中古車購入チェックポイント
更新日:2019.06.27 / 掲載日:2019.02.04

ホンダN-ONEの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ホンダN-ONEの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

N-ONEは、「N BOX」「N BOX+」に続く「N」シリーズの、第3弾として2012年11月に誕生しました。

デザインは、ホンダ初のエポックメイキングな軽乗用車として1967年に発売された「N360」をオマージュし製作されました。丸型2灯ヘッドランプを備えたフレンドリーなフロントマスクをはじめ、高さのあるボンネットフードや安定感のある台形型ボディなど、「N360」を今のトレンドにマッチしたモダンな佇まいが特徴的なモデルです。

長く愛着が持てるシンプルな外観デザインを採用し、クラスを超えた質感の高いクリーンなインテリアやフットワークの良い機敏な動力性能、クラストップレベルの省燃費性能などが評価され、発売から約1ヶ月間で月間販売目標台数10,000台に対し約25,000台を超える受注を獲得しました。

ルーフ部分を塗り分けたスタイリッシュな2トーンボディカラーをはじめとする、豊富なカラーバリエーションが用意されています。

ほかにもメッキ加飾が外観上のアクセントとなるプレミアムモデル、65mm車高を下げ、立体駐車場に対応させた低全高モデル、中低速域から高速域まで息の長い豪快な加速性能を誇るターボモデルなどがリリースされ、個性を引き立てる豊富なラインナップとなっています。

ホンダ独自の燃料タンクを前席シート下に格納する「センタータンクレイアウト」を採用した高効率パッケージデザインを採り入れ、ダイブダウン機構付分割可倒式リヤシートや豊富な収納スペースを確保しています。使い勝手の良い広々とした室内空間は大人4人が乗車しても十分な積載スペースを確保しています。

「早く」「長く」「優しく」展開する独自の運転席用i-SRSエアバッグシステムや助手席用SRSエアバッグシステムをはじめ、VSA(車両挙動安定化制御システム)、エマージェンシーストップシグナルに加え、HSA(ヒルスタートアシスト機能)などを標準装備しています。全方位コンパティビリティボディ「G-CON」ボディとともに、乗車して安心感を与える安全性能も人気の要因といえるでしょう。

ここではN-ONEの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

N-ONEの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

N-ONEの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

初代 ホンダ N-ONE JG系(2012年~)の主なグレードの特徴

・スタンダード/スタンダード ローダウン
直列3気筒自然吸気エンジンを搭載するベーシックグレードです。
一部のグレードを除き、2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定されています。
ベーシックグレードながら、運転席用i-SRSエアバッグシステム、助手席用SRSエアバッグシステム、VSA、エマージェンシーストップシグナル、ヒルスタートアシスト機能などの安全装備が施されています。

また、プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー、Hondaスマートキーシステム、プッシュエンジンスタート/ストップスイッチ、チルトステアリングなどの快適装備が標準搭載されます。

UVカット機能付フロントウインドウガラス、高熱線吸収/UVカット機能付フロントドアガラス、高熱線吸収/UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア/テールゲート)に加え、プロジェクタータイプハロゲンヘッドライトが装備されます。

足回りは14インチタイヤ&フルホイールキャップ付スチールホイール仕様となります。
ローダウンモデルはFF駆動のみの設定となります。

専用のローダウンサスペンションやフロントスタビライザー大型テールゲートスポイラーを備え、ノーマルモデルと比較して65mm車高が下がり、立体駐車場に対応するモデルです。

・スタンダード L/スタンダード ローダウン L
「スタンダード/スタンダード ローダウン」グレードに対し、360°スーパーUV&IRカットパッケージやプロジェクタータイプディスチャージヘッドライト、オートリトラミラー、運転席ハイトアジャスターなどの安全・快適装備が追加されます。

加えてナビ装着用スペシャルパッケージ(ETC車載器+充電用USBジャック)が装備されます。
ステアリングガーニッシュがホワイトアイボリータイプへ変更されます。

・スタンダード ツアラー
直列3気筒ターボエンジンを搭載し、駆動方式は2WD/FFのみの設定となります。
「スタンダード L」グレードに対し、クルーズコントロール、パドルシフトが追加装備されます。

・セレクト ツアラー
「スタンダード ツアラー」グレードに対し、シート地がプライムスムース&ダブルラッセルのコンビシートとなり、ステアリングガーニッシュはピアノブラック調へ変更されます。また、運転席&助手席シートヒーター、クロームメッキドアサイドモールが追加されます。
フルタイム4WDモデルが設定され、親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス が装備されます。

ヘッドランプはプロジェクターハロゲンタイプとなります。
足回りは14インチタイヤ&カラードディッシュホイール(ブラウン)仕様となります。

・プレミアム ツアラー
「セレクト ツアラー」グレードに対し、プロジェクタータイプディスチャージヘッドランプやLEDフォグランプをはじめ、インテリアイルミネーション(ホワイト)、シート地とコーディネイトされたドアライニング、本革巻ステアリングホイールが装備される最上位グレードです。
フロント&リヤルームランプがLEDタイプとなり、テールゲートスポイラーが装着されます。

なお運転席&助手席シートヒーターは4WDモデルにのみ装備されます。
シート地はプライムスムース&ジャージのコンビシート仕様となり、足回りは15インチタイヤ&アルミホイールが装着されます。

・RS
ターボエンジンを搭載し、専用サスペンションや大型テールゲートスポイラーを備える、低全高モデルです。駆動方式は2WD/FFのみの設定となります。

「プレミアム ツアラー」グレードに対し、パンチング&スムースレザー+レッドユーロステッチが施された専用アクセントカラーロアガーニッシュ付本革巻ステアリングホイールと本革巻セレクトレバーが装着されます。

シート地はプライムスムース&ダブルラッセルのコンビシート、ドアライニングはトリコットとなり、インテリアイルミネーションはスポーティなレッド照明となります。
足回りは15インチタイヤ&アルミホイール(オールブラック)が装着されます。

ホンダ N-ONE JG系中古車検索ページ

N-ONEの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

N-ONEの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、N-ONEの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年8月時点で参照したものとなります。

初代 ホンダ N-ONE JG系(2012年~)の燃費・維持費

・JG1:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:28.4km/L
年間ガソリン代:約47,535円(352.1L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約58,335円 ※3

G(2016年12月モデル)

・JG1:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.8km/L
年間ガソリン代:約52,325円(387.5Lx135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約63,125円 ※3

ツアラー(2016年12月モデル)

・JG2:0.66L/CVT /フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.0km/L
年間ガソリン代:約58,695円(434.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約69,495円 ※3

プレミアムツアラー(2016年12月モデル)

軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。ここでは発売時期から10,800円の税額を用いています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

N-ONEの中古車価格相場から選ぶ

N-ONEの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

N-ONEはシンプルながら洗練されたモダンな外観デザインをはじめ、質感の高い上質なインテリアやフットワークの良いアクティブな動力性能など、人気の高い軽ハッチバックモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力といえるでしょう。

N-ONEの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 ホンダ N-ONE JG系:27~208万円
JG1:27~208万円
JG2:45.8~149.3万円

G:29~126.6万円
ツアラー:29.5~131.2万円
プレミアム:53.5~165万円
プレミアム ツアラー:47.9~164.8万円
プレミアム ツアラー・ローダウン:109.8~162万円
モデューロX:121.8~162万円
プレミアムツアラーSSネオクラシックレーサーパッケージ:149.8~174.8万円

N-ONEは2012年11月の誕生以来、月日が経過していることもあり、中古車の車両に関しては値ごろ感が出ています。
実質初年モデルにあたる2013年式モデルに多くの登録車両が見られ、50万円台から100万円台の価格帯を中心に中古車相場が形成されています。

走行距離は2013年モデルでも1万kmから7万km未満まで幅広く分布している特徴が見受けられます。
登録から日が浅く、走行距離の少ない車両も多く見られ、予算に応じて年式、グレード、装備、程度から最適な1台が見つかることでしょう(上記中古価格帯については、2018年9月5日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

N-ONE(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ホンダ N-ONEの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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