カブリオレらしい優雅なラグジュアリー感を生み出している。
20インチMライト・アロイ・マルチスポーク729M
クローム加飾をあしらったキドニー・グリル
Bowers&Wilkinsダイヤモンド・サウンド・サラウンド・システムを採用
8シリーズ クーペをベースとするインテリアには、専用装備にBowers&Wilkinsダイヤモンド・サウンド・サラウンド・システムを採用し、12個のスピーカーが高音質で洗練された空間を創り出している。
シフトノブには、クラフテッド・クリスタル・フィニッシュを採用し、透明度の高いクリスタルの内部に数字「8」が浮かび上がるデザインが施されている。さらにベンチレーション付きのメリノレザーシートやアンビエントライトを標準装備し、先進的で上質な車内を演出する。
Bowers&Wilkinsダイヤモンド・サウンド・サラウンド・システム
クラフテッド・クリスタル・フィニッシュ採用のシフトノブ
ベンチレーション付きのメリノレザーシート
パワートレーンは8シリーズクーペを踏襲
パワートレーンには、8シリーズ クーペに搭載されている新開発4.4リッターV型8気筒エンジンを採用し、最高出力530PS(390kW)/5500-6000rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発揮する。0-100km/h加速は3.9秒と、ピュアスポーツカー級の走行性能を実現している。ボディには、高剛性と軽量化を両立させるために内部構造部材にカーボン素材を取り入れ、ボディパネルにアルミ材などを効果的に導入。オープンボディながらも車両重量を2120kgに抑えることに成功している。
足回りには、新たに電子制御のアクティブ・スタビライザーを備えたアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルとMアクティブ・ディファレンシャルを装備し、コーナーリング時の安定性とレスポンスを向上させた。
充実の先進運転支援システムを採用
先進運転支援システムは、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)をはじめ、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングなど、充実の装備で高レベルの安全性を実現している。
加えて、パーキング・アシスタントには、リバース・アシスト機能が備わり、前進した直近50mの軌跡を記憶し、そのルートを正確にバックで戻ることが可能。この機能を使えば、狭い道路に誤って侵入した時などに、安全に元のルートへ復帰できる。
また、操作システムには、10.25インチのコントロール・ディスプレイと12.3インチのフル・デジタル・メーターで構成される「BMW オペレーティングシステム7.0」を導入し、必要な情報を走行時にストレスなくアクセスできる。
主要諸元
主要諸元
・全長x全幅x全高(mm):4,855×1,900×1,345・ホイールベース(mm):2,820・車両重量(kg):2,120・駆動方式:4輪駆動・パワートレーン:4,394ccV型8気筒DOHC・最高出力(kW 〔ps〕 / rpm ):390〔530〕/5,500・最大トルク(Nm 〔kgm〕 / rpm ):750〔76.5〕/1,800-4,600・トランスミッション:電子油圧制御式8速AT・燃料消費率WLTCモード(km/L):8.2