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更新日:2018.11.29 / 掲載日:2017.04.24
ホンダ、新型「シビック TYPE-R」がFF最速ラップタイム記録
最速のラップタイムを記録した「シビック TYPE-R」
ホンダは4月24日、新型「シビック TYPE-R」の走行テストをドイツ ニュルブルクリンクで行ない、FFで最速となる7分43秒80のラップタイムを記録した。今回の走行テストは最終開発車両で行われ、先代が記録したタイムを7秒近く更新。最速記録を保持していた「フォルクスワーゲン ゴルフシリーズのゴルフGTIクラブスポー」の7分49秒21という記録も更新し、FFで最速の称号は「シビック TYPEーR」となった。
新プラットフォームを採用し剛性が向上している
先代「シビック」も高い運動性能を誇り「ゴルフGTI」の持つFF記録に約1秒差となる好記録を持っていたが、さらに今回新型「シビック」が走行することでモデルチェンジによる運動性能の向上を証明してみせた。パワートレーンにおいて、2.0リットルVTECターボエンジンをパワーアップ。最高出力320ps、最大トルク400Nmに引き上げるとともに、6速MTのローレシオ化によって加速性能を向上。さらに新プラットフォームを採用しねじり剛性の向上やボディの軽量化、マルチリンク式リアサスペンションの採用により運動性能を大幅に向上させている。
2017年夏より世界各国に展開される予定となっている
また、サーキットでの走行性能だけではなく一般公道での安定走行性も大幅に進化。新たに設定したコンフォートモードを含む、3つのドライビングモードによって、市街地からサーキットまで、より幅広い走行シーンにマッチしたダイナミック性能を提供する。生産は、ホンダ オブ ザ ユー・ケー・マニュファクチュアリング リミテッド(Honda of the U.K. Manufacturing Ltd.)で行なわれ、2017年夏より欧州と日本・北米など世界各国で発売する予定となっている。