イベントレポート[2019.02.12 UP]

噂のクルマNEWS。その真相は?!【ニュースキャッチアップ】東京オートサロン2019 スープラ復活で沸いたクルマの祭典をレポート

文●工藤貴宏 写真●川崎泰輝、飯野兼嗣
(掲載されている内容はグー本誌 2019年2月掲載の内容です)

関連情報

新車 モーターショー

未発売のクルマも展示されるお祭り

 東京オートサロンは、年明けのクルマの祭典としてすっかり定着したイベント。幕張メッセを会場に1月11日(金)のプレスデーからはじまり、12日(土)と13日(日)の3日間にわたる日程で、会場を訪れた人はなんと33万666人と前回よりも3.6%増。会場内は、真冬の寒さを感じさせない大混雑で、人気の展示には近づくだけでも大変だ。
 東京オートサロンのルーツは、速く走るための改造を施されたクルマを集めた「チューニングカーの祭典」でアウトローなイベントだった。今でも、主役はあくまでチューニングカーやドレスアップカーである。
 しかし昨今は、国内外の自動車メーカーも参入。カスタマイズしたクルマや市販前のクルマを展示する“裏モーターショー”的な催しに進化。そのうえフェラーリやランボルギーニなどモーターショーには出展されないスーパーカーまで間近に見られるのだから、たくさんのクルマ好きが押し寄せるのもよくわかる。
 今年はトヨタが市販前の新型スープラが偽装仕様やレース仕様として展示され、マツダは夏ごろに正式発売と言われている「マツダ3」を日本初お披露目。大注目されていた。
 世間ではクルマ離れが叫ばれているけれど、会場を歩いていると、あまりの盛り上がりに世間のクルマ離れなんて信じられないほどである。

【CLOSE UP】話題の新型モデルが続々登場!

 最大の注目は、今年の春(夏前くらい?)に正式発売と言われている新型スープラを展示したトヨタブース。ラッピングで偽装を施した市販仕様[1]のほか、2019年よりスーパーGT選手権に参戦するレース仕様[2]も公開された。また、世界に2台しかないセンチュリーをベースにした社長専用車のカスタマイズ仕様[3]や、トヨタ車ではないが今後発売が確実視されているコペンのスポーツカスタマイズ仕様「GR」[4]も大注目だ。

WRX STI Rally Concept
ブルーのボディカラーにゴールドのホイールが、かつてWRC(世界ラリー選手権)で活躍したインプレッサWRXを彷彿とさせる。

MAZDA3
マツダはアクセラの後継車となる「MAZDA3」を日本初公開。個性的なデザインは来場者からも高い評価を得ていた。

ジムニーシエラ ピックアップスタイル
スズキ自身がジムニーのピックアップトラックを提案。残念ながら市販はなさそうだが、人生を楽しくしてくれそうな魅力がある。

無限インサイト
「インサイト」をベースにホンダのスペシャリストである無限がドレスアップ。エアロパーツはレース直系の空力デザインだ。

JUKE Personalization Adventure Concept
日産はジュークを元にクローラー(キャタピラ)を装着した大胆なモディファイで驚かせた。自由な発想の遊び心が楽しすぎる。

ミラトコット
「ミラトコット」のカスタマイズを提案したダイハツ。「スポルザver.」は懐かしい赤/黒ツートーンでスポーティドレスアップ。

デリカD:5 URBAN GEAR
三菱自動車は発売前の「デリカD:5」を展示。一般に向けての実質的な初公開で、多くのデリカファンの注目を集めていた。

東京国際カスタムカーコンテスト受賞車両はこちら

HKS TRB-04

 コンセプトカー部門で最優秀賞を受賞したのは、チューニングパーツメーカーHKSが制作したスイフトベースの怪物。筑波サーキットの最速ラップをねらう。

NATS RX-STANCE

 モチーフはマツダがかつて東京モーターショーに出展した「RX Vision」。自動車専門学校の生徒が制作した車両で、ベースはなんとRX-8という力作だ。

SONKIMLAND WEST FIELD by RE雨宮

 イギリス製の超軽量スポーツカー「ウエストフィールド・スーパーセブン」をベースにRE雨宮がターボ付ロータリーエンジンを搭載。近未来的な姿も特徴だ。

会場を歩けば元気になれる

 東京オートサロンは、モーターショーとは違って自動運転への展望とか電動化社会への対応や環境対策といった小難しい話は一切なし。「カッコいい」、「スゴい」そして「楽しい」と、わかりやすいクルマがたくさん展示されている単純明快な祭典だった。クルア好きを元気にする要素が満載。

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