ジープ・新型ラングラーがフルモデルチェンジ！ 11月23日より販売開始

今回のフルモデルチェンジでは、ラングラーが長年にわたり継承してきた歴代伝統のスタイリングや独自の世界観を変えることなく、走破性能や現代のSUVに求められる快適性や安全性、燃費性能を大幅に向上させています。
日本市場に導入されるラインアップは、新設計の2Lターボエンジンを搭載する4ドアの「Unlimited Sport」と、改良型3.6Lの4ドア「Unlimited Sahara Launch Edition」、同じく改良型3.6Lエンジン搭載の2ドア「Sport」（受注生産）の3グレードが用意されます。

第二次大戦中に米軍が発注した軍用車、ウィルス・ジープが祖先です。戦後は日本の三菱もノックダウン生産をしていました。1955年に一般向けとしてジープCJが登場します。CJが車名を変更し、1987年に登場したのが初代ジープ・ラングラーです。今回登場するのは、ラングラーとしては4代目のモデルとなります。まさしくジープ直系の伝統あるモデルといえます。

新型ラングラーのデザインは、1955年に誕生した民間用ジープ「CJ-5」の特長を大きく反映させており、とくにヘッドライトの内側が7スロットグリルに食い込んだデザインや、エアロダイナミクスを追求した形状などで大胆かつワイルドな仕上がりとなってます。また、ヘッドライトやフォグライト、テールランプなどを全てLED化し、ラングラー史上初のLEDライト搭載モデルとなっています。

インテリアはスタイリッシュで優れた多様性と快適性をもっており、上質な素材が随所にちりばめられたクラフトマンシップ溢れるデザインとなっています。インテリアはスタイリッシュで優れた多様性と快適性をもっており、上質な素材が随所にちりばめられたクラフトマンシップ溢れるデザインとなっています。ダッシュボードはラングラーの伝統を取り入れた水平基調のデザインが特長。USBポートやラングラー初の「プッシュボタン・スタート」が装備されます。さらにSportには標準で7.0インチ、SaharaとRubiconには標準で8.4インチのタッチパネルモニターが装備されます。第4世代のUconnectシステムが採用され、Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応、スマートフォンとの連携がスムーズに行えます。ユーザーインターフェイスとシステムのパフォーマンスが向上しています。

メーターパネルの中央には、フルカラー７インチマルチビューディスプレイを装備。再生中のメディアやデジタルスピードメーターなど100通り以上の情報を表示することができます。ステアリングホイールにはオーディオ、ボイスコマンド、クルーズコントロールの操作ボタンが配置されており、ドライバーはステアリングから手を離したり、目線を外すことなく運転することができます。

先代型に搭載されていた3.6LペンタスターV型6気筒エンジンに大幅な改良が加えられ、さらに新型の2.0L直列4気筒ターボエンジンがラングラーに初採用されました。また導入される全てのグレードに8速オートマチックトランスミッションとスタート&ストップシステムが採用されています。2.0Lエンジンは、クラストップのパワーを誇りながらもレギュラーガソリン仕様なので経済性にも配慮されています。一方改良型3.6Lエンジンは、低速トルクを重視した幅広いトルクバンドによる力強い走りが魅力です。

まず頑丈な構造のボディ、抜群の悪路走破性は間違いなく安全性向上に寄与します。さらに安全装備面では、後退時の後方確認を補助する「Parkview リアバックアップカメラ」や「ParkSense リアパークアシスト」を全車に標準装備しています。「Unlimited Sahara Launch Edition」では、フロントパークアシストとブラインドスポットモニター／リアクロスパスディテクションも標準装備となります。

新型Wranglerには、アイドリングストップ機能が装備されるため燃費に大きく貢献します。従来モデルの7.5km/Lという燃費に対して、改良型3.6LV6エンジンでは「9.2km/L」、直4エンジンは「11.5km/L」でと大幅に燃費が改善されています。

新型ラングラーの価格は
メーカー希望小売価格（税込み）
Sport（2ドア、3.6L 8AT、4×4）
4,590,000円
Unlimited Sport（4ドア、2.0L 8AT、4×4）
4,940,000円
Unlimited Sahara Launch Edition （4ドア、3.6L 8AT、4×4）
5,300,000円