【グーパーツ】THE MOST RECOMMEND PARTS

　最近、軽自動車のカスタマイズで注目を集めているのが「オーバーフェンダー」を装着したドレスアップ仕様。いわゆる「SUVテイスト」に仕上げるためのテクニックだ。
　本来、車体サイズ枠のギリギリの寸法で設計されている軽自動車の場合、オーバーフェンダーの装着により、白ナンバー（登録車）への構造変更が必要になるはずなのだが、「どれだけ幅が拡大するか？」によっては、誤差範囲に収まる場合もある。その寸法が「9mm」。これは車検証上の寸法表記が「1cm単位」なので、それ以下の数値なら誤差範囲という捉え方によるものだ。タイヤの「はみ出し基準」が緩和されたことと併せて、オーバーフェンダー装着車が増えているのだ。
　アルトにもこうした「オバフェン車」は見られる。その方向性としては、サーキットなどスポーツ走行を行うために、少しでもトレッドを拡大したいという「スポーツ系」と、車高を上げてテレーンタイヤを装着しオフロード風にドレスアップする「ちょいアゲ系」に二分されるが、こうした両極端の仕様でも似合ってしまうところが、アルトの魅力のひとつかもしれない。
　ちょいアゲ系では、サスペンションの取り付け位置やストローク量を変更する手法が主流で、カスタマイズの工程やパーツの数が一般的な「リフトアップ仕様」に比べると少ないため、手軽に行えるのもメリットだ。アルトはワークスのほか、NAモデルにも4WD車が設定されているが、もともと山岳路などを走るための4WDではないため、リフトアップしてもその性能が大きく変わることはない。そこで、ちょいアゲ系のドレスアップは、FFモデルがベースになることが多い。
　ストリートを普通に走るためのリフトアップ仕様が、これからのブームになるかもしれない。

［SPECIFICATIONS］
UP BURST β：9万8000円

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問シュピーゲル　TEL.048-970-2800　http://www.spiegel.co.jp/

牽引フック：1万1000円（フロント/可倒式）／8500円（リヤ）
サーキット走行で必需のアイテム。スチール製6mm厚の高強度を誇り、競技規定に合致した製品。目を惹くレッドカラーによりスポーティなルックスに仕上げ、ドレスアップ目的としても使用できるのがうれしい。