独ポルシェ、｢パナメーラ GTS｣｢パナメーラ GTS スポーツ ツーリスモ｣を欧州で発表

インテリアは、｢ポルシェ アドバンストコックピット｣を採用。最新世代となる｢ポルシェ コミュニケーションマネージメントシステム｣は、12.3インチフルHDタッチスクリーンを装備。各機能は、ボイスコントロールなどで直感的な操作が可能となる。｢ポルシェ コネクト｣のオンライン機能、Apple Car Playによるスマートフォンの活用や、自然な言語入力に対応したボイスコントロールシステムなどを装備する。

標準装備となる｢ポルシェ コネクトプラス｣は、オンラインサービスとインターネットにアクセスすることが可能。また、リアルタイム交通情報表示が付属するオンラインナビゲーションもこれに含まれる。ドライバーの正面は、アナログレブカウンターが中央に配置され、両側には2つの7インチフルHDディスプレイをレイアウト。全てのドライビングデータと、マルチファンクションステアリングホイールで選択した追加情報を表示。新型ヘッドアップディスプレイも装備する。

そのほか、新世代のアシスタンス システムを導入。人や大型動物を検知する熱探知カメラを使用して、コックピットにカラーハイライト警告灯を表示する｢ナイト ビジョン アシスタント｣を装備する。84の輝点を備えた｢LEDマトリックスヘッドライト｣を選択すると、予想されるドライビングコースの範囲内に歩行者などが入ると、ロービームの照射範囲を越えた場所にいる歩行者でも短時間ライトが照射されるという。

｢ポルシェ イノドライブ｣は、ナビゲーションデータとレーダー、ビデオセンサーからの信号に基づいて、3km先までの最適な加速度と減速度、ギア選択、およびコースティングフェーズを計算して起動。この電子制御コパイロットは、コーナー、斜面、速度制限も自動的に算出する。