グーネット

輸入車[2019.02.03 UP]

フォルクスワーゲン 最新運転サポート装備GUIDE vol.5/安心と快適はサポート装備で差がつく!

写真●グーワールド
※中古車参考価格はすべてグーネット2019年1月調べ。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2019年3月号の内容です)


【フォルクスワーゲンの最新運転サポート装備GUIDE】クルマの良し悪しを判断する基準とはなんだろう? 0-100km/h加速のタイム? 燃費? それとも静粛性? カーライフを安心かつ快適なものにしてくれる「差」。いま、ドライバーを助けるサポート装備に注目が集まっています。

関連情報

輸入車

フォルクスワーゲンの特徴:乗るひとだけでなく、周囲まで守る安全性への意識の高さ

ターニングポイントは2016年の改良にアリ

 小排気量エンジンにターボとDSGを組み合わせたTSIでパワートレインに革命を起こしたフォルクスワーゲン。2012年に登場した小型車UP!に衝突被害軽減ブレーキを採用するなど、その先見の明はさすがというべきものだった。
 そして、2016年1月、従来は車種ごとだった先進安全装備への取り組みを、ブランド全体の取り組みである「フォルクスワーゲン オールイン セーフティ」という形に再編。
 自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールといった「予防安全」、9エアバッグに代表される「衝突安全」、そして事故を起きた後の被害を抑える「二次被害防止」という3つのステージで、包括的な安全性を提供するように進化した。
 つまり、2016年を境として、フォルクスワーゲンの先進安全装備については、その充実度合いが大きく分かれることになる。また、気を付けたいのが、モデルチェンジの関係から、すべての高年式モデルで同等の内容を装備するわけでもないということ。簡単に言えば、ゴルフ以上のクラスとゴルフ以下のクラスで、装備の内容がさらに変わってくる。
 一方、インフォテイメント機能についもフォルクスワーゲンは独自の取り組みを行なっている。車載通信機を標準装備としない代わりに、スマートフォンと連携し、その通信機能を使うというのが特徴。
 連携するのは純正ナビになってしまうが、その代わり導入費用やランニングコストの面で有利。音声認識によるナビゲーションの検索や設定は、情報のリアルタイム性も反映されていて使いやすい。

 純正ナビシステムとスマートフォンを連携させることで、オンラインならではのリアルタイム性のある情報が活用できるようになる装備。音声による目的地検索にも対応し、走行中にも操作および設定ができるのも魅力。

2016年以降はゴルフ以上のモデルで内容が大きく進化。ポロも新型では装備が充実した。

骨太な基本設計が、自動運転技術の採用で一気に先進的に

全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロール[渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」]
先行車との間隔を一定に保ち、走行レーンを維持するサポート装備。交通渋滞時やストップ&ゴーの多い状況に有効で、アクセル、ブレーキに加えてステアリング操作も補助する。

ドライバーの意図しない車線の逸脱を予防する[レーンキープアシストシステム「Lane Assist」]
フロントガラスに設置されたカメラの映像をモニタリング。運転手が意図しない車線逸脱が起こりそうな場合には、ステアリングを補正することで同一車線をキープする。

斜め後方の死角を監視し、衝突事故を未然に防ぐ[レーンチェンジアシストシステム「Side Assist Plus」]
リヤバンパーに装着されたセンサーが70m後方までを監視。車両の斜め後ろに車両が接近した場合、インジケーターを点灯。車線変更による衝突の危険がある場合は自動で軌道を修正する。

操作情報からドライバーの疲労度をチェック[ドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」]
ステアリング操作をモニタリング。眠気や疲れにより、通常とは異なる操作が発生した際に、インジケーターによる表示と警告音で休憩を促す。

衝突の危険を察知し、自動でブレーキを作動させる[プリクラッシュブレーキシステム「Front Assist」]
全車速域においてレーダーが前方を監視。衝突の危険性を感知した際にはドライバーに警告を行い、それでも回避操作が行われなかった際には自動的にブレーキが作動する。

エアバッグの機能を最大限に生かすシステム[プロアクティブ オキュパントプロテクション]
事故が発生する可能性が高まった段階でシステムを作動させることで、エアバッグの効果を最大限に発揮できるよう準備する仕組み。ウインドウを閉じ、シートベルトを巻き上げる。

事故が起きた後の被害を最小限に抑える[ポストコリジョンブレーキシステム]
万が一、事故が発生してしまった際に作動するシステムで、自動でブレーキをかけて車速を落とす。対向車線にはみ出すことで発生する多重事故を防ぐための機能。

駐車場からバックで出る際の危険を減らす[リヤトラフィックアラート]
リヤバンパーのセンサーが接近する車両を監視。警告音にてドライバーに注意を促すほか、ドライバーが無反応であったり、ブレーキ操作が不十分な場合、自動ブレーキを作動させる。

高精細の大型液晶モニターに各種情報を表示[アクティブ インフォ ディスプレイ]
12.3インチのディスプレイを使ったメータークラスター。画面表示は数種類用意されており、ドライバーの好みやシチュエーションに応じた表示に切り替え可能。

ハンドル操作に連動してコーナーの先を照らす[ダイナミックコーナリングライト]
ハンドル操作と連動してヘッドライトの照射角度を調整。前方を路肩を含めて明るく照らすことにより、事故を未然に防ぐ。ゴルフを始め多くのモデルに採用されている。

高度なサポート装備を求めるなら高年式かつハイグレードモデルを

2016年以降はより装備が充実している
 自動運転技術を活用した運転サポート装備を求めるなら、ゴルフ以上のクルマがターゲットになる。時期で言えば、2017年以降のモデルだ。渋滞時に先行車を追従し、車線の逸脱を補正してくれる「レベル2」相当の自動運転技術が採用されている。また、インフォテイメント機能である「Volkswagen Car-Net」にも注目したい。純正ナビとスマホをリンクさせることで、インターネット上のデータを活用した高度なサービスが受けられる。

ARTEON

 自動ブレーキの性能がアップし、夜間でも歩行者などを検知。いわゆる右直事故を防ぐインターセクションサポートを世界で初めて採用。
中古車参考価格帯:460万円〜580万円(17年〜19年 全グレード)

PASSAT

 本国ドイツではベストセラーの常連である上級サルーン。1.6L直4ターボの導入によって価格面でも手頃感があり、注目の1台。
中古車参考価格帯:160万円〜400万円(15年〜19年 全グレード)

GOLF

 VWだけでなく世界を代表するスタンダードカー。現行型は熟成が進み、各種装備も充実。テクノロジーパッケージ装着車が人気だ。
中古車参考価格帯:100万円〜300万円(13年〜19年 Rを除く)

クルマとしての基本的な安全性や利便性は従来モデルでも十分

自動運転系が不要なら先代モデルがお買い得
 自動ブレーキや車線キープ機能といった自動運転技術に魅力を感じないのであれば、4〜5年落ちのモデルが非常にお買い得になっている。とくにティグアンやポロは、フルモデルチェンジ前の熟成した高年式車が数多く中古車市場に出まわっているため、積極的にねらいたい。華やかな先進装備はなくとも、クルマとしての基本性能はいずれもクラス屈指で、長く愛用できるところは、フォルクスワーゲンならでは。安心して購入できる。

TIGUAN(先代モデル)

 先代モデルとなったが、まだまだコンパクトSUVとして魅力のあるクルマ。設計年式の古さゆえ、先進安全装備には若干の不満が。
中古車参考価格帯:100万円〜400万円(08年〜15年 全グレード)

THE BEETLE

 説明不要の人気モデル。残念ながら自動ブレーキを装備しないものの、リヤトラフィックアラートなど日常で便利な装備を採用。
中古車参考価格帯:95万円〜310万円(12年〜19年 全グレード)

POLO(先代モデル)

 フルモデルチェンジによって先代モデルとなったポロは、いまもっとも中古車を購入しやすいタイミング。装備の基本レベルは高い。
中古車参考価格帯:45万円〜250万円(09年〜18年 全グレード)

グーネット編集部

ライタープロフィール

グーネット編集部

クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グーネット SNS公式アカウント