カーライフ
更新日:2018.11.30 / 掲載日:2018.10.22
軽自動車を試乗する際のポイントとは?
車の購入を検討している方や、新車のスペックを体感したい方には、試乗をお勧めします。
カタログで知る性能だけでなく、実際に体感することで性能や快適性などをチェックできるからです。
また、気になる車が軽自動車であれば、一般の乗用車よりもパワーに上限があり、運転時の感覚や使い心地にも違いが出てきますので、試乗がより重要と言えるでしょう。
試乗の時間は10分~20分程度と短いので、試乗を依頼する際には、事前にしっかりと確認項目をまとめておくと見落としが少なくなります。
ここでは軽自動車の試乗時のチェックポイントについてご紹介します。
エンジンパワー・加速力
軽自動車は一般の乗用車と比較すると、660ccの規格となっており、パワー不足を感じることがあります。
軽自動車は普通車とくらべて重量は軽く有利な面もありますが、加速力が不利な面があるため、できるだけ加速力の良い車を探している方もいらっしゃるかもしれません。
カタログや公式ホームページなどに掲載されている情報を参考にエンジンパワーや加速性能を比較することができますが、実際に試乗して体感して気付くことがたくさんありますので、興味のある車種は必ず試乗することをお勧めします。
机上で検討するだけでなく、エンジンパワーや加速した時の様子は、実際に車を走行させることで自分に合っているのかどうかを確認することができるでしょう。
エンジン音やロードノイズなどの走行音
試乗して初めてわかることは加速性能だけでなく、走行時のエンジンや道路を走行した際のロードノイズなどもあります。
車室内の騒音となりますので、どれくらいの音なのかを体験できるのも試乗のメリットです。
特に軽自動車の場合は、静粛性の点で普通車と比較して不利であり、走行時の快適性や居住性に直結しますので、なおさらチェックすべき項目と言えるでしょう。
また、走行時の会話がしやすいか、音楽を聴きやすいかなどと平行して、緊急時の外部からのクラクションをはじめとした車外からの音の聞こえ方についても確認しましょう。
シートアレンジやトランクスペースなどの確認
車室内空間をより快適に過ごすなら、シートを倒して空間を広げたり、休憩しやすい形にアレンジできると便利です。
また、見落としがちなトランクルームの広さや使いやすさにも注目してください。
このように自分がイメージしていた使い方が可能か、多くの荷物を収納できるのかなど使いやすさが評価項目の一つとなります。
試乗をする際には、実際にシートアレンジをしてみたり、荷物を入れてみたりしながら、確認するようにしましょう。
乗り心地・居住性
乗り心地や居住性にも優れていることが大切です。
特に軽自動車は狭い印象がありますので、高さや広さなど快適性の程度を知りたいところです。
実際に運転席はもちろんのこと、助手席や後部座席などにも乗って、居住性を確認しましょう。
また長時間運転することもありますので、疲れにくさを意識して、乗り心地のチェックもしましょう。
取り回し・運転のしやすさ
軽自動車は小回りがきくので、狭い駐車場でも一般の乗用車と比較して運転がしやすい傾向にあります。
そこで、試乗時に注目している車種の取り回しや運転のしやすさの程度を知るチャンスです。
実際の運転で、狭路や駐車場からの出し入れの操作性や運転のしやすさに注目したいところです。
まとめ
試乗をすることで、カタログなどでは入手することができない情報を体感で得ることができます。
また気になっている軽自動車を複数台試乗することによって、それぞれの車種などを実際に比較することもできます。
注目している車があるなら、販売店に依頼して試乗することをお勧めします。